【ロサンゼルス25日】快適に暮らすのに、もっともお金のかかる米国の都市はどこか。米フィンテック企業「スマートアセット」の研究者による新しい調査がこのほど発表された。
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同調査は、快適な暮らしを定義するのに「50:30:20ルール」を用いたと米メディアCBSは述べている。このルールというのは具体的には、手取り収入の50%を「生活に必要なもの」(住居費、光熱費、食費、医療費、交通費など生きるために最低限必要な費用)で、30%を「ほしいもの」(外食や旅行、趣味などの娯楽費支出)、20%を「貯蓄・借金返済」にあてる、というものだ。ちなみにこの調査では、借金を返済し、将来に向けて投資(貯金)できることも快適な暮らしに欠かせない要素だとしている。
調査の結果、快適に暮らすのにもっともお金のかかる米国の都市は、単身者の場合、ニューヨーク市だった。ニューヨークで「快適に暮らす」のに必要となる収入は、単身者であれば年収13万8570ドル(約2055万円)で、大人2人・子ども2人の世帯の場合は、年間31万8406ドル(約4721万円)以上の給与が必要だとした。ちなみに、ニューヨーク市の大人2人・子ども2人世帯の貧困ライン(基本的な生活水準を確保するのに最低限必要なライン)は、2024年のデータによれば、年収4万3890ドル(約661万円)となっている。
快適に暮らすのにもっともお金のかかる都市はニューヨーク市だと割り出されたが、2人の子どもを育てながら快適に暮らすとなると当然順位は変わってくる。大人2人子ども2人の世帯でもっともお金がかかる第一位は、サンフランシスコと出た。年間33万9123ドル(日本円:約5118万円)の世帯収入が必要になると発表された。ほかに、年間30万ドル(約4528万円)以上必要になる都市は全米に6都市あり、東海岸ではボストンやニューヨーク、西海岸ではサンノゼなどが該当する。いうまでもなく、どの都市も比較的治安が良く、教育レベルも高い。歩道や自転車、公園などが整備されており、買い物にも便利なエリアであることは知られているだろう。いっぽう、もっとも低い収入で快適な暮らしを得られる都市の第1位はテキサス州のヒューストンという結果が出た。上位99の米国大都市圏のなかで「もっとも物価が安い」のが大きな要因となっている。2位と3位も同じくテキサス州の都市がランクインしていて、2位はエルパソで、3位はラボックだった。近年は治安も改善しているということだ。テキサス州は州所得税が課されておらず、「ビジネスに適した環境」としても人気を集めている。住宅供給も良好で、比較的安価な住宅の選択肢があるため、「生活費の安い州」として常に上位にいる。
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