オックスナードとパームスプリングスで活動性結核の患者出る 接触者に無料検査実施へ(4/14)

【オックスナード14日】ベンチュラ郡公衆衛生局は13日、オックスナードの「Amazon Fulfillment Center」の従業員が活動性結核(治療を必要とする結核)と診断されたことを公表し、同僚ら約180人に感染の可能性があることを通知した。

 同局は同僚らに、検査、症状、治療計画やその他の情報を提供。来週には同僚とその近しい接触者を対象に無料検査が実施される予定で、ベンチュラ郡公衆衛生結核プログラムでは引き続き状況を監視し、感染の可能性を追跡していく。

 また、リバーサイド郡パームスプリングスにある「Raymond Cree Middle School」の中学生も最近、活動性結核にかかり治療を受けた。この中学生は入院を経て、現在は自宅で療養している。

 米疾病対策センター(CDC)によると、結核菌に感染してもほどんどの場合で活動性の結核に発展することはなく無症状が続くが、皮膚テストでは結核菌が検出されることがある。

 ベンチュラ郡公衆衛生局は声明で、「結核感染と活動性結核は違う。活動性結核の一般的な症状は、頻繁に咳をする、体がだるい、熱がある、体重が減る、血を吐く、夜間によく汗をかくなどがある」と説明。「結核は、世界の多くの地域ではかなり一般的だが、米国内での感染は比較的珍しい。結核対策課は、米国で外国生まれの人の16%が結核の血液検査で陽性になると推定している」と述べた。

 結核に関する情報は「カリフォルニア州結核対策支部」まで、https://www.cdph.ca.gov/Programs/CID/DCDC/Pages/TBCB.aspx

 

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