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冬の倦怠感。甲状腺機能低下+
冷えのダブル原因の可能性も
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木川カイロプラクティック
Chie Kigawa D.C.
714-271-9495 / 310-715-2770
http://www.kigawachiro.com/
NAETアレルギー療法、頭痛、肩こり、腰痛、小児カイロ、出産前後の骨盤調整、スポーツ障害、交通事故など。
■質問にお答え頂いた方 木川知恵先生
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今のような寒い季節に、当院に来られる女性の中には「特に疲れやすい、倦怠感が続く」という方がおられます。診療で詳しく調べてみると、甲状腺機能が低下しているケースが少なくありません。
甲状腺機能には、体の細胞の新陳代謝を促進する働きや、食物から摂れた脂肪やタンパク質、炭水化物など栄養素を燃焼してエネルギーを作り出す役割、心臓や胃腸、脳の働きを活性化する働きなど、私たち人間が生きていくのに重要な働きを担っています。
甲状腺機能が低下している人は、もともとエネルギーを燃やして熱を作る力が小さい。そこに冬の寒さがプラスされると、冷えが増して、結果としてさらに体力不足の状態を作ってしまうことに。そうならないためにも、しっかりと冷え対策をして意識的に暖かく過ごすことが大切です。
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■その疲れ、もしかして「冬バテ」!?
夏の暑さに負けて体調が崩れるのを夏バテといいますが、冬にも「冬バテ」があるのをご存じですか。冬は昼夜の寒暖差が激しく、それにより自律神経が乱れて体温調節がうまくいかなくない、血の巡りが悪い、などが起こり、体に様々な不調をきたす原因になります。疲れが取れにくい、体がだるい、食欲不振、頭痛などの症状が出るのも特徴。また、日照時間が短い冬は日光に浴びる量も減りがちになるため、日光を浴びることにより脳で起こる「セロトニン」の分泌が減りますので、頭の働きが悪くなったり、心の安定が崩れやすくなります。
自律神経を整えるためには、規則正しい生活リズムを心がけることが大切です。寒い冬はどうしても家に閉じこもり気味ですが、朝起きたらまず太陽の光を浴びて元気に一日をスタートしてみてはいかがでしょう。
(2/8/2022)
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