アメリカの肥満事情変化。
米航空会社サンプリング開始!
搭乗前、体重測定される?
コロナ禍でたびたび耳にする言葉の中に「コロナ太り」なんて言葉がありますが、外出自粛で家に閉じこもり運動不足が原因で太ることを意味しています。ちまたで人々が体重に敏感になっている中、先日、ドキっとするニュースの見出しがロサンゼルスのローカルニュースで流れてきました。
航空会社、乗客に搭乗前に体重測定を求めるか!?
しかも、見出しが疑問形!?「飛行機に乗る前に体重計に乗れだなんて!太ってる人は飛行機に乗っちゃダメなの?」と、体重に敏感になっている側としては、被害妄想を抱いてしまうニュースですが、早合点でした。
米メディアによりますと、これは、アメリカの肥満率が上昇するにともない、機内の安全を確保するための平均乗客重量データが古くなっており、新たに更新の必要がある可能性があるため。航空会社は、ランダムサンプリングを通じて乗務員・手荷物・乗客の「標準平均乗客重量」を設定し、乗客に重量調査への参加を呼びかけ実施することが義務付けられています。
平均的な成人と機内持ち込み手荷物の重量を、これまで夏は約170ポンドに設定していたところ、約190ポンドに増加。冬は175ポンドに設定していたところを約195ポンドに増加するとしています。
この報道は、連邦航空局のガイドラインに沿って予測され出たものですが、現在のところ連邦当局は、乗客が空港で体重計に乗るのか、それとも体重を尋ねられるのかを明らかにするコメントを出していないとのことです。飛行機での移動は私たちにとっても身近なことだけに、今後の報道が注目されます。