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  • 吉田栄作さん コロナ禍の日本よりロサンゼルスへメッセージ 今秋も精力的に俳優・ミュージシャンとして活動    

    2020年10月06日 らららトピック

    写真:「One Fine Day」のジャケ写真。吉田栄作公式YouTubeチャンネルでも配信ライヴ映像がみられる。   カリフォルニアの太陽と海を求めて、毎年必ず夏になるとロサンゼルスに帰ってくる、俳優の吉田栄作さん。95年から3年間暮らしたLAは彼にとって第二のホームタウン。ひとたびLAに戻ると、サーフィンを楽しんだり、旧知の音楽仲間であるJeremy Buck & The Bangとのビーチタウンライヴセッションや、かけがえのない仲間との語らいなど完全オフを楽しむ。そのLAでの滞在で、毎年必ず行われるのが、ミュージシャン吉田栄作さんによる一夜だけの「LAライヴ」。ギタリストのトシ・ヤナギさんとのコラボで昨年もトーランスで屋外ライヴを行い大勢のファンが詰めかけた。 毎年繰り広げられるLAでの夏の1ページも、今年はコロナ禍の影響により延期となったが、日本より吉田栄作さんから近況を伝えるメッセージが届いた。コロナ禍の今秋もかわらず、俳優として、ミュージシャンとして、精力的に新しい作品を作り続ける情熱がメッセージにしたためられている。  

  • 第四十九回 「大阪なおみが世界に発信。 『NAOMI OSAKA, POWER PLAYER』」    

    2020年09月08日 アメリカ101

    大坂なおみ選手の“快進撃”“疾走”が続いています。9月13日までの日程でニューヨーク市クイーンズ区にある「USTA(全米テニス協会)ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センター」で開催中のUSオープンで、6日の女子シングルス4回戦で快勝、準決勝にコマを進めました。世界のテニス4大大会で最大の観客動員数を誇り、ニューヨークの夏の風物詩ともなっているイベントで、2年ぶりの優勝が視野に入ってきました。   今大会に先立つツアー大会で、BLM(黒人の命は大切)として棄権するという「場外行動」で注目された大坂ですが、本来のスポーツ選手としてではなく、それ以外の分野での「話題の主」となっていることを象徴するように、9月5日付の経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル添付の月刊誌「WSJ.」の表紙に、バラの花が咲き誇る庭の一角で、お値段が4,500㌦という白地のシャネル・コートを羽織った写真で「NAOMI OSAKA, POWER PLAYER」として登場して注目を浴びています。    力強いグラウンドストロークやバックハンドが得意なパワフルな選手であると同時に、BLM運動やファッション界にも一石も二石も波紋を投じるという「パワー・プレイヤー」という意味合いが含まれたタイトルのようです。   同誌とのインタビューで大坂は、「貴女のことで、人々が最も覚えていて欲しいことは?」との質問に、「もちろんテニス選手としてのキャリアですが、同時に重要なことは、わたしがコート以外のところで成し遂げたことです」と述べ、「わたしはBLM運動に強い思いを抱いています」として、人種差別問題がライフワークであることを示唆しています。    そして、人種問題に限らず、世の中にさまざまな差別が存在し、その是正に努力した人々が存在したことを示すのが、マンハッタンからラガーディア空港に行く途中にあるUSオープンの会場です。   この一帯では1964年ニューヨーク万博の会場だったところで、現在の正式名称は、このコラムの頭に記した長いものですが、1978年にナショナル・テニス・センター(NTC)としてオープンした当時は、万博当時にルイ・アームストロング野外音楽堂を改装したスペースが当時のセンターコートでした。愛称「サッチモ」が会場近くのクイーンズ区コロナに長年住んでいたことに因み名付けられてもので、現在の姿となった大改装後も踏襲しており、黒人ジャズ演奏家として、人種差別の壁を崩す上で地道な存在感を示した功績を評価する狙いがあります。    会場全体の“冠名称”である「ビリー・ジーン・キング」は、1060年代から1980年初頭まで女子テニス界に君臨、「男女の賞金格差」是正に取り組むなど女子選手の地位向上に貢献し、女子テニス協会初代会長としても活躍したレジェンドを記念したものです。   キングは後年レズビアンであることを公表し、同性愛者の権利向上にも貢献、2009年には、民間人としては最高の名誉である大統領自由勲章を受領しており、76歳の現在もテニス界のご意見番的存在です。そして世界最大の収容人員2万5千人という現センターコート「アーサー・アッシュ・スタジアム」は、1968年の全米オープン男子シングルスで黒人選手として初めて優勝するなど、ツアー通算47勝をあげたプレーヤーに因んだもの。さらに同スタジアムの前には、黒人差別が当然とされた1950年代に全英、全米選手権女子シングルスでそれぞれ2回優勝するなど、黒人選手として初めて国際的に活躍したアリシア・ギブソンの大理石製の胸像が置かれており、USオープン会場全体が、長年にわたり上流階級のスポーツだったテニス界での、さまざまな差別の壁を突き破った先人たちの功績を称えると同時に、贖罪的な意味もあるのでしょう。ここに何らかの形で「Naomi Osaka」の名前が刻まれるのを期待するのは欲張りすぎでしょうか。      著者/佐藤成文(さとう・しげぶみ) 通称:セイブン 1940年東京都出身。早稲田大学政治経済部政治学科卒。時事通信社入社、海外勤務と外信部勤務を繰り返す。サイゴン(現ホーチミン市)、カイロ、ベイルート、ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス各支局長を歴任し、2000年定年退社。現在フリーランスのジャーナリストとしてロサンゼルス在住。    

