犯罪多発のロサンゼルスで警察官として活躍するYURIが、警察官の日常・事件の裏側・ロサンゼルス犯罪のリアルな「現場」をReport。 読者からのコメントや質問にどんどん答えるキャッチボール型コーナー。 アメリカ生活を安全に、また、犯罪に巻き込まれないよう、現役警察官ならではのアドバイスも。

Vol.85

ロサンゼルス観光の注意点

最近SNSでよく「ロスに観光に行くのですが何に注意したらいいですか?」という質問をいただいているので簡単で基本的なポイントを説明します。

①ガソリンは昼間入れる

ガソリンスタンドは夜、基本的にホームレスのたまり場となるので事件が多発します。

②基本的に夜は外出しない方がいいですが、万が一外出する場合には、車を止める際に注意を払い人目につくような(電灯があるような)場所に駐車する。 車の乗り降りの際に襲われることが多いので気をつけましょう。

③一人で酔っ払ってUberやLyftに乗らない UberやLyftの運転手により誘拐や性的暴行を受ける被害が増えています。被害者は女性が多いです。

④ブランド品を持って歩かない ブランド品を奪うために銃殺する事件が相次いでいます。

⑤他人との距離を意識する 意識することで不審者をすぐに見つけることができます。

⑥ここは銃社会アメリカ、平和ボケは禁物!!

日本にいる時のように外出の際は携帯電話に夢中になったり、日本の感覚で外を歩いたりしないで下さい。

常に危険と隣り合わせという意識を持つ努力をしてください。麻薬中毒者や精神異常者が急激に増えているため、動機不明な攻撃が増えています。

安全に生活して旅行を楽しんで下さい。

(2/7/2023)

プロフィール YURI
ロサンゼルス 近郊 Police Department勤務

日本から留学生として渡米しアメリカ国籍を獲得。2014年に警察学校に入り6ヶ月後に卒業。現在はLA近郊のパトロールを担当しながら、人身売買根絶を目指すNPO法人LOVE SPECTRUMを立ち上げ活動中。二児のシングルマザーとして育児と仕事を両立する傍らSNSを通してLAのリアルを発信する。

インスタグラム:@1114lajpn

ベストセラー書籍

実録LA初 日本人女性警察官

ロス市警統一採用試験合格までの道のり編

実録LA初 日本人女性警察官

諦めなければ道が開く!卒業率30%の警察学校編

NPO法人 LOVE SPECTRUM
インスタグラム: @lovespectrum2021
ウェブサイト:lovespectrum.org/

らららインタビュー記事:『Vol.26 動く人の活動NOTE -警察官YURI』を読む

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