最近マリファナに関連してよく聞く「CBD」ですが、CBDはTHC、CBNに続くマリファナに含まれる三大主成分のひとつ。
マリファナ先進国ではガン、てんかんの治療、生理痛からストレスにまで幅広く処方されるCBDですが、健康ベネフィットは本当にあるのだろうか?”ハイ“になったりしないのだろうか?
Blue Dreamzさんにお尋ねしてみると。
「CBD(正式名称:カンナビジオール)は精神活性作用の効果はないため、”ハイ”にはなりません。精神活性作用があるのは、THC(テトラヒドロカンナビノール)』で、CBDは精神作用が無くたくさんのヘルスベネフィットがあるため、世界では5歳のてんかん持ちの小さな子どもからお年寄りまで幅広く処方されています」
ちなみにCBDとTHCそれぞれの大きな効果は下記のとおり。
●CBD:不安、ストレスの解消、てんかん治療、抗炎症作用、精神病治療など
●THC:リラックス効果、鎮痛効果、陶酔効果など
「また、CBDとTHC成分が含まれている比率は、商品や使用する目的によって様々です。
例えば、vapeペンのCBD:THC=1:1の対比は、リラックス効果が大きく安眠効果が高いとか、CBD:THC=1:3の肌に塗るバームは痛みを和らげるのに即効性があるなど。また、THCを最小限に抑えながらCBDを多く含んだマリファナを育てている生産者もたくさんいます」
マリファナショップを訪れると、CBD商品はたくさん存在する。マリファナにvapeペン、edible、水、tinctureオイル、錠剤カプセル、座薬、バーム、ローション、マッサージオイル、パッチ、バスボム、バスソルト、鼻スプレーなどなど本当にたくさん。その中から自分の目的や体に合ったものを探すのだ。
次回は、CBDの特徴、魅力にもっと迫ります!
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■アドバイザー
Blue Dreamz
茨城県出身、2010年にファッションバイヤーになるのを夢見て、1年間の語学留学でロサンゼルスに渡米。その後メルローズ沿いの洋服屋に販売員/マネージャーとして勤務、独自のセンスを生かし、自身のセレクトシューズブランドADORE Los Angelesを立ち上げ順調に売り上げを伸ばすが、兄の死をきっかけに目的を見失う。人間活動に専念しようと生きていく中でカリフォルニアの医療用大麻というものを知り、日本との大麻に対する価値観の違いに衝撃を受け、自らリサーチを始める。
「日本人にとって大麻はドラッグのイメージがあります。小さい頃から大麻は人生をダメにするドラッグだと教えられる中、世界各国では医療用、そして嗜好用大麻が続々と解禁になっているのはギャップがありすぎるなと思いませんか?大麻にはメリットがあります。大麻によって精神的にも肉体的にも助けられた人をたくさん見ました。大麻先進国の事情をお届けし、少しでも偏見がなくなればと思います」
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