鳥取県
「二十世紀梨」カリフォルニアで販売開始
平井知事がLAで美味しさをPR
10月よりカリフォルニアのTokyo Central約10店舗で鳥取県の名産「二十世紀梨」の販売が開始され10月14日、Tokyo Central Gardenaでイベントプロモーションが開催された。店内では来店客に向けて二十世紀梨の試食・販売や、ノベルティグッズの配布を実施。鳥取県より平井伸治知事や尾崎博章・JA全農とっとり本部長も駆けつけ、鮮やかなうぐいす色のはっぴ姿で梨や地元の魅力をPRした。
鳥取県で二十世紀梨の栽培が開始され、今年で120周年を迎えた。1900年代初頭には他県でも栽培が導入されていたが、病害により多くの産地が栽培から撤退。そんな中で鳥取県では病気予防や品質向上を目的に袋掛けなど丁寧な栽培管理に尽力し危機を乗り越え、二十世紀梨の日本一の産地となった。1969年にハワイ、1979年にアラスカ、1984年にアメリカ本土への輸出が開始。近年は少量取引となっていたが、一昨年より(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスとの提携、JA全農インターナショナルの協力を得て輸出拡大に向けたプロモーションを強化。
「二十世紀梨は、栽培を導入して120周年の古い品種ではありますが、艶のある淡いグリーンの果皮、酸味と甘さのバランスのとれた味、しゃきしゃきとした食感といった魅力が根強いファンのほか若い方々からの注目を集め、第二の波が来る予感さえあります。鳥取県は、砂丘に代表される風光明媚な場所であると同時に、梨、かに、和牛にお酒…美味しいものが詰まった『食のパラダイス』。ぜひアメリカの皆様にもお越しいただけたらと思います」(平井知事)