LAダウンタウンの抗議デモが3日目、近隣の高校生も参加 トランプ政権の移民政策で(2/4)

【ロサンゼルス4日】ロサンゼルス・ダウンタウンで2日に始まった、トランプ政権の移民政策に抗議するデモが3日目となる4日も続き、近隣の高校生らも学校を早退してデモに加わるなどしている。

 高校生らがデモに参加したのは、マーシャル高校、ジェームズ・A・ガーフィールド高校、ブラボー・メディカル・マグネット・スクールなど。空撮映像には、ボイルハイツの生徒の大集団が、ブラボーメディカルマグネットスクールから市庁舎に向かって歩道を歩いている様子が映された。

 学校関係者は、安全のため校内に留まり、校内で自分の意見を表明するよう生徒たちに呼びかけた。 ロサンゼルス統一学校区のアルベルト・カルバロ教育長は、生徒たちに自宅待機をせず、学校施設内で抗議するよう促した。

 この抗議デモは2日に始まり、2日には最大3,000人のデモ隊がフリーウェイ101号線を数時間閉鎖し交通の混乱を引き起こした。警察は最終的に不法集会を宣言し、グループを強制解散させた。フリーウェイは2日の夜までに再開された。

 ロサンゼルス市警によると、2日に5人の警官が軽傷を負った。2人が逮捕され、1人はMTAバスに対する破壊行為で重罪、もう1人は警官に物を投げつけた凶器による暴行の容疑。また、タイヤが切り裂かれるなどして警察車両が損害を負う4件の破壊行為の被害届が出され、警察官にレーザーを向けたとして1件の犯罪届が提出された。3日には約1,000人がデモに参加し、花火が打ち上げられたり車両が点火される被害が報告され警官2人が軽傷を負ったが、逮捕者は出なかった。 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。