【シミバレー22日】シミバレー警察は22日、本物の銃のように見える水鉄砲を所持することの危険性について、子供たちに話すよう保護者に呼びかけた。
呼びかけを行った理由は、この時期、高校卒業を控えたシニア学年の生徒を中心に、高校生同士が水鉄砲で競い合う「Water Wars」という大会が恒例化しているため。生徒たちは互いに相手を探し、水鉄砲を使って学校や仕事場からの帰宅中などに相手をタグ付けする。茂みや駐車場などに隠れてターゲットを狙うこともあるという。
しかし、これを見た住民が、水鉄砲を銃と見間違えて警察に通報するケースがあり、警察は「危険な状況を作り出す可能性がある」と注意を呼びかけている。
最近では、洗練されたデザインで本物の銃に見える水鉄砲も出回っているといい、「子供らは、明らかに銃と異なるデザインの水鉄砲しか使わないようにして」と親らに求めている。