謎のサルモネラ感染症が拡大 テイクアウト容器から菌が検出 最も感染者が多いのは81人でテキサス州(9/27)

【ワシントン27日】米国疾病予防管理センター(CDC)は、9/23現在、少なくとも279人がサルモネラオーランエンブルグ株に感染し、26人が入院したことを発表した。その1週間前の9/17には、25州で127人の感染が確認されている。

集団感染は29州に広がっており、最も感染者が多いのはテキサス州(81人)で、次いでオクラホマ州(40人)、イリノイ州(23人)、バージニア州(22人)となっており、マサチューセッツ州、NY州、ニュージャージー州、ペンシルバニア州、フロリダ州、コネチカット州、加州なども感染の影響を受けている。

公衆衛生局は、これらの感染症の正確な原因をまだ特定しておらず、最初の症状が出る前の1週間に食べたものについて聞き取り調査を続けている。

罹患者の年齢は1歳未満から89歳までで、59%が女性となっており、下痢、華氏102度(摂氏38.9度)以上の発熱、胃けいれん、過度の嘔吐、脱水症状の症状がみられる。ほとんどの場合、4日から7日後には医療を受けなくても回復するが、重症の場合は入院が必要になることもある。CDCによると、米国では毎年、サルモネラ菌によって約135万人が病気になり、2万6500人が入院し、420人が死亡している。

 

 

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