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犯罪多発のロサンゼルスで警察官として活躍するYURIが、警察官の日常・事件の裏側・ロサンゼルス犯罪のリアルな「現場」をReport。 読者からのコメントや質問にどんどん答えるキャッチボール型コーナー。 アメリカ生活を安全に、また、犯罪に巻き込まれないよう、現役警察官ならではのアドバイスも。
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Vol.51
全米で相次ぐ銃撃戦は一体いつまで続くのか。ロサンゼルスで、殺人率が過去数年の中でも目立って大幅に増えているという実態は何なのか。
「コロナの影響？」とよく聞かれる事があります。
多少なりとも無いと断言はできませんが、それ以前の問題ではないかと、私個人では思っています。アメリカという国自体が犯罪者に対する扱いを年々変化させているという事実が関係しているのです。
例えば、刑務所が混雑している事を理由に、犯罪者を突然釈放する。保釈金の軽減。さらに犯した犯罪の種類によっては保釈金がゼロ。つまり警察官に刑務所へ連行されても、その後家に帰れるわけです。それでは犯罪し放題となってしまいますね。
極め付けはDA(District Attorney)が犯罪者を起訴しないことが非常に多くなっています。ロサンゼルスでは警察署とDAのバトルが日々続いています。DAが責任を果たさなかったという理由で2020年大晦日には、日本人女性が殺害されるという事件がサンフランシスコで起こっております。
挙げ句の果てに現在警察官の経費削減、人件費削減という動きがあるのは、皆さんもご存じかと思います。犯罪が増えていくのに、警察官が削減されていく。犯罪者にとっては犯罪を犯しやすい世の中。今後のロサンゼルスは一体どうなっていくのか。
Stay Safe, Everyone!!!
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ggg.
プロフィール YURI
ロサンゼルス 近郊 Police Department勤務
日本から留学生として渡米しアメリカ国籍を獲得。2014年に警察学校に入り６ヶ月後に卒業。現在はLA近郊のパトロールを担当
インスタグラム：@1114lajpn
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ベストセラー書籍
実録LA初 日本人女性警察官: ロス市警統一採用試験合格までの道のり編
amzn.to/3HqAAoo
実録LA初 日本人女性警察官: 諦めなければ道が開く！卒業率30％の警察学校編
amzn.to/3HqBBoo
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NPO法人 LOVE SPECTRUM
インスタグラム： @lovespectrum2021
ウェブサイト：lovespectrum.
らららインタビュー記事：『Vol.26 動く人の活動NOTE -警察官YURI』を読む
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(6/7/2021)
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