  • 『We are Little Zombies』 全米 online- theater にて上映中  

    2020年08月20日

      電通社員の長久マコト監督の長編デビュー作。映画音楽は、San Diego みなと学園卒業生と友人が結成したエレクトロポップユニットバンド、LOVE SPREADが担当。佐々木蔵之介、工藤夕貴、菊地凜子、長瀬正敏ら豪華キャストによるこの青春音楽映画は、80年代のファミコン風タイポグラフィを駆使し、ビジュアルとサウンドがスタイリッシュ。 第35回サンダンス映画祭で審査員特別賞、第69回ベルリン国際映画祭で特別賞受賞を獲得など海外でも注目。   映画鑑賞は、ウェブサイトからオンラインで $12。登録後は3日間見放題。     We are Little Zombies littlezombies.oscilloscope.net        

  • 第四十四回 60種以上の日本の雑誌が、発行とほぼ同時に読める。 LA市立図書館のサービス    

    2020年08月04日 アメリカ101

     今回は、「サンデー毎日」「週刊東洋経済」「Vogue Japan(日本語版)」「NHK G-Media 大相撲」といった60種以上の日本の雑誌が、発行とほぼ同時に、ロサンゼルスに住むわれわれのパソコンに配達(アップロード)されるという耳寄りなトピックスです。このコラムでは、新型コロナウイルス禍のもとで、これまでも「娯楽路線」として、「第二十八回いまだからこそ観たい『幸福な気分』になる映画」(4月17日号)、「第三十回#Stay Homeを楽しむ、目新しい音楽の世界へ乗り出しましょう」(5月1日号)といった実利的な話題をいくつか取り上げてきましたが、その一環です(これらのバックナンバーは、このコラムに添付されているQRコードからアクセス可能)。    アメリカでの図書館の素晴らしさは、LAPL(ロサンゼルス市立図書館)を取り上げた「第九回公共サービスも受けられる図書館を使用しよう」(昨年11月29日号)で紹介した通りですが、最新号の日本の雑誌にアクセスできるという話は、文字通り「知る人ぞ知る」、LAPLの隠れた魅力です。従来は、利用するには直接図書館に出向いてカードを取得する必要があったのですが、コロナ禍ですべての図書館が閉鎖されたことで、特別措置としてE-Cardのオンライン取得が可能となりました。手続きは簡単です。まずグーグル検索でLAPLと入力、ホームページにアクセスします。そこで「E-Card Registration」をクリックすると、入力フォームが出てきますので、そこに姓名/住所/生年月日などの個人情報をインプットして「完了」ボタンを押せば手続き終了です。LAPLへのEアクセスのための個人ナンバーがE メールで送られてきますが、これがLAPLへの“魔法のカギ”となります。    では、その番号を使って日本の雑誌に実際アクセスしてみましょう。まずグーグル検索で「LAPL」と入力、ホームページを開けます。中ほどに「Magazines & Newspapers」があり、そのすぐ下にブルー色の小さな文字で「RBdigital」とあるのをチェックすると、画面が変わって、アクセス可能な、数多くの英語の雑誌が表示されるます(これらを読みたければ、適当にピックアップ。その右端に「☤FILTER」とあるのをクリックすると、「Genre」「Language」と表示されるので後者を選択・クリックすると、Voila!!(じゃじゃーん!!)日本語の雑誌約60種が表示されます。バックナンバーにもアクセス可能です。さらにすごいのは、個々の雑誌を選択した際に、英文で「次号の自動配信を望むか?」とあるので、そこにチェックすれば、次回からは自動的にメールによる配達通知が届きます。もちろん雑誌の種類は限られているものの、ロサンゼルスで座りながらにして日本の雑誌最新号を無料で定期購読できるなどとは、コラム「第九回」で記したアクセス可能な「大手新聞」(毎日新聞)とともに、図書館を利用することで、さまざまな情報/媒体にアクセスできるなどとは夢のようです。    LAPLを通じては、このような日本語の新聞/雑誌だけではなく、英語をはじめとした各国語の媒体にもアクセス可能であり、無数の電子書籍やCD、映画を読んだり、聞いたり、視聴ができるので、時間があれば、このような「図書館という宝庫」をくまなく探索する冒険に旅立ち、あくなき知的好奇心を満たすことが可能です。無聊をかこち、時間を持て余すといったこともない充実した時を過ごすことができるのは確実です。     著者/佐藤成文(さとう・しげぶみ) 通称:セイブン 1940年東京都出身。早稲田大学政治経済部政治学科卒。時事通信社入社、海外勤務と外信部勤務を繰り返す。サイゴン(現ホーチミン市)、カイロ、ベイルート、ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス各支局長を歴任し、2000年定年退社。現在フリーランスのジャーナリストとしてロサンゼルス在住。  

