【警察官YURIのつぶやき】犯罪者から子供達を守るコミュニティーを

犯罪多発のロサンゼルスで警察官として活躍するYURIが、警察官の日常・事件の裏側・ロサンゼルス犯罪のリアルな「現場」をReport。 読者からのコメントや質問にどんどん答えるキャッチボール型コーナー。 アメリカ生活を安全に、また、犯罪に巻き込まれないよう、現役警察官ならではのアドバイスも。

Vol.122

サンフランシスコで学校の目の前にテントを張り、麻薬フェンタノールを無料であげると宣伝していた、ホームレスで小児性愛者の男性が逮捕されました。この事件については賛否両論で、この男性を直ぐに保釈してしまった警察に怒りの矢が向いています。

しかし、保釈する・しないというのは、カリフォルニア州の法案がそうさせているので、実際ストリートで働く我々警察官が決断できることではないのが現状。バイオレントな犯罪でない限り刑務所に収容しておくことが難しくなり、警察官もそれにより頭を抱える日々なのです。

このままでは犯罪者のやりたい放題。純粋な子供達を守れるのは子を愛する親とコミュニティーだと思います。麻薬の恐ろしさをきちんと子供達に伝えること、世間の現状を子どもに話すことも重要になってきていると思います。他人事と思わずに守り合えるコミュニティー作りをしたいですね！

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らららインタビュー記事：『Vol.26 動く人の活動NOTE -警察官YURI』を読む

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