Vol.26 スカイダイビング カリフォルニア州
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子供の頃から空を飛ぶことに漠然とした憧れがあり、高所はあまり得意とは言えないながら、これまで幾度となくハンググライダーや、パラグライダーといった大空のアドベチャーにトライしてきた。ジェットコースター類はあまり好きではなく、落ちる瞬間は超苦手。全くもって矛盾の固まりであるが、好奇心は未だに旺盛。身の程知らずで、一生に一度で良いからスカイダイビングをしてみたいなぁ、と考えていたところ、家内が50歳の誕生日プレゼントでその夢を叶えてくれた。

出発地点となる飛行場は、ロサンゼルスから車で北上すること約2時間、セントラルバレーの小さな町、タフト。 チェックインを済ますと、先ずは10分程度のビデオ鑑賞から始まった。ビデオの内容は、スカイダイビング協会のお偉いさんと思われる、長い顎を蓄えた怖い顔のオジサンが参加者を“脅かす”というもの。「スカイダイビングは危険なスポーツであり、全て自己責任。死に至る事もありますが、当方は一切責任は負いません」と、これより直接的なメッセージはないというくらい明確な注意喚起である。ビデオを見終わったら、「はい、ここにサインして」と自己責任の承諾サイン。危険が伴うことは百も承知。家を出発してから、かなり緊張はしていたものの、ここまで脅かされると、流石に命の心配もせざるを得ず、恐怖に拍車が掛かかる。サインが終わると控え室に行き、簡単なブリーフィング。1.ジャンプをする時には頭は出来るだけ後ろに逸らす 2.手は良しと言われるまで胸のストラップを掴む事 3.着地の時は足を上げる、と単純明快なインストラクションだ。その横では、パラシュートを折り畳む人達。どう見てもアルバイトの学生だ。タンデムをするスカイダイビングのプロは、多い日には一日に十回以上もダイブする。ダイブから戻ると、次のお客へのインストラクションなどかなり忙しく過し、使ったパラシュートを自ら折り畳む時間はない。単純作業は地上スタッフが行うことになっている様だが、はたしてこの学生たち本当に大丈夫だろうか・・・
地球を走る
アウトドア・アドベンチャーのすすめ
Nick D (ニックディー)
コロンビア、メキシコなど中南米での十数年の生活を経て、2007年よりロサンゼルス在住。100マイルトレイルラン、アイアンマンレースなどチャレンジを見つけては野山を駈けまわる毎日。
「アウトドアを通して人生を豊かに」をモットーにブログや雑誌への寄稿を通して執筆活動中。
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