自分の個性を最大限に生かせるスポーツ 「ダブルダッチ」をオリンピック競技に

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若菜里咲
Lisa Wakana

ダブルダッチプレーヤー

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(写真前列中央)日本やロサンゼルスなど海外を拠点に、ダブルダッチの世界への普及活動に力を注ぐダブルダッチープレーヤー、若菜里咲さん。日本で自身のチームを結成し世界大会に臨む。LAでもチームを作り始動したいと話す。
戦績:2018年Double Dutch Delight East (5位)、2019年Double Dutch Delight Japan(5位)、2020年DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN(3位)
インスタグラム @lisa.wakana

大勢が子供の頃に、友達と飛んで遊んだり、体育の授業などで飛んだ経験があるだろう「縄跳び」。短縄跳びや大縄跳びなどの種類の縄跳びがある中で、日本では1996年に日本ダブルダッチ協会が発足されたほか、世界大会が各地で行われ注目を集める縄跳び競技が「ダブルダッチ」だ。17世紀にオランダ人によってアメリカに伝えられ、70年代にニューヨークのスラム街で横行する少年非行に歯止めをかけるため警察官がダブルダッチをルール化して広まった。年々競技人口は増え、現在60カ国以上で楽しまれている。

 若菜里咲さんは、さらなるダブルダッチの世界拡大を目指す活動に情熱を注ぐダブルダッチプレーヤーだ。今春はロサンゼルスで留学生活を送りながら、ボランティアでコミュニティの人々にダブルダッチのレッスンやイベントを実施。現在はカナダに移動して普及活動を行った後、再び秋にLAに戻ってくる予定。日本では、東京で自身のダブルダッチチームを結成し、大会に出場。そのほか大会審査員やダブルダッチのスクール講師として活動のほか、イベント企画・運営を行いダブルダッチアンバサダーとして、東京都渋谷区を活発にする街づくりプロジェクトにも携わった。

若菜さんのチームでの主な役割は、ダンスパフォーマンス。

 若菜さんがダブルダッチに出会ったのは大学時代。「ダブルダッチの同期に誘われて、ダブルダッチの全国大会に行ってみたんです。初めて会場に足を踏み入れたとたんに衝撃が走りました。競技に出る1チームずつが観衆の前を通って舞台に上っていく姿は、まるでファッションショーのランウェイのように煌びやか。一番驚いたのは、ダンスを踊りながら、さらに縄を飛んでいること!パフォーマンスの技術もアーティスト性も高くて鳥肌が立った。私もこんな舞台に立ちたいと思った瞬間でした」

 ダブルダッチにはスピード、規定、フリースタイル、フュージョンの4種目と、それに加えて両サイドで人が縄を回し、そこで跳ぶ人が1対1で競うバトル形式もある。もちろんみんなが跳ぶことも縄を回すこともするが、プレーヤーそれぞれに役割があるのがダブルダッチの特徴であり、自分の得意なものが見つかるスポーツであるのが魅力だと話す。「自分は縄を回すのが得意だという人もいれば、飛ぶのが得意、アクロバットが得意、速く飛ぶのが得意、ダンスが得意・・・自分の個性を最大限に出せる場所を見つけられる。そこを声を大にして伝えたい!」
「ダブルダッチをオリンピック競技にすること」これが若菜さんの一番の夢だ。そのためには、これから世界の競技人口を増やしていく必要がある。
 まだ見ぬ自分の可能性を発見してみたい人は、まずはダブルダッチを体験するところから始めてみては。

唯一無二のアート性を持つマイケル・ジャクソンに大いに影響を受けた。「私の母もマイケルが大好き。親の喜ぶ姿や、偉大なパフォーマーへの憧れが、アメリカや世界へ挑戦するエネルギーになっています」

(6/6/2023)

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