  • TOKIO長瀬智也はソロでもいいから 歌を唄うべきだ  

    2020年07月30日 テリー伊藤の東京チャンネル

     TOKIOの長瀬智也(41)が来年3月いっぱいでジャニーズ事務所を退所することが決まった。TOKIO有料ファンクラブのウェブサイトで、30年間所属していた事務所を辞めることを正式に報告した。彼の脱退に伴って残りのメンバー城島茂、国分太一、松岡昌宏はジャニーズ事務所内で分社化し「株式会社TOKIO」を設立するという。この一連の動きには、メンバーだった山口達也の2018年の不祥事によって音楽活動が出来なくなったことも少なからず要因になったと言われている。    当時私は国分太一さんとTBS朝の情報番組「ビビット」で共演していた。太一さんに「なんで音楽活動をしないの?」と聞いたことがある。彼は「山口がいて初めてTOKIOなんだよな~。ましてまだそんな気分になれないです。」と言っていた。私は「だったら長瀬ひとりでもいいから音楽活動をさせなくちゃ。彼はミュージシャンとして才能あるのだからもったいないよ。」と伝えた。その言葉に太一さんは黙っていた。アイドルと言っても少なくてもTOKIOはロックグループだ。世界のどこのロックグループが、メンバーのひとりが不祥事を起こしたからと言って長い間自粛するのだろうか。   例えば、ローリングストーンズのメンバーが不祥事を起こしてもミック・ジャガーが歌わない訳がない。そう、ミュージシャンは人生で大変な時、何かを叫びたい時こそ音楽活動をするべきだ。音楽活動をしないなんて不思議でならない。もしかしたら他のメンバーは音楽活動以外で生活できるから決断が鈍ったのかもしれない。    長瀬の独立は理解できる。一部報道では、裏方もやると言っているが、それよりも表舞台にいないと!来年のTBSのドラマも決まっているというが、これはこれで良い。この3年間音楽に飢えていた長瀬が、どんな詩や曲を作るのか本当に楽しみだ。音楽活動を再開すれば今までのファンは当然ついてきてくれると思う。しかしここはひとつ、渋谷や目黒辺りの小さなライブハウスでロック好きのファンの前で武者修行するのはどうか。そして、黄色い歓声に慣れている長瀬の、強者が集まる道玄坂のライブハウスでの姿を見てみたい。長瀬の容姿、魂の入った声はこれからの日本のロック界に新鮮な光を与えてくれそうだ。   来年はFUJI ROCK FES.にも単身参戦して欲しい。待っているぞ長瀬智也!        

