犯罪多発のロサンゼルスで警察官として活躍するYURIが、警察官の日常・事件の裏側・ロサンゼルス犯罪のリアルな「現場」をReport。 読者からのコメントや質問にどんどん答えるキャッチボール型コーナー。 アメリカ生活を安全に、また、犯罪に巻き込まれないよう、現役警察官ならではのアドバイスも。

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Vol.47

 

皆さんこんにちは!

 

今回、私情により急遽日本へ一時帰国しております。久しぶりの日本で生活をしていると日本との警察システムについて面白い発見をする機会が多くあります。そこで、日本の警察とロサンゼルスの警察の違いについて少しお話ししてみようかと思います。

 

大きな違いは3つあります。

 

一つめは、勤務時間の長さ。

日本の警察はシフトが24時間制、それに対してロサンゼルスでは、12時間もしくは13時間体制となっています。

 

二つめは、交番の有無。

日本にはところどころに交番というものがあり、お巡りさんが身近に感じる方も多いかと思いますが、アメリカには交番はありません。

 

三つめは、身につける銃の違い。

日本の警察は日々警察署に支給されたリボルバー(最大5弾)を勤務中に一つだけ身につけ、帰宅前に警察署に必ず返却します。

ロサンゼルスではパトロール中の警察官は通常、拳銃を2丁に加え、リボルバーではなくGlockやSmith and Wessonなどを使用することが多く、最低でも52弾は身につけています。さらにパトカーにはショットガンやライフルなども準備されています。そして、帰宅の際は銃を身に付けたまま帰宅をする人がほとんどです。

 

他にも沢山違いはあるのですが、今回は大きな違いだけ取り上げてみました。

もっと知りたいというリクエストがあればコメント欄に書き込んで下さい!

ggg.


プロフィール
YURI
ロサンゼルス 近郊 Police Department勤務

日本から留学生として渡米しアメリカ国籍を獲得。2014年に警察学校に入り6ヶ月後に卒業。現在はLA近郊のパトロールを担当しながら、人身売買根絶を目指すNPO法人LOVE SPECTRUMを立ち上げ活動中。二児のシングルマザーとして育児と仕事を両立する傍らSNS通してLAのリアルを発信する

インスタグラム:@1114lajpn

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ベストセラー書籍
実録LA初 日本人女性警察官: ロス市警統一採用試験合格までの道のり編
amzn.to/3HqAAoo

 

実録LA初 日本人女性警察官: 諦めなければ道が開く!卒業率30%の警察学校編 
amzn.to/3HqBBoo


NPO法人 LOVE SPECTRUM

インスタグラム: @lovespectrum2021
ウェブサイト:lovespectrum.org/


らららインタビュー記事:『Vol.26 動く人の活動NOTE -警察官YURI』を読む

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(5/9/2021)

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