【警察官YURIのつぶやき】 緊急車両に遭遇したら？警察官が思う市民に注意してほしいこと

皆様に切実なお願いがあります。緊急車両が見えたら右に寄ってください！！

右ですよ、右！道路の左ではなく、真ん中でなく、右に寄ってください。

パトカーや緊急車両がライト/サイレンを使用しながら運転している際、それは人の命が関わる大きな事件や、大怪我を伴ってしまうかもしれない事故を防ぐために現場や病院へ向かっています。またはカーチェースで取り逃がすことの出来ない人物を追っている場合もあります。

そしてその際に、我々は皆さまの左側を通り抜けるという規則があります。(もちろん渋滞の時などは思うようにいかないのが現状ではありますが、基本左を通ることになっています。)

ですので、運転している背後から緊急車両が近づいてきた場合はただちに右側に寄って下さい。

緊急車両に道を譲らないと法的に罰せられます。その内容は以下の通りです。

21806 California Vehicle Code: 

the driver of every other vehicle shall yield the right-of-way and shall immediately drive to the right-hand edge or curb of the highway, clear of any intersection, and thereupon shall stop and remain stopped until the authorized emergency vehicle has passed.

(緊急車両以外の車両を運転する者は、直ちに優先通行権を譲り、右手側のカーブに車両を寄せ、交差点は開ける必要がある。緊急車両が通り過ぎるまでは、停止しておく必要がある。)

忙しい日々を過ごしており、皆様も急いでいるという状況があるかもしれません。ですが、緊急事態に駆けつける者、生死に関わる状況に置かれている人に道路を譲るという意識を強く持って下さい。その数秒で救える命があるのです。