花火による大気汚染がロサンゼルス地域で危険レベルに達する(7/5)

【ロサンゼルス5日】花火の煙が残る水曜日、ロサンゼルス地域の大気汚染は危険なレベルに達した。

南海岸大気質管理地区は、ロサンゼルス、オレンジ、リバーサイド、サンバーナーディーノ郡に大気質警報を発令した。

特に南カリフォルニアのインランド・エンパイアにおける短期的な汚染レベルは、中国やインドを凌ぐ世界最悪のレベルであった。

警報は水曜日の夕方まで延長されている。

「微小粒子状物質を吸い込むと、心臓発作、喘息の悪化、肺機能の低下、咳、呼吸困難など、心臓血管や呼吸器系にさまざまな健康影響を及ぼす可能性があり、心臓や肺に疾患のある人は早死にすることもある」とサウスコーストAQMDは勧告で述べている。

101から150の汚染レベルは 疾患をもつ人には体調に影響を及ぼすとみなされ、呼吸器疾患や心臓疾患のある人、高齢者、子どもは長時間の屋外での活動を避けるべきだという。

サン・ガブリエル・バレーのように、大気質指数(AQI)が150を超えた場合は、屋外での活動を制限するよう呼びかけられている。

室内の空気を清浄に保つため、専門家は窓やドアをすべて閉め、エアコンや空気清浄機を稼働させることを勧めている。

「可能であれば、外気を取り入れるスワンプクーラーや全館扇風機は使用しないこと」とサウスコーストAQMDは述べている。「暖炉や焚き火台で薪を燃やすのは避け、ろうそく、線香、フライパン、グリルなどの室内空気汚染源を最小限に抑えること」。

専門家によれば、花火は高レベルの粒子状汚染物質と金属大気汚染物質を放出し、これらはすべて健康に悪影響を及ぼす可能性があるという。

※画像:Purple Air

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