  • コンサートシリーズ"3rd@1st" バーチャルライブ配信! 7/18(土)4pm  

    2020年07月15日

      パサデナで毎月開かれているコンサートシリーズ"3rd@1st" は、今年で6年目。3月からコンサートは休止を余儀なくされていますが、シーズンの最後に何か出来ないかとアーティストらが集結。ピアニスト、Junko Ueno Garrettさんをはじめ国際的に活躍する音楽家たちによるバーチャルライブ配信が決定!   「Music of Hope "音楽に願いを込めて”」 日時:7月18日(土)午後4時開始  (下記のウェブサイトで、7月末まで視聴が可能です)   コンサート配信先 https://www.facebook.com/events/307626507032160/   コンサートラインアップ Aaron Shows, organist and composer, and Rob Hayes, jazz guitarist and arranger Inner Magic by Michael Holden L. Barlow by Rob Hayes   David Garrett, cellist with Los Angeles Philharmonic Walton: Passacaglia   Paul Floyd, pianist and opera coach three Rachmaninoff transcriptions: Lilacs Op. 21, No. 5 Daisies Op. 38, No. 3 The Bumble-Bee (Rimsky-Korsakoff, transcribed by Rachmaninoff)   Greg Norton, organist and conductor Herbert Howell: Psalm Preludes   Junko Ueno Garrett, concert pianist (www.junkopiano.com) Fazil Say: Black Earth  

  • ロサンゼルス、スポーツジムや映画制作など12日再開 ディズニーは7月17日  

    2020年06月11日

    【ロサンゼルス11日時事】カリフォルニア州ロサンゼルス郡は10日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で停止していたスポーツジムや旅行者向けのホテルの営業、映画・音楽の制作事業などを12日に再開することを認めると発表した。無観客のプロスポーツ試合開催、博物館や水族館の開館なども許可する。   また、娯楽施設を運営するディズニーランド・リゾートは10日、当局の承認を前提に、カリフォルニア州アナハイムにある二つのテーマパークを7月17日に再開する方針を明らかにした。隣接するホテルは同月23日に営業を再開する。   カリフォルニア州では5月以降、経済活動の再開が徐々に進んできた。州内で最も厳しい規制を維持していたシリコンバレーの中心地サンタクララ郡でも今月5日、レストランのテラス席での飲食や小売店舗の営業、すべての製造・物流業を再開することを認めた。    

