玩具売り場に「ジェンダーニュートラル」導入 加州上院で法案通過(9/3)

【サクラメント2日】カリフォルニア州上院で1日、大規模店舗で売られる子供向け玩具の陳列について、色や嗜好などで性別区別をしない「ジェンダーニュートラル・ディスプレイ方式」を義務付ける法案が可決された。今後、下院での審議を経てニューサム知事が署名すると、正式に成立する。

 同法案では、デパートの玩具売り場で行われている「男の子向け」「女の子向け」といった従来のセクション分けは禁じないが、リテイラー側に、「ジェンダーニュートラル・セクション」として男女兼用商品を陳列するエリアを設けるよう求めている。 

 同法案が適用されるのは、従業員が500人以上の大規模店舗のみ。また、衣類は対象外で、対象になるのは玩具と、衛生用品や歯ブラシ類を含む育児用品。違反した店には最初の違反で250ドル、2度目なら500ドルの罰金が科されることになる。

 玩具をめぐる性別撤廃の動きはアメリカ国内で加速しており、カリフォルニア州議会では少なくとも過去に3回、同様の法案が審議されている。全米に1,914店舗を展開する小売大手「Target」は2015年に、店内で男女の区別を示す表示を廃止していく方針を発表した。

 「ジェンダーニュートラル・ディスプレイ方式」をめぐっては賛否両論がある。賛成派は、「子供にジェンダーの固定概念を強いるべきではない」などと支持する一方で、反対派は、「親にとっては買い物時に便利。自分の子供のショッピングについて、政府の介入は不必要」という意見もある。

 

 
 
 

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