よくその後のインタビューで犯人について「おとなしい子だった」「目立たない子だった」という評をみますが、それもそのはずなんですね。
こういう子は、だいたいにおいて学校か家庭がうまくいっていない(どちらかだけでもうまくいっていればまだとどまることのできる人ももちろんいる)。で、仮に家庭がうまくいっていない子は、学校、つまり救いを求める。でも目立たないおとなしい子は、友達がいないケースが多いわけです。だからどっちもうまくいかないから、学校を恨むようになる。逆恨みなのですが、友達=学校なんですよ。教師=学校なんですよ。
彼らはたいてい、銃乱射ののち自殺します。つまり彼らにとって銃乱射とは「他者を巻き込んだ自殺」なんですよ。非常に迷惑な話ですが、彼らは本気でそう思っています。