犯罪多発のロサンゼルスで警察官として活躍するYURIが、警察官の日常・事件の裏側・ロサンゼルス犯罪のリアルな「現場」をReport。 読者からのコメントや質問にどんどん答えるキャッチボール型コーナー。 アメリカ生活を安全に、また、犯罪に巻き込まれないよう、現役警察官ならではのアドバイスも。

Vol.119

埼玉県警浦和署からリポート

皆様こんにちは!警察官のゆりです。

私は現在日本に来ています。ということで、本日は埼玉県警浦和署にて警察官の方々へいろいろなお話をしてきました。

日本の警察官の装備の乏しさ(銃の下は警棒か、さすまた)、24時間シフトで激務にも関わらず警察官が制服でご飯も買いに行けない現状、平和ボケについて、訓練の頻度(現在は極めて少ない)など、いろいろ話し合いをしました。

今後も日本警察がより安全にもっと強く逞しく日本国民を守っていけるように一緒に改善する点はないのかなど話し合っていきたいと思っています。

生きている限り、自分が少しでも誰かのためになれるように努力を続けていきたいです!

 

(10/6/2023)

プロフィール YURI
ロサンゼルス 近郊 Police Department勤務

日本から留学生として渡米しアメリカ国籍を獲得。2014年に警察学校に入り6ヶ月後に卒業。現在はLA近郊のパトロールを担当しながら、人身売買根絶を目指すNPO法人LOVE SPECTRUMを立ち上げ活動中。二児のシングルマザーとして育児と仕事を両立する傍らSNSを通してLAのリアルを発信する。

インスタグラム:@1114lajpn

LOVE SPECTRUM 
IG: @lovespectrum2021

WEB: lovespectrum.org

2021年に現役ロサンゼルス警察官が設立したNPO団体 LOVE SPECTRUMは、世界各国で問題になっている人身売買による被害を減らし、いずれは人身売買撲滅が可能になるよう活動を行なっています。

ベストセラー書籍

実録LA初 日本人女性警察官

ロス市警統一採用試験合格までの道のり編

実録LA初 日本人女性警察官

諦めなければ道が開く!卒業率30%の警察学校編

NPO法人 LOVE SPECTRUM
インスタグラム: @lovespectrum2021
ウェブサイト:lovespectrum.org/

らららインタビュー記事:『Vol.26 動く人の活動NOTE -警察官YURI』を読む

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「【警察官YURIのつぶやき】埼玉県警浦和署からリポート」への1件の返信

  1. Vol.119
    「平和ボケ」という言葉を耳にしてから20年くらい過ぎたでしょうか。
    「空から爆弾が落ちてこない世の中」と当時は解釈されていたのですが、
    昨今その平和の意味も随分と変化してきました。
    想定外の犯罪が増える世の中で、
    「市民の安全を守る」警察官の激務も理解しなければいけませんね。
    有理さんが発信するコト。市民は受け止めるというコト。
    平和と安全は双方で協力しながら作っていくのだ!と思いました。

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