神谷桜汰: サッカーの楽しさ、スポーツマンシップ 子供たちに伝えたい

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Toshihiko Seki

神谷桜汰
Ohta Kamiya

SBリトルハスキーズ・サッカーコーチ

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トーランスなどサウスベイ周辺をはじめロサンゼルス在住の日本人の子供たちが所属する日本語サッカートレーニング「サウスベイ・リトルハスキーズ(SB LITTLE HUSKIES)」のコーチ、神谷桜汰さん。ローカルのハイスクールに通う4年生。

週末、トーランスにあるアーノルドエレメンタリースクールのサッカーフィールド。赤色や黄色のジャージを身に着けた子供たちが掛け声を出し合い元気いっぱいにボールを追いながら走り回っている。サウスベイ周辺をはじめロサンゼルス在住の日本人の子供たちが所属する日本語サッカートレーニング「サウスベイ・リトルハスキーズ(SB LITTLE HUSKIES)」は、サッカー教室・サッカーチームとして2021年に発足したNPO法人。下は5歳児から小学生を中心とした子供たち約40人が毎週末サッカーのトレーニングに勤しんでいる。指導を行うコーチ陣は、US Soccerライセンスを保持するコーチや、ローカルのクラブチームで活躍する選手らがボランティアで参加。キッズたちのサッカーIQやスキルアップを目標にトレーニングに取り組んでいる。

 そのコーチ陣の中に、まだあどけない表情のサッカーコーチの姿を見つけた。1年半前からリトルハスキーズにボランティアで指導に参加している神谷桜汰さん。現在ローカルのハイスクール4年生の若きサッカーコーチだ。「僕自身、子供のころからサッカーをずっとプレイしてきましたが、教えるなんて初めてのこと!コーチのヒラキさんから声をかけていただいた時は『僕にできるかな?』と考えましたが、チャレンジしてみようと思った。最初は、幼い子供たちに教えるのは、とまどったりもして大変なこともありましたが、だんだんと慣れてきて、今は楽しみながら教えています」

 サッカースキルの向上も大事だが、礼儀作法など人としても様々なことを学ぶことにも重きを置くリトルハスキーズ。試合が終わった時には、きちんとお辞儀をしてはきはきとした大きな声で「ありがとうございました!」と相手チームへの感謝の気持ちを伝えることを忘れない。「僕はLA生まれLA育ちですが、礼儀作法や挨拶の大切さは家族や、子供のころに入っていた日系サッカー教室でも教わってきました。リトルハスキーズの子供たちにもそんな日本の素晴らしさを身につけてもらいたい」

ローカルのクラブチームでは、セントラル・ミッドフィルダーとして活躍する神谷さん。大学サッカーでも選手として情熱を注ぎたいと話す。

 4歳でサッカーを始めて、学校に通いながらローカルのクラブチームでプレイを続け、ミッドフィルダーとして活躍。今年はハイスクール最後の年。「大学ではコンピューターサイエンス専攻で勉強したい。サッカーでは大学のサッカーリーグレベルで活躍できるまでになりたいと思っています」

「コーチとして、何回も粘り強く教えて、子供たちが頑張って練習してやっとできた時や、成長しているのが見れた時は本当に嬉しいですね!」と笑顔で話す神谷コーチの2023年の目標は・・・「もちろん、リトルハスキーズのトーナメント優勝です!勝利はもちろん大切ですが、サッカーの楽しさを伝えていきたいです」

SBリトルハスキーズ

練習日時は土曜日(15:30~)/日曜日(10:00~)※2時間程度。

サッカーが好きな小学生を募集中!コーチはUS Soccer Coachのライセンス保持者。見学・体験はいつでもどうぞ!

sb.little.huskies@gmail.com
https://www.facebook.com/sb.little.huskies/
インスタグラム @sb.little.huskies

(1/10/2023)

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