犯罪多発のロサンゼルスで警察官として活躍するYURIが、警察官の日常・事件の裏側・ロサンゼルス犯罪のリアルな「現場」をReport。 読者からのコメントや質問にどんどん答えるキャッチボール型コーナー。 アメリカ生活を安全に、また、犯罪に巻き込まれないよう、現役警察官ならではのアドバイスも。

Vol.169

止まらない銃撃事件の謎

皆さん、こんにちは!警察官のゆりです。

「アメリカで銃撃事件が多い」という事実は、皆さんのイメージに焼き付いていることと思います。さらに最近は再びスクールシューティングなどもあり、『一体なぜこのような事件が繰り返されるのか?』と、自問自答をしています。

私個人的な考え方ではありますが、これらの恐ろしい銃撃事件と抗うつ剤やメンタルイルネスになんらかの繋がりがあるのではないかと思い、独自にリサーチをしてみました。その結果、驚くようなことがわかってきています。

アメリカで過去に起こった史上最悪の銃撃事件トップ5(被害者の数をベースに付けられた順位)を詳しく調べていくと、犯人に共通点がありました。それは、全員がメンタルイルネスに苦しんでおり、5人のうち4人は抗うつ剤を使用していました。残りの1人は、メンタルイルネスにより暴行事件を起こしており、犯人本人が抗うつ剤について検索していた履歴が残っているものの実際に使用していたかは明らかにされていない状況です。

そのようなリサーチをしていく中で、抗うつ剤を使用している多くの未成年が殺人事件を起こしている統計も目にしました。さらにいくつかの抗うつ剤に関しては何度も裁判で安全性を訴えられているにもかかわらず、その後も何も変わらず処方され続けている状況でした。
コロナワクチンに関してどれだけ大手医療会社が利益を得ているか、CDCが感染死亡者の数を実際の人数より多く報道したことや偽りの効果を、謳い文句にしていたことは、今となっては有名なお話だと思います。自分自身や大切な家族の健康を守っていけるのは、大手医療会社でも政府でもなく、私達一人一人です。

このような会社がスポンサーとなっているTVやラジオの宣伝を鵜呑みにせず、疑いを持つ力が求められる時代になったと感じます。

(9/27/2024)

プロフィール YURI
ロサンゼルス 近郊 Police Department勤務

日本から留学生として渡米しアメリカ国籍を獲得。2014年に警察学校に入り6ヶ月後に卒業。現在はLA近郊のパトロールを担当。人身売買根絶を目指すNPO法人LOVE SPECTRUMを立ち上げ、さらにライフアカデミーというオンラインサロンを立ち上げ防犯についてや犯罪の知識を発信中。三児の母として育児と仕事を両立する傍らインスタグラムやYouTubeを通してLAのリアルを発信する。

インスタグラム:@1114lajpn

LOVE SPECTRUM 
IG: @lovespectrum2021

WEB: lovespectrum.org

2021年に現役ロサンゼルス警察官が設立したNPO団体 LOVE SPECTRUMは、世界各国で問題になっている人身売買による被害を減らし、いずれは人身売買撲滅が可能になるよう活動を行なっています。

LIfe Academy
WEB:yurilifeacademy.com

ライフアカデミーでは、LA 在住の現役警察官 YURI の実体験をもとに、自分自身そして周りの人たちの身を守るために必要な知識を学ぶためのコンテンツを提供しています。

ベストセラー書籍

実録LA初 日本人女性警察官

ロス市警統一採用試験合格までの道のり編

実録LA初 日本人女性警察官

諦めなければ道が開く!卒業率30%の警察学校編

NPO法人 LOVE SPECTRUM
インスタグラム: @lovespectrum2021
ウェブサイト:lovespectrum.org/

らららインタビュー記事:『Vol.26 動く人の活動NOTE -警察官YURI』を読む

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「【警察官YURIのつぶやき】止まらない銃撃事件の謎」への1件の返信

  1. 最近ゆりさんの動画を拝見するようになり、興味深く視聴しています。
    ロスの警察というと我々日本人は銃撃戦を想像するのですが、ゆりさんは実際に犯人を射殺したことはあるのですか?

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