【警察官YURIのつぶやき】何気ない行動が命を救う！

犯罪多発のロサンゼルスで警察官として活躍するYURIが、警察官の日常・事件の裏側・ロサンゼルス犯罪のリアルな「現場」をReport。 読者からのコメントや質問にどんどん答えるキャッチボール型コーナー。 アメリカ生活を安全に、また、犯罪に巻き込まれないよう、現役警察官ならではのアドバイスも。

Vol.152

皆さん、こんにちは！警察官のゆりです。
お元気ですか?

先日、日系マーケットで買い物しているときに、『いつもLALALA見てます』ととても素敵な夫婦から声をかけていただきました。そして、私のインスタやYouTubeも見てくださっているということで、日頃から防犯対策を行なっているとおっしゃっていました。そして、旦那さんが先日モールの駐車場で強盗未遂に合ったお話をしてくださったのでここでシェアさせていただきます（本人の了解を得ています）。

ご主人Sさんは、買い物を終えてから車に戻り軽食をとっていたそうです。
すると、突然30代くらいの体格のいい男性2人がSさんが乗っていた車の運転手側と、助手席側のドアを無理やり開けようとしてきたというのです。幸いSさんは、『私がいつも言っているとても大切なルールを守っていたために助かった』と言って下さいました。そのルールは本当にシンプル！

車の乗ったら何をする前にまず全ドアのロックをかける！！

これをするだけで強盗や誘拐、性犯罪や暴行事件など多くの事件に巻き込まれる可能性から自分や家族の身を守ることができます。特にお子様がいる方には、絶対に実行してほしいと思います。

万が一、鍵がかかっているにも関わらず犯人が犯行を諦めないような場合は、車のアラームやクラクションを鳴らすのもいいですし、そのまま車を発信させて逃げることもできます。いつ何が起こるかわからないのがロサンゼルス、すぐできる防犯があるならやらない理由はありませんね！！

日頃発信し続けることはとても楽しいですが、大変なこともあります。ですがこの素敵な夫婦に声をかけていただいて、このようなフィードバックを頂いたことで今まで以上に皆様の安全のために真剣に考えて発信を続けていきたいと心に誓いました。

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らららインタビュー記事：『Vol.26 動く人の活動NOTE -警察官YURI』を読む

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