【警察官YURIのつぶやき】監視システム

犯罪多発のロサンゼルスで警察官として活躍するYURIが、警察官の日常・事件の裏側・ロサンゼルス犯罪のリアルな「現場」をReport。読者からのコメントや質問にどんどん答えるキャッチボール型コーナー。アメリカ生活を安全に、また、犯罪に巻き込まれないよう、現役警察官ならではのアドバイスも。

Vol.195

監視システム

こんにちは、警察官のゆりです。

賛否両論されているCalifornia REAL IDを皆さんはどう思いますか？

今のアメリカは、あらゆる面でデジタル化に向けて動いています。
つまりその先にあるのは「監視社会」。

今現在世界中で言論や情報統制が行われている中、現在のイギリスなどではこれに反対する人々が後を絶ちません。この行き過ぎた「監視社会」の末には、いつお金を使えるか、何を買えるか、何を食べれるか、どこに行けるか、いつなら行けるのか、など、全て政府がコントロールすることが出来るということなのです。さらに世界がデジタルマネーを導入すれば、政府に反論すると口座やPayPal、Venmo などが凍結されるなど、「従うしかない」という恐ろしい結末、共産主義社会への第一歩となってしまう可能性が大きくあるのです(カナダで実際に起こっていますね)。

WEF(World Economic forum)のアジェンダに「人口削減」という言葉がよく出ています。世界のエリート、大富豪、権力者達によりこの動きが現実になっているのです。

私達大人は、未来を守る責任があります。未来の子供たちのためにも、世界で何が起こっているのかを認識し、声を上げていくこと。これを一人一人が実行する事で、救える世界があると私は信じています。

政府が国を作るのではない。
国民が作るべきなのです！

私達が汗水流して働いた税金で動く政府。政府が国民の意見を一番重視すべきなのは言うまでもないですね。みんなで素晴らしい未来を築き上げていきましょう。

(10/24/2025)

プロフィール YURI
ロサンゼルス近郊 Police Department勤務

日本から留学生として渡米しアメリカ国籍を獲得。2014年に警察学校に入り６ヶ月後に卒業。現在はLA近郊のパトロールを担当。人身売買根絶を目指すNPO法人LOVE SPECTRUMを立ち上げ、さらにライフアカデミーというオンラインサロンを立ち上げ防犯についてや犯罪の知識を発信中。三児の母として育児と仕事を両立する傍らインスタグラムやYouTubeを通してLAのリアルを発信する。

インスタグラム：@1114lajpn