犯罪多発のロサンゼルスで警察官として活躍するYURIが、警察官の日常・事件の裏側・ロサンゼルス犯罪のリアルな「現場」をReport。 読者からのコメントや質問にどんどん答えるキャッチボール型コーナー。 アメリカ生活を安全に、また、犯罪に巻き込まれないよう、現役警察官ならではのアドバイスも。

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Vol.38

 

シカゴ(イリノイ州)の空港には緑の郵便ポストのようなものが沢山あり、よく見てみるとCANNABIS AMNESTY BOXと書いてありました。これは、空港にマリファナを持ってきた人が安全に処分するためのマリファナ専用ゴミ箱です。

 

シカゴでは21歳以上のマリファナ所持・使用が合法になっています。医師の診断があれば18歳以上でも使用するができます。ただし連邦が管轄となる空港や建物の中では、異なる法律が適応されるのです。

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カリフォルニアでもマリファナ所持が合法ですが、空港でマリファナが発見された場合には麻薬として押収され、手続きをしなくてはなりません。是非ともロサンゼルス空港にもこのゴミ箱を設置して欲しいですね。

 

 

シカゴ空港で次に驚いたのがトイレの中に注射器や針を捨てる用のゴミ箱があること。赤ちゃんのオムツ台の横に設置されていた注射器/針用ゴミ箱には少し違和感を感じました。ですが、州自体が麻薬中毒者に対して理解が深いのかなという印象でした。

 

これに対して意見は賛否両論だと思います。皆さんはどう思いますか?

 

Stay safe, everyone!

 

ggg.


プロフィール
YURI
ロサンゼルス 近郊 Police Department勤務

日本から留学生として渡米しアメリカ国籍を獲得。2014年に警察学校に入り6ヶ月後に卒業。現在はLA近郊のパトロールを担当しながら、人身売買根絶を目指すNPO法人LOVE SPECTRUMを立ち上げ活動中。二児のシングルマザーとして育児と仕事を両立する傍らSNS通してLAのリアルを発信する

インスタグラム:@1114lajpn

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ベストセラー書籍
実録LA初 日本人女性警察官: ロス市警統一採用試験合格までの道のり編
amzn.to/3HqAAoo


NPO法人 LOVE SPECTRUM

インスタグラム: @lovespectrum2021
ウェブサイト:lovespectrum.org/


らららインタビュー記事:『Vol.26 動く人の活動NOTE -警察官YURI』を読む

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(3/1/2021)

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