先日出席したセミナーでカリフォルニア州の教育水準は全米のなかでかなり低いという話を聞いてたいへん驚きました。ここは全米でみても平均年収も高く(たぶん1以か2位なんじゃないかな)、よって教育レベルも高いと思っていたからです。
でも実際は違うみたい。教育レベルの高くない移民が多いと(まわりくどい言い方ですね)、やはり相対的に低くなるようです。どうりで、人々は学校のランキングを気にするんだなぁ。で、僕はこういうときは資料にあたるので、ランキングを見に行ってみました。どのサイトを見るかで変わると思うし、何を基準にポイントを高くつけてるのかについても変わると思うんだけど(テストスコアだけでなく飛び級者が何人いるかとか大学進学者は何人かとか修士号博士号の保持者の割合とか)、僕が見たサイトでは、20位でした。他のサイトも参考にした方がいいかもしれないので、あくまでも1サンプルとしてみたらいいと思います。
思っていたより悪くなかった。50州あるうちの20位だから、半分よりやや上ってところですかね。
ちなみに1位は不動のマサチューセッツ州。まあ、そうなるでしょうね。50州のなかでもっとも学士号修士号博士号保持者が多いらしい。
でもさ、ここには有名な大学が多いし、そういう人が全米から集まってくるわけだから、そりゃ必然的に順位も高くなるんじゃない?って思いましたね、僕は。どの州で暮らすかで、例えば義務教育の質の差ってどれくらい出てくるんでしょうね。人は、隣はみても対岸はみないもので、市内の学校を見るかもしれないけど、州外の学校はみないよね。大学までは。だから、小学校中学校高校の間であっても、その学校が全米でどれくらいかっていうのは意識してもいいかもしれないですね。
僕はこれを機に、僕の子供が通う学校の州内のレベルを確認したりするようになりました。この行為にどれくらいの意味があるかわからないけど。
ギフテッドとか色々ありますが、子供はゆっくり基礎をしっかり教えてやるのが僕はいいと思いますよ。飛び級して人生が幸福になった人見たことないし。