  • 第三十三回 「日本人を感動させた歌」で、 コロナ禍を乗り切ろう  

    2020年05月21日 アメリカ101

    これまで2回ほど、このコラムで“娯楽路線”として、YouTubeで無料アクセスできる映画や映像を紹介しましたが(連載第28,30回)、今回は第3弾として、4半世紀ほど前に「日本人を感動させた歌」でトップとなった曲を、さまざまな国際的なバージョンを中心に27曲を連続再生できるプレイリストと、「日本語が分かる/英語が分かる」ひとにとって、至福の時を過ごすことができる“コメディー”4本の映像をリストアップしましたので、新型コロナウイルス禍で滅入りがちな毎日を乗り切る糧としていただければと思います。   例によってYouTubeの「ssatola」検索で視聴可能です。 連載第30回の「目新しい音楽の世界」で、気が付かれた方もあるでしょうか、実は同じ曲が4回顔を出しています。 コラムのスペースが限られているので、大部分の曲についての説明をスキップせざるを得なかったのですが、この“最多出場”だったのは、長年にわたりギリシャを代表する作曲家/文化人/左派活動家として多彩な活躍していたミキス・テオドラキス(94)の民謡風のポピュラー曲で、同じギリシャ出身のメゾソプラノ歌手アグネス・バルツァーが歌って国際的なヒット曲となった「汽車は8時に発つ」です。 兵役に就くために汽車で駐屯地カテリーナに向かう恋人を慕う曲ですが、実は森進一が、この曲に惚れ込んだ五木寛之の歌詞(意訳)で歌っている映像があったのを、5本目のカバー曲として付け加えることを忘れたので、今回はリストのトップとしました。由来を知らなければ「日本の演歌だ」と言っても通用するほどの、素晴らしい出来栄えです。   「20世紀の日本人を感動させた歌」は、NHKが1997年に邦楽・歌謡曲を対象に実施した人気投票。全国から約2万曲について1700万票の投票があり、44万票を得てトップとなったのが、美空ひばりの遺作「川の流れのように」(作詞・秋元康 作曲・見岳章)です。 ちなみに、以下「いい日旅立ち(山口百恵)、「神田川」(南こうせつとかぐや姫)、「高校3年生」(舟木一夫)の順位で、国際的にヒットした坂本九の「上を向いて歩こう」(スキヤキ)は11位です。古いランキングなので、現時点で同様の人気投票をすれば、まったく違った結果となるかもしれませんが、この歌は永遠に「日本人にとっての心の故郷」のひとつであり続けるでしょう。   YouTubeで「Kawano nagareno yoni」と検索すると、当然ながら美空ひばり本人のバージョンに加えて、カバーされた映像が延々と出てきます。   目立つのは、メキシコの大衆音楽ジャンルであるマリアッチ楽団による数多くの演奏です。日本での興行で余興として歌ったのがきっかけに、メキシコやアメリカで流行ったものと思われます。そして、その伝で、「3大テノール」が日本を訪れたのをきっかけに、プラシド・ドミンゴとホセ・カレーラスの“持ち歌となり、とくにカレーラスはほぼ完ぺきな日本語でのスタジオ録音を仕上げています。 同じくオペラ歌手(ソプラノ)のアンゲラ・ゲオルギュー(ルーマニア)の本格的歌唱もリストアップしました。   最後は広義のコメディー4連発です。日本が世界に誇る話芸である落語からは三遊亭圓生の「らくだ」(1時間超)、そして「Mr. Bean」ことローワン・アトキンソンのスケッチ「Headmaster kills student」は日本語そして英語の“至芸”の極みです。Enjoy!    著者/佐藤成文(さとう・しげぶみ) 通称:セイブン 1940年東京都出身。早稲田大学政治経済部政治学科卒。時事通信社入社、海外勤務と外信部勤務を繰り返す。サイゴン(現ホーチミン市)、カイロ、ベイルート、ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス各支局長を歴任し、2000年定年退社。現在フリーランスのジャーナリストとしてロサンゼルス在住。    

