
カリフォルニアに生息する野生動物たち。ロサンゼルスの市街地などに住んでいるとオポッサムやアライグマ、コヨーテなどに遭遇してびっくりしたという経験があるかもしれない。上記の動物たちに加えてよく見かけられるのが、スカンク。アメリカ大陸では南から北にかけて広く生息。様々な種類のものがいるが、カリフォルニアに生息するのは、黒に白のストライプやまだら模様のスカンクだ。
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スカンクといえば、体から噴射するあの独特の臭い「スカンクスメル」。敵を目の前にしたり危険を感じたりすると、敵にめがけて肛門傍洞腺(肛門嚢)周辺の筋肉を収縮させ悪臭を発する分泌液を噴射。強烈な臭いは、風向きによっては2km近くの範囲にも及んで広がる。分泌液が皮膚や洋服に付着した場合は臭いを取り除くのは困難。衣服の脱臭には専用の脱臭剤が用いられたり、脱臭できない時は破棄せざるを得なくなる。
■もしも愛犬が散歩中にスカンクに近づいたら
衣服や物に臭いがついたなら破棄すればいいというのもあるが、それがもしも自分の「愛犬」だったとしたら、そんなわけにはいかない。ロサンゼルスに住むAさんは以前、愛犬が散歩中にスカンクに近づいて噴射された分泌液を浴びてしまい数週間も悪臭に悩まされたのだそう。
アメリカの動物保護団体ASPCAによるアドバイスでは、スカンクは主に昆虫や小さなげっ歯類を食べるので、通常は犬にはあまり興味を示さない。しかし追い詰められたり身の危険を感じたりすると大抵はヒスノイズや足踏みをして警告し、分泌物スプレーを発射する準備をする。その準備の間に迅速に7~15フィートのスプレーゾーンから犬を移動させれば、ひとまず直接な被害から逃れることが可能だ。
■犬がスカンクスプレーを浴びた時の対処法
ASPCAのアドバイスによると、また、スプレーを浴びて動揺した愛犬が落ち着いたら、悪臭を取り除いてあげる。家の中に臭いを持ち込まないように、捨ててもいい古いTシャツと手袋を着用して外で犬を洗う。4カップの過酸化水素、重曹1/4カップ、食器用洗剤小さじ1~2杯を混ぜたものを作る。愛犬の毛になじませ、少なくとも5分間放置する。愛犬の目、鼻、口に溶液が入らないように注意する。ぬるま湯で犬をよく洗い流す。臭いが取れにくいのであれば、それを何回か繰り返す。お好みで犬用のスカンク消臭シャンプーを使うのもおすすめ。
動物保護団体ASPCAによると、スカンクは狂犬病を媒介する可能性もあるため、愛犬がスカンクに噛まれたり、スプレーによって中毒症状を起こした場合はすぐに病院に連れていくことを呼びかけている。
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