排水路上のユニークな家、希望価格を18万ドル上回る43万ドルで落札 アルハンブラ(7/5)

【アルハンブラ2日】アルハンブラにあるコンクリート製の排水路に架かる橋の上に建てられた一風かわった家がこのほど、希望価格を18万ドルも上回る43万ドルで落札された。

 この家は数週間前に25万ドルで売りに出され、その珍しい立地と比較的安めの売出価格で全米の注目を集め、何百人もの見学人が訪れた。

 この家は、排水路「Alhambra Wash」を見下ろす市所有の橋の脇に1949年に建てられた。広さ450平方フィートの1ベッドルーム、1バスルームで、水路を見渡せるテラスと、屋根の上にはパティオがあるが、駐車場はない。

 この物件を扱った「Compass」の不動産エージェント、ダグラス・リーさんは、43万ドルの最高値をつけた買い手の特定は避けたが、その人物はローズミード高校の元教師だという。

 リーさんによると、この家は、高校時代の友人の両親が2005年に約7万2,000ドルで購入し今まで所有していた。20年近く空き家になっていたという。

 TV番組「Inside Edition」がこの家を「troll house」と呼ぶなどして話題となり、YouTubeに投稿されたこの家についての番組セグメントは、15万5,000人以上が視聴した。

 アルハンブラ市の1ベッドルーム住宅の平均価格は約35万ドルで南カリフォルニアの中古一戸建ての販売価格の中央値は約78万5000ドルとなっている。 

※画像:Douglas Lee Real Estate

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。