犯罪多発のロサンゼルスで警察官として活躍するYURIが、警察官の日常・事件の裏側・ロサンゼルス犯罪のリアルな「現場」をReport。 読者からのコメントや質問にどんどん答えるキャッチボール型コーナー。 アメリカ生活を安全に、また、犯罪に巻き込まれないよう、現役警察官ならではのアドバイスも。

Vol.93

National Distracted Driving Awareness Month

4月は、ドライビングアウェアネスの月!ということで、皆さまにも一緒に考えていただきたいと思います!

最低でも1日で8人が車の事故により命を落としています。

運転中のケータイ電話の使用、食べたり飲んだりしながらの“ながら運転”、そして飲酒やマリファナの影響が大きな要因になっています。

「自分は大丈夫」と思っている方が正直多いのではないでしょうか。私自身も忙しい日々の中、移動中に軽く食事をしながら目的地に向かうこともありました。

けれど、万が一あなたの愛する子供や愛する人が被害に遭い尊い命を失ってしまったとしたら・・・

「自分は大丈夫」と、同じセリフが言えますか?

他人が自分は大丈夫と言った時、なんと訴えかけますか?

一人一人の意識次第で変えていくことができます。

「まぁ、いいか。大丈夫だろう」というあなたの安易な考えで、他人や自分の命を危険に晒すことは許されません。取り返しのつかない事態となる前に今自分にできることに意識を向けて、少しでも世の中が安全になるように努力していきましょう。

(4/4/2023)

プロフィール YURI
ロサンゼルス 近郊 Police Department勤務

日本から留学生として渡米しアメリカ国籍を獲得。2014年に警察学校に入り6ヶ月後に卒業。現在はLA近郊のパトロールを担当しながら、人身売買根絶を目指すNPO法人LOVE SPECTRUMを立ち上げ活動中。二児のシングルマザーとして育児と仕事を両立する傍らSNSを通してLAのリアルを発信する。

インスタグラム:@1114lajpn

ベストセラー書籍

実録LA初 日本人女性警察官

ロス市警統一採用試験合格までの道のり編

実録LA初 日本人女性警察官

諦めなければ道が開く!卒業率30%の警察学校編

NPO法人 LOVE SPECTRUM
インスタグラム: @lovespectrum2021
ウェブサイト:lovespectrum.org/

らららインタビュー記事:『Vol.26 動く人の活動NOTE -警察官YURI』を読む

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