欧州で子どもの移民5万人が行方不明 調査で判明(5/2)

シェアする

広告

【ロサンゼルス1日】欧州の記者やメディアが参加する調査報道グループ「ロスト・イン・ヨーロッパ」は4月30日、2021〜2023年に欧州外から欧州に到着後、行方不明になった子どもの移民が5万1433人にのぼるとの調査結果を発表した。前回の調査(2018〜2020年)では約1万8000人だったため大幅に増加していることが明らかになった。

 欧州連合(EU)加盟国や英国、モルドバなど31ヶ国を対象に、保護者がいない状態で入国し保護された未成年者のうち、その後、所在がわからなくなった人数を問い合わせたところ、13ヶ国からデータが寄せられ、この数字になったという。保護者がいなかった理由は不明だが、はぐれたり、何らかの事情で子どもだけ先に送り出されたとみられる。

 調査に加わったドイツの放送局「rbb」などによると、ドイツでは保護された子どもの移民は一時的に保護施設で過ごすが、その後の処遇が決まるまで数ヶ月にわたって待たされるケースがあるという。そのあいだに耐えきれずに脱走したり、親戚や知り合いのもとへ行こうとしたりして行方不明になった可能性があるとみられる。

 独メディアは「犯罪組織の手に落ちたり、性的虐待を受けたりする可能性がある」と警告している。「ロスト・イン・ヨーロッパ」は「実際の行方不明者はもっと多い可能性がある」と述べている。2015年の難民危機以来、中東やアフリカなどから難民・移民が流入しているという背景がある。

記事をシェアする

ランキング

よく読まれています

  1. マリブで山火事「ブライソン火災」発生 住民に避難命令、少年施設の入所者38人も避難(10/16)
  2. 米メディアも一斉報道 トレーダー・ジョーズ“2.99ドル夏トート”が再び社会現象化 転売高騰で注目加速(6/5)
  3. カリフォルニア沿岸に迫る巨大な海中波 エルニーニョ関連の「ケルビン波」で洪水・浸食リスク高まる(10/9)
  4. 満員のはずが空席だらけ!? ドジャース本拠地プレーオフ第3戦、米メディアが厳しく批判(10/15)
  5. 【2026年最新】LA現地メディアがお届け!ロサンゼルス「リトル東京」のおすすめ店舗&デジタルマップ完全ガイド
ランキング一覧はこちら >

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。