【警察官YURIのつぶやき】お店に損がでないギフトカード詐欺

犯罪多発のロサンゼルスで警察官として活躍するYURIが、警察官の日常・事件の裏側・ロサンゼルス犯罪のリアルな「現場」をReport。 読者からのコメントや質問にどんどん答えるキャッチボール型コーナー。 アメリカ生活を安全に、また、犯罪に巻き込まれないよう、現役警察官ならではのアドバイスも。

Vol.154

皆さん、こんにちは！警察官のゆりです。
お元気ですか?

6月といえば卒業式が行われる月ですね！卒業式といえば、卒業祝いをのギフトを買うことが多くなると思います。ここで気を付けて欲しいのが「ギフトカード詐欺」。

ギフトカード詐欺が厳しく取り締まられない理由は「店の損出が出ないから」なのです。
カード購入者は偽造されていると知らずに、その偽造のギフトカードを購入し、お店でお金を払います。そのお金がそのまま犯人に振り込まれてしまうため、ギフトを受け取った人が実際に利用しようとすると、残高ゼロとなるわけです。

この「ギフトカード詐欺」は組織犯罪と言われる中、以前中国人男性が逮捕されていますが、それは氷山の一角でしょう。私自身ベビーシャワーギフトで頂いたAmazonカードがすでに偽造されていて残高ゼロだったということがありました。また、友人は「Vanilla」というプリペイドカードが偽造されていると知らずに＄200分購入しプレゼントしたところ、使えなかったということもあったそうです。

主にターゲットやAmazon、アメックスやVanillaのプリペイドが狙われやすいと聞きますが、それ以外も要注意だと思います。もしかするとカードより現金で渡す方が無難なのかもしれないですね。

皆さんが被害に遭われないことを祈ります！

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らららインタビュー記事：『Vol.26 動く人の活動NOTE -警察官YURI』を読む

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