加州知事令で山火事被災者の食費援助、各種書類の申請期限を延長へ(2/5)

【ロサンゼルス4日】カリフォルニア州のニューサム知事は4日、ロサンゼルスの山火事被災者を援助するための州知事命令を発出した。

 知事令では、1月に起きた「パリセーズ・ファイヤー」や「イートン・ファイヤー」などの被災者に対し、チャイルドケア事業、州管轄のプレスクール、ヘルスケアサービス、税控除や福利厚生などにおける申請の期限を延長する。また、公務員が公正政治活動委員会(Fair Political Practices Commission)へ提出する報告書の期限延長も含まれる。さらに、州が出資する就学前教育プログラムと、低所得労働者支援を目的とした連邦政府プログラムである地域開発ブロック補助金(Community Development Block Grants)の管理費に上限を設ける作業も一時停止する。

 知事令ではまた、火災の影響を受けた地域に居住または勤務していた家族および個人に対し、「Disaster Calfresh」に申請を行うことで、食料の購入に使うデビットカードを配布する。このカードを通じ、4人家族の場合、月収3,530ドル(年間約42,000ドル)以下であれば、975ドルの一時金を受け取ることができる。 

 応募資格は、州当局がここにリストアップしたZIPコード(https://www.gov.ca.gov/2025/02/04/governor-newsom-announces-new-food-benefits-available-for-people-in-los-angeles-impacted-by-recent-fires/に勤務または居住していること。すでに「Disaster Calfresh」に登録済みで、該当する郵便番号に住んでいる人は申請する必要はないが、より多くの金額を受け取ることができる。

 登録期間は2月10日から2月14日まで。詳しくはウェブサイトで、https://dpss.lacounty.gov/en/resources/offices.html

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