命を救ったのは小型の衛星通信機器からのSOS カリフォルニアの険しい山中で遭難した少年3人をヘリで救助(10/28)

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【北カリフォルニ28日】10月25日(日)、北カリフォルニアのシエラネバダ山脈にある「シエラ・ビューツ(Sierra Buttes)」で、ハイキング中の10代の少年3人が険しい岩場で身動きが取れなくなり、ヘリコプターによって救助されました。

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現場はサクラメントから北東に約80マイル(約130キロ)離れたタホ国有林内に位置する、標高約2,619メートルの山岳地帯です。

シエラ郡保安官事務所によると、遭難したのはフォルサム周辺から訪れていた16歳と17歳の少年3人です。少年たちはSardine Lakeから日帰りハイキングを開始しましたが、山頂付近の展望台へ向かう階段を利用せず、険しい岩場を登ったところ、自力で下山できなくなったということです。

少年たちは午後2時30分ごろ、携帯電話の電波が届かない場所でも通信できるGarmin社の衛星通信機器「inReach」を使ってSOSを発信。通報を受けたカリフォルニア州緊急サービス局からシエラ郡保安官事務所に連絡が入り、救助活動が開始されました。

現場は展望台の南側にある急斜面で、足場が悪く、地上からの救助は非常に危険な状況でした。

救助にはネバダ郡の山岳救助チーム約20人が出動し、ネバダ州ワショー郡保安官事務所の救助ヘリコプター「RAVEN」も派遣されました。

ヘリコプターの乗組員は、険しい崖に取り残された少年たちを発見すると、救助隊員をロープで降下させ、3人を1人ずつ吊り上げて救出しました。その後、少年たちは安全な着陸地点まで搬送され、待機していた保安官らに引き渡されました。

救助後、少年たちは寒さと疲労を訴えていたものの、健康状態に大きな問題はなく、無事に車まで戻ることができました。

シエラ郡のマイク・フィッシャー保安官は、登山者に対し、整備された登山道を外れないことや、自分の技量を正しく理解することの重要性を強調しました。また、山岳地帯では携帯電話がつながらない場所も多いため、衛星通信などの緊急連絡手段を携帯するよう呼びかけています。

険しい崖の上で動けなくなった少年たちを救ったのは、小型の衛星通信機器から発信されたSOSでした。 今回の救助は、登山時の安全対策と緊急通信手段の重要性を改めて示す出来事となりました。

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