【警察官YURIのつぶやき】DATING APPの悪夢

犯罪多発のロサンゼルスで警察官として活躍するYURIが、警察官の日常・事件の裏側・ロサンゼルス犯罪のリアルな「現場」をReport。 読者からのコメントや質問にどんどん答えるキャッチボール型コーナー。 アメリカ生活を安全に、また、犯罪に巻き込まれないよう、現役警察官ならではのアドバイスも。

Vol.182

皆さん、こんにちは！警察官のYURIです。

最近は、多くの幅広い年齢層の方々が、恋愛や結婚をゴールにデートアプリを利用されていると思います。

皆さん、デートアプリの安全性を考えたことはありますか？

先日、ある男のデートアプリを通しての犯罪が明らかになりました。複数の女性とアプリで繋がるたびに、女性に性的暴行・強姦を行いさらに「人に喋ったら殺すぞ」と脅し、犯罪行為を繰り返していました。その手口は恐ろしく、アプリで連絡を取り合い映画に行く約束などを計画立てますが、実際は映画館に行くのではなく、別の場所に連れて行き携帯を取り上げ、性的暴行を加えました。さらには、ホームレスの女性に「車の中で温まっていいよ」と弱みにつけ込み、性的暴行を行ったりと被害者続出。その他、複数の被害者の中には未成年の女性も・・・。

これらの事件については、5月6日に再判決が言い渡されます。この男は、最高で19年の刑罰となるでしょう。今までの検察官ジョージ・ガスコンであれば、どんな証拠があろうと不起訴だったのではないでしょうか・・・。検察官が変わると、犯罪者は刑務所に入るという「当たり前」の生活が戻ってきますね。

ロサンゼルスがもっともっと安全な地域になっていきますように、私は日々祈り続けます。

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らららインタビュー記事：『Vol.26 動く人の活動NOTE -警察官YURI』を読む

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