警備員付きライドシェア・アプリ「Protector」、LAとNYでサービス開始(2/21)

【ロサンゼルス20日】警備員付きのライドシェア・アプリ「Protector」が今週、ロサンゼルスとニューヨークでサービスを開始させた。

 同アプリの創業者は25歳のニック・サラス氏。サラス氏によると、このアプリの目的は外出時に誰もが簡単にプライベート・セキュリティをリクエストできる点で、すべての警備員は、法執行機関や軍の現役か引退したばかりの人たちだという。

 顧客は、警備員のドレスコードを、フォーマル、ビジネスカジュアル、完全なタクティカルギアのオプションから選択でき、最大3台までの車両を選択して完全な車列を組むこともできる。

 「Protector」のサービス開始にあたっては、クリエイティブ・コンサルタントやインフルエンサーに試験的なサービス利用を実施しており、「Fuzz and Fuzz」のジョシー・フランシスやニコール・アグナーのような人々が、今月初めにTikTokでその体験談をシェアしている。

 費用は選ぶオプションによって異なる。例えば、ウェスト・ハリウッドでキャデラック・エスカレード1台と警備員一人を利用する場合、5時間で約1,000ドル、さらに年会費129ドルがかかる。この料金は5人までの同乗者でシェアすることができる。

 サラス氏は、近いうちに年会費を廃止し、この会社を全国の大都市に拡大したいと述べている。同氏によると、「Patrol」と呼ばれる同様のプロジェクトも展開している。

 

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