LAローカル・全米ニュース 新着ニュース マリブで病気のアシカ14頭見つかる 「ドウモイ酸」原因の可能性(2/24) WeeklyLALALA 02/24/2025 コメントなし #生活 【マリブ23日】マリブで、神経毒「ドウモイ酸」が原因と思われる病気のアシカが14頭見つかっており、当局は海水浴客らに対してアシカを避け、病気のアシカを見かけたら通報するよう求めている。 アシカの餌となる魚介が神経毒の「ドウモイ酸」を含む藻類などを食べて汚染された可能性がある。「ドウモイ酸」は、哺乳類や鳥類にけいれん発作や脳損傷を誘発し、死に至らせる場合もある。 サンタバーバラの海岸で2023年、「ドウモイ酸」に汚染された魚を食べたことが原因でアシカ150頭以上、イルカ110頭以上が大量死したことがあり、専門家からは地球温暖化の影響が指摘された。「ドウモイ酸」は、海水温の上昇や海洋酸性化によって繁殖した有毒な藻類によって発生する。今回のマリブの事案では、最近の降雨が影響した可能性がある。 「California Wildlife Center」のマリン・チームは、病気と思われるアシカを見かけたら(310) 924-7256まで連絡するよう求めている。