「イートン・ファイヤー」の焼け跡から人骨発見、死者数18人に(4/3)

【ロサンゼルス2日】アルタデナで大規模な被害が出た山火事「イートン・ファイヤー」の発生から約3ヶ月が経った2日、「Eliot Arts Magnet学校」近くの焼け跡から人骨が見つかり、同山火事の死者数が18人となった。

 法医学チームはアルタデナのボストン・ストリート900ブロックで遺体を発見した。遺体の状態から身元を特定するのは困難で、今後複雑な科学的方法が用いられるという。

 「イートン・ファイヤー」と「パリセーズ・ファイヤー」の死者数は30人となり、ロサンゼルス郡で近年起きた山火事の中で最も多くの犠牲者を出した。同郡では約80年前の1933年、グリフィスパークで起きた山火事で29人の消防士らが犠牲になっている。

 「イートン・ファイヤー」では9,418軒、「パリセーズ・ファイヤー」では6,837軒の建物が焼失し、UCLAの調査によると損害総額は1,640億ドルにのぼり、保険危機を招いた。「ステート・ファーム」は、2月1日までに総額10億ドルを超える8,700件以上の保険金請求を受けたと述べている。

 現在、「イートン・ファイヤー」の原因になったとして、「Southern California Edison社」に対しての複数の訴訟が起こされている。

 

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