現役警察官 YURIのつぶやき

犯罪多発のロサンゼルスで警察官として活躍するYURIが、警察官の日常・事件の裏側・ロサンゼルス犯罪のリアルな「現場」をReport。 読者からのコメントや質問にどんどん答えるキャッチボール型コーナー。 アメリカ生活を安全に、また、犯罪に巻き込まれないよう、現役警察官ならではのアドバイスも。

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Vol.8

 

皆さん、こんにちは!!

警察官のゆりです。

 

先週に引き続き、大麻の使用・注意点パート②についてお話しますね!

 

「大麻は合法なのだから、いつでも少量なら持っていていいんでしょ?」

と、聞かれることがよくあります。タバコの場合、所持しながら車などで移動をしても問題となることはありません。しかし、大麻はどうでしょう?

 

大麻を所持して移動する際の条件は、それが開封されていないことです。

しっかりとこのルールを守らなくては、あなたは法を犯したことになります。

 

例えば、車の中で、袋の開いたマリファナや痕跡が見つかれば切符を切られたり、逮捕されたり、刑務所行きになる場合があります。少量であっても車のダッシュボード、後部座席、カバンの中やポケットなどに所持することは一切できません。カリフォルニア州では違法なのです!

 

一方、開封されていないもののみ、車の中にあっても大丈夫です。ただし、開封済みの大麻を所持して車移動をする際は、必ず手の届かない場所に保管することが法律で義務付けられています。鍵のかかった場所へ保管するか、トランクへ入れる事を忘れないで下さい。

 

先週も書きましたが、大麻はFederalの法律ではまだ違法です。大麻を使用しDUIの状態で運転をすること、道端・公共の場で大麻を使用することは違法である上に、他人への迷惑にもなりますから行わないでください。

 

大麻は、マナーと安全をきちんと守った上で使用して下さい。

 

Stay safe, everyone!!!!

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プロフィール YURI
ロサンゼルス 近郊 Police Department勤務

日本から留学生として渡米しアメリカ国籍を獲得。2014年に警察学校に入り6ヶ月後に卒業。現在はLA近郊のパトロールを担当しながら、人身売買根絶を目指す。二児のシングルマザーとして育児と仕事を両立する傍ら、インスタグラムなどのSNSを通して、事件現場の生の情報発信、ファンとの情報交換、交流を積極的に行う。LAのリアルを発信し続け、アメリカのみならず日本からも注目されている。

インスタグラム:@1114lajpn
らららインタビュー記事:『Vol.26 動く人の活動NOTE -警察官YURI』を読む

 

 

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(8/2/2021)

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「【警察官YURIのつぶやき】大麻の使用・注意点 パート②」への2件のフィードバック

  1. 開封されているか、されていないかが重要なのですね知りませんでした。いつもためになる情報をありがとうございます!

    federalのルールと州のルールが違うのがとても紛らわしいですよね。

    1. そうですね!!アメリカの法律のシステムがややこしいのかもしれないですね!(汗)
      要するに開封されてる瓶ビールを車に中に置けないですが、買ったばかりの空いてないお酒は車内に置けますよね?
      それと似たような感覚かもしれません。

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