夢を実現する『ビジネスのオンライン化』
マーケティング力と起業家マインドを育てる
世界中の個人起業家が「ビジネスをオンライン化」することで世界中どこでも稼げるようになり、社会に貢献するという夢実現をエンパワーメントすることを使命とする内田直さんによるコラム。ここから、夢実現やビジネスを成功に導くヒントやアイデアがみつかるはず。
Vol.50 今年の勝敗は、残り３ヶ月で決まる。
〜最高の2025年で締めくくるための、突き抜ける起業家のラストスパート術〜
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LALALA Weekly読者の皆さん、こんにちは。ハワイ在住の内田なおしです。
9月も最終週、2025年も残すは3ヶ月です。多くの人が年末に焦りを感じますが、成功する起業家は、この90日間を戦略的に使って1年の成果を最大化します。今日は、今年を最高の形で締めくくるための、具体的な「３つのアクション」に絞ってお話しします。
アクション①：「ワン・シング・フォーカス」〜たった一つのことに集中する〜
まず、最も重要なこと。それは、この残り3ヶ月で「的を絞る」ことです。「あれもこれも全部やろう」とするのは、結局何も成し遂げられません。たった一つの、最も重要な的に、全てのエネルギーを集中させるのです。
ぜひ、静かな時間を作って、今年のはじめに立てた目標リストをもう一度全部見直してみてください。そして、自分にこう問いかけるんです。 「この90日間で、もし、たった一つだけ達成できるとしたら、何が実現すれば『2025年は最高の年だった！』と心から言えるだろうか？」と。
それは、新しいオンライン講座のリリースかもしれませんし、ずっと狙っていた大口のクライアントの獲得かもしれません。その「たった一つのこと」が見つかったら、大きな付箋に書いて、毎日見るパソコンのモニターに貼ってください。これが、残り3ヶ月間の、あなたの進むべき道を示す唯一の羅針盤になります。
そして、ここで絶対に忘れてはいけない大前提の話をします。あなたが決めたその「一つのこと」が何であれ、その全ての行動の根底になければならない、究極のフォーカスがあります。
それは、『クライアントに全集中する』ということです。誰のために、あなたはそのビジネスをやっているのか？その答えは、常にお客さまの中にあるはずです。この大前提を忘れたフォーカスは、ただの独りよがりになってしまいます。これを、ガツンと胸に刻んでおいてください。
アクション②：「環境整備」〜感謝と大掃除で心を整える〜
次に、ラストスパートへのエネルギーを最大限に高めるための「環境整備」です。
まず、この9ヶ月の小さな成功を振り返って自分を褒め、支えてくれた人へ感謝を伝えましょう。このポジティブな勢いが、最後のひと踏ん張りを支えるガソリンになります。
次に、気になっていた「やり残し」のタスクを一掃します。散らかったPCのデスクトップや未返信のメールなどを片付けることで、「心のメモリ」が解放され、最も重要なことに集中できる環境が物理的にも精神的にも整います。
アクション③：「戦略的移動」〜忙しい時こそ、デスクを離れる〜
三つ目は、逆説的ですが「戦略的移動」です。忙しい時、煮詰まった時こそ、勇気を持ってデスクを離れてください。
環境を物理的に変えることで、新しい情報である「ネタ」、予期せぬ人脈である「コネクション」、そして斬新な「アイデア」が生まれます。
なにも、海外に行けと言っているわけではありません。いつもと違うカフェで仕事をする。オンラインで済ませていた打ち合わせに、あえて足を運んでみる。 特に、この「会いに行く」という行為は、自分の時間と労力を先に与える『ギブ』です。オンラインでは得られない信頼関係を築き、新しいチャンスを引き寄せます。
まとめです。 ①一つの目標に絞り、クライアントに全集中する。 ②感謝と掃除で、心を整える。 ③忙しい時こそ移動して、チャンスを掴む。
この３つを実践し、2025年を最高の形で締めくくりましょう！
(10/3/2025)
内田 直 うちだ・なおし HUNDRED DREAMS, Inc. President CEO
世界中の個人起業家にビジネスのオンライン化を教えるオンラインビジネス起業塾『ハワイビジネスモード内田塾』を主宰。 2000年、楽天株式会社に入社後すぐにトップECコンサルタントに。同社の重要な事業部門で事業長を歴任後、2011年にハワイへ移住。2014年にデジタルマーケティングのコンサルティング会社「HUNDRED DREAMS, Inc.をハワイ州に設立。