現役警察官 YURIのつぶやき

犯罪多発のロサンゼルスで警察官として活躍するYURIが、警察官の日常・事件の裏側・ロサンゼルス犯罪のリアルな「現場」をReport。 読者からのコメントや質問にどんどん答えるキャッチボール型コーナー。 アメリカ生活を安全に、また、犯罪に巻き込まれないよう、現役警察官ならではのアドバイスも。

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Vol.12

 

最近、SNSを含むオンライン犯罪が増加しています。自立し始めるティーンネイジャーの被害も多くありますが、あなたはお子様が携帯で誰と話しているのかを把握していますか?

 

最近、実際にあった例を一つ紹介します。

13歳の少女がネットで知り合った友達により強姦され殺害されました。本当に恐ろしい事件です。驚くことに加害者の男性と少女の住む地域は100マイル以上離れており、こういった犯罪に距離は関係ないことが分かりますね。男性は24歳の青年でした。

 

子供達は、何故このような犯罪に巻き込まれてしまうのでしょうか。

 

幼児愛者/犯罪者は、ターゲットにした子供の年齢になりすましたプロフィールを作り、同じ歳のフリをして近づきます。最近は、子供に人気のゲームのチャットルームやSNSでの犯行が目立ちます。大人の目から見ると、子供がいつものゲームをしているだけ。ですので、異変に気付くことが難しいのです。

 

オンラインチャットを通してまずは「知り合い」になります。日々一緒にゲームをしながら「友達」になり、そこから徐々に個人情報を入手します。同じ歳の友達だと思い込んだ無邪気な子供は、住んでいる場所、家族構成、通っている学校、さらにはSNSアカウントをシェアしてしまいます。

 

大人に出来ることは、子供達と日々のコミュニケーションを取り、彼らがどのようなシチュエーションにいるのかを知ることです。子供の行動を24時間監視することは出来なくても、個人情報を守る必要性やネットの危険性を話しておくことが大切です。

 

Stay safe, everyone!!!!

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プロフィール YURI
ロサンゼルス 近郊 Police Department勤務

日本から留学生として渡米しアメリカ国籍を獲得。2014年に警察学校に入り6ヶ月後に卒業。現在はLA近郊のパトロールを担当しながら、人身売買根絶を目指す。二児のシングルマザーとして育児と仕事を両立する傍ら、インスタグラムなどのSNSを通して、事件現場の生の情報発信、ファンとの情報交換、交流を積極的に行う。LAのリアルを発信し続け、アメリカのみならず日本からも注目されている。

インスタグラム:@1114lajpn
らららインタビュー記事:『Vol.26 動く人の活動NOTE -警察官YURI』を読む

 

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▶︎ Vol.5 駐車場での犯罪、あなたは気付けますか?
▶︎ Vol.6 警察官のメンタルヘルス事情と回復方法
▶︎ Vol.7 大麻の使用・注意点パート①
▶︎ Vol.8 大麻の使用・注意点パート②
▶︎ Vol.9 1日10時間+パトロールの激務 育児と仕事の両立の秘訣はこれ!
▶︎ Vol.10 アメリカの警察は本当にドーナツが好きなの?
▶︎ Vol.11 警察官が交通違反を許してくれるのはどういう時?
▶︎ Vol.12 少女がネット”友達”に殺害される。あなたのお子様は大丈夫?
▶︎ Vol.13 警察官も苦しんでいる後遺症 忘れてはいけない9・11
▶︎ Vol.14 交通違反切符の種類 支払わなかったらどうなる?

 

 

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(9/3/2021)

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