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読売新聞(2024年2月7日掲載)に、自衛隊が新人隊員の深刻な採用難に直面している記事が掲載されていた。少子化の進行に加え、新型コロナ禍の収束に伴う民間企業の採用増があるらしい。地元安定志向の若者は、全国規模の移動や任期制があり若年定年制(定年が50歳代の非任期制)の自衛隊より、警察や消防を選びがち。パワハラ、セクハラなど一連の不祥事が影響した可能性もある。特に深刻なのは隊員が最も多い陸自の任期制(陸上が2年目、海上が3年の任期、本人が志願すれば2年単位の継続が可能)5777人の計画に対し23年度に採用出来たのは39%の2269人、1個旅団4000人分の不足が生じた。2年で民間企業に就職する隊員も多い現実があるそうだ。そうなると必然的に自衛隊の組織全体で上官が多くなる逆三角形体制になりかねない。
ハリウッドのミリタリー映画にはヒーローに若手兵士が必ず登場してくる。『愛と青春の旅立ち』『トップガン』などの若き兵士達はカッコイイ。しかし日本とアメリカでは教育や歴史背景、国民の国防に対する意識も当然違う。プロパガンダ的映画も少ない現実。このままでは自衛官採用は更に厳しさを増してくる。
現状を見てみよう。昔から都市部の若者たちは自衛隊入隊率が地方より低い傾向となっている。その流れは変わらない。無論、今の時代直ぐに戦場に行く可能性は少なく、先日の能登半島地震の被災者の救済でも分かるように、あらゆる災害時に国民は自衛隊に助けられ、多いに感謝されている。まさに「日本列島を守っている」のだが、残念ながら入隊希望者は増加にはならない。防衛省も改革の一環として男性の「丸刈り」など、一部の部隊における頭髪ルールの廃止をしている。女性自衛官の積極的な採用にも動き出した。
私はよく横須賀を訪れるが、若き自衛官と遭遇する。制服姿で街を歩く姿が初々しく、凛々しく、実に格好良く、頼もしく思えるのだ。残念ながらそんな雄姿を都会では見ることはない。銀座でも、青山、渋谷でも見かけない。まして制服のまま自衛官がデートしている姿なんて。本来なら彼氏が一番彼女に見せたい晴れ姿のはず。休日でも堂々と制服で手をつないで出掛ける環境を作ってあげて欲しい。家族と気軽にショッピングモールに行って欲しい。自衛官の素顔を身近に感じることが出来れば、新たなる志願者が出てくるはず。地震、台風等の自然災害の時、私たちはいつも自衛隊に助けられてきた。その自衛隊は今、求人難で苦慮している。応援、恩返しないと!
話はコロッと変わりますが、私、遅ればせながら、遂にインスタ始めました。テーマは「なめてかかって真面目にやるアート展」です。良かったらフォローお願いします!
■テリー伊藤
演出家。1949年、東京都出身。数々のヒット番組やCMなどを手掛け、現在はテレビやラジオの出演、執筆業などマルチに活躍中。
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