【警察官YURIのつぶやき】 警察官の殉職 | YURIが勤務中に気をつけていること

このような質問をいただきました。

「警察官の殉職が増えていますが、長い勤務時間の中で気をつけていることはありますか？」

最近、特にアメリカでは警察官の殉職が目立っています。私はこの8年間で数えきれないほどのお葬式に参加してきました。同時に射殺された２人の警察官のお葬式に参加したときは、本当に苦しく私自身心が折れそうになってしまいました。そのような気持ちを抱えながらも変わらず訪れる新しい日、その日もまた別の警察官が殺害されるという悲劇が起こることももちろんあります。

例えどんなに危険な状況であったとしても、警察官は24時間365日街をパトロールします。現在の崩壊したシステムの中、ロサンゼルスでは殺人や凶悪犯罪は増える一方です。それもそう、犯罪を犯した人間の刑があってないようなものですから。

私が気をつけていることは、常に身の回り360度に意識向けておくことです。パトカーを停める際はすぐに出れる位置に停め、信号待ちでは周囲の車と位置をずらすことで、突然襲われる可能性を防ぐという工夫が必要となります。

制服を着ている時点で常に準備万端でなくてはいけません。犯罪者が襲い掛かってきたときに、「ちょっと待って」とはいかないのです。そして銃を向けられた場合、0.001秒で撃たれてしまいます。最初から撃たれる隙を与えないため日々サバイバルスキルを身に付けることがなにより大切になるのです！

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