マリブの海岸浸食深刻化 ポイント・デュームで道路復旧へ応急対策 さらなる嵐に警戒(9/21)

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【マリブ21日】マリブのポイント・デューム州立ビーチで、深刻な海岸浸食が続いています。

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浸食による被害を受け、ビーチの駐車場へ続く道路は現在も閉鎖されています。現地では建設作業員が安全確保に向けた復旧作業を進めています。

作業では、過去の嵐で残された岩を撤去するとともに、浸食によって削られた場所を掘り起こし、新たな岩を運び込んで海岸線を補強しています。

当局は、道路の安全性を高め、将来的に再び車が通行できる状態に戻すとともに、海岸沿いの高台にある住宅を守ることを目指しています。

一方、今回の補強工事について、地元住民の間では懸念の声も上がっています。

マリブ在住のキャメロン・ウェルウッド氏は、オーストラリアなど他国で採用されている海岸保全策を参考にすべきだと指摘。海岸線を単純に岩などで固めるのではなく、砂浜を維持しながら海岸を守る方法もあると訴えています。

ウェルウッド氏は、今回の工事について「道路をできるだけ早く開通させるための緊急的な対応」との見方を示しています。

現地では、今後さらに強い嵐が発生した場合への警戒も強まっています。

今月初めには、俳優ニコラス・ケイジ氏の海沿いの住宅付近で、地面に大きな陥没穴ができ、私道の一部が崩落する被害も確認されました。

すでに大きな被害を受けている海岸線に、再び強い波が押し寄せれば、さらなる浸食や道路、住宅への被害につながる可能性があります。

こうした状況を受け、ギャビン・ニューサム知事は、強いエルニーニョ現象による大規模な嵐に備え、カリフォルニア州全域を対象とする非常事態を事前に宣言しています。

州政府は、洪水や土砂災害、沿岸部への被害に備えて、必要な機材や物資を事前に確保する方針です。州当局は月曜日にも、今後の対応について説明する予定です。

美しい海岸線で知られるマリブですが、深刻化する浸食と今後予想される荒天を前に、道路や住宅を守る対策が急務となっています。

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