ハモサ・ビーチ市が新条例、公共エリアでのホームレス野営を禁止(3/27)

【ハモサ・ビーチ27日】ハモサ・ビーチ市議会は25日、すべての公共エリアでのホームレスらの野営を禁じる新たな条例を可決した。すべての人にとって安全で衛生的な環境を保つためで、南カリフォルニアのその他都市でも最近、同様の方針を採用する動きが加速している。

 この新しい方針は、公園とビーチでのみキャンプを禁止していた以前の規約を廃止するもの。連邦最高裁が昨年、ホームレスの野営を規制する権限について市の裁量性を高める判断を下したことから、以来、ロングビーチ、インディオ、パームスプリングスなど南カリフォルニアの各都市がホモサ・ビーチ市と同様の方針を採用している。

 ホモサ・ビーチ市によると、新しい条例は、ホームレス状態にある人がビーチや公園で寝泊まりするのではなくシェルターを見つけられるように市が実施するプログラムと連動する。新条例に違反した場合、最初の違反は100ドル、2回目は200ドル、それ以上は500ドル以内の罰金が科せられる。

 一方で、ホームレスの擁護者からは、このような政策は市の資源を浪費し、路上キャンプに対する罰金はホームレスが住居を確保するのを難しくするだけだと批判の声も出ている。

 

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