  • 【前編】 何がOK? 何がNG? ロサンゼルス市長も緊急会見 これが最新! COVID-19  ロサンゼルスの Stay Homeルール

    2020年05月19日 らららトピック

    新型コロナウイルスの感染拡大により厳しい外出禁止令が設けられ、私たちの行動は3月20日以降非常に制限されたものとなっていましたが、カリフォルニア州は5月8日から段階的に経済活動を再開させています(ららら5月8日詳報掲載)。 5月12日、LA郡保健局のディレクター、バーバラ・フェロー氏が「外出制限を少なくとも7月までは延長する」と発言し、市民の間で波紋が広がりました。その後、LA郡ガルセッティ市長は「制限がまったく緩和されないという意味ではない。状況をみながら規制を緩和していくので、現状と同じ状態が続くわけではない」と説明しました。   ■この発言の背景は? LA郡の新たな感染者数は平均して一日800人弱。カリフォルニア州全体の感染者のうち約半数がここLA郡なのです。カリフォルニア州の中でLAは、コロナのホットスポットといわれています。この状況をうけて、現在LA郡は5月15日までとしていた自宅待機命令(Safer at home order)を期限を設定せず延長しています。つまり、今後追加の通知があるまでこのルールは無期限で有効ということになります。   感染拡大に留意しながらも社会をまわすために、色々なルールがどんどん更新されています。今回は、コロナ禍で何が変わってきたか、その時系列を改めて確認し、最新のステイホームに基づき「どの行動がNGで、どの行動がOKなのか」、改めて整理していきましょう(5月17日時点)。   カリフォルニア州新型コロナウイルスに関する動き 3月19日に発令。Stay at Home Order    ・3月19日:カリフォルニア州のニューサム知事、必要不可欠な場合を除いて屋内での待機を義務付ける自宅待機(Stay at Home Order)と商業活動の制限を同州全域に発令。全米で最も早い州全土の外出禁止令に踏み切る。   ・3月19日:米国務省は渡航警戒レベルを4段階で最高の「レベル4」に引き上げ、海外渡航の中止を勧告。   ・3月24日:東京五輪・パラリンピックの延期決定。夏季五輪の延期は史上初。   ・3月27日:2兆ドル規模の経済対策法案が成立。米国の緊急支援法としては過去最大規模。   ・4月10日:LAカウンティのガルセッティ市長は、4月19日までとされていた自宅待機命令を5月15日まで延長と発表。   ・4月11日:米国内の新型コロナ死者数イタリア抜き世界最多に。   ・4月29日:米国内のコロナ感染者100万人を突破。   ・4月29日:LA郡全住民対象に無料ウイルス検査を実施。ガルセッティ市長はすべての市民を対象に、症状の有無に関わらず無料で新型コロナ検査を実施すると発表。   ・5月6日:LAカウンティは「5つのステージ」に分けた経済再開へのロードマップを発表。   ・5月7日:ニューサム知事は、一部経済を再開させる4段階プランを発表。ステージ1からステージ4まで。(加州はステージを4つに分け、LA郡はステージを5つに分けている)   ・5月8日:加州、「ステージ1」から「ステージ2」に移行される。再開が許可されたビジネスは、本屋、宝石店、玩具店、衣料品店、靴屋、家具屋、スポーツ用品店、アンティークショップ、音楽ショップ、花屋。これらビジネスを支える製造および物流事業も含む。 ・5月12日:LA郡保健衛生局ディレクター、バーバラ・フェロー氏が「外出制限を少なくとも7月まで制限する」とコメント   ・5月14日:LA郡は、15日に期限を迎える予定だったSafer at home orderに代わり、Safer at home public health orderを発効。期限は設けられていない。人々に対し、可能な限り自宅にとどまるよう継続して求めており、外出する場合、6フィートのソーシャルディスタンス維持、フェイスカバーの着用を義務付けている。   ・5月14日:加州の担当者は、全58郡のうち12郡について経済再開を許可。この12郡の各郡では、レストラン内の食事を再開することができるが、再開ガイドラインに従わねばならない。ちなみにこの12郡にLA郡は入っていない。   ・5月17日:アメリカのコロナ死亡者8万8754人。

  • 第三十回 #Stay Homeを楽しく。 目新しい音楽の世界へ乗り出しましょう  

    2020年04月29日 アメリカ101

     蟄居生活も長引き、窮屈ながらも、それなりの生活のリズムができあがっている方が多いかと思いますが、今週は、緊張感という深層心理の渦中にありながら、一方では、そんな退屈な日々であっても、目新しい音楽の世界へ乗り出す冒険へのご招待です。そして今回も、YouTubeの無料サービスを利用して、筆者による「躊躇なく、すぐにでも、何回でも繰り返し聴きたくなる曲」リストを公開、皆さんへの「音楽への勧誘」とします。    「何回でも繰り返し」というのは単なる惹起文句ではなく、「文字通り」で、ちょっと何もするあてがない時間に、すぐに耳を傾けることができる音楽という意味で、筆者の太鼓判付きの選曲です。聴き方は、例によってwww.YouTube.comにアクセスして、検索欄(search)に「ssatola」と入力すると、筆者のYouTubeでの映像ライブラリー一覧が提示されるので、そこから「ららら読者へ」という項目のファイルを左クリックしていただければ、全部で37本ほどの映像付き楽曲が視聴できます。 自動再生となっていますので、冒頭の「Panis Angelicus」から順次音楽が流れるはずです。いずれも音楽として素晴らしいものばかりだと自負していますが、いくつか“講釈”を加えることをご容赦ください。    新型コロナウイルス感染の非常事態に直接関連するのは⑦のジョーン・バエズが自宅応接間から、医療従事者を中心とした、渦中にあって日々われわれのために大奮闘している関係者への感謝のメッセージと、“盟友”ボブ・ディランの「Forever Young」を歌った映像です。1950年代末から現在まで60年以上第一線で活躍してきたわけですが、デビュー当時から、筆者と同年代ということもあって、感慨もひとしおです。バエズは、この英語によるビデオのあと、フランス語、ドイツ語、イタリア語で、それぞれのファン向けに別々のメッセージはネットで流しています。残念ながら日本語は