ヘンな夢からのボンバーヘッド

[パイオニアのヘッドホン]

夢の中で泣いていた｡
下り坂を自転車で気持ちよく駆け下り､道ですれ違う3人ぐらいの人｡
皆､｢おぉ･･･! (○○じゃん!)｣みたいな感じでハグしに来たりする感じ｡

自転車に乗っていたはずなのに､肩を組んだりしつつ､
その人達に｢なんで･･･?(泣) なんで･･･?(泣)｣と訊いていた｡
皆､｢わかった､わかった･･･｣みたいな感じで肩や背中をポンポン｡
でも､そんなものより､答えを求めていた｡

だんだん､声の感じとかから､｢あ､夢っぽいか･･･｣と潜在意識が気づき出す｡
でも､夢から覚める前に答えがほしかった｡だから､気づかぬフリで｢なんで･･･?(泣)｣と最後まで往生際わるく訊いていた｡
でも､彼らは背中をポンポンするばかり｡夢から覚めてしまった｡

目覚め､時計を見る｡
午前4時34分｡

口をゆすぎ､冷蔵庫のアクエリアスを水代わりに1口飲む｡
で､冷蔵庫に映った自分の姿で気づいた｡
頭が寝グセでタイハクオウムみたいにボンバーヘッド化していた｡

身体を揺すったりすると､バサッと髪の毛が頭上で動く感覚があって､面白がって何回もやってみた｡
気付いたら､｢あれ､楽しい気分になってる｣みたいな｡

人の気分なんか､そんなもんなのかもしれない｡

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