LA市で最も危険な交差点が判明　重大事故66件、USCが研究結果を発表（10/20）

【ロサンゼルス20日】南カリフォルニア大学（USC）がこのほど発表した研究結果から、ロサンゼルス市内で最も危険な交差点はサウス・ロサンゼルスのサウス・フィゲロア通りとスローソン通りの交差点であることが判明した。
　ロサンゼルス警察のデータを用いた同大学の「クロスタウンLAプロジェクト」によると、この交差点では66件の重大事故が発生しており、そのうち17件は重罪に当たるひき逃げ事故で、7件は歩道を歩行中の歩行者が巻き込まれたものだった。
　交通安全に向けた活動家のダミアン・ケヴィットさんは、「ロサンゼルスでは久々に、交通事故死者数が殺人事件の犠牲者数を上回った」と話し、市警などに安全強化策への投資を強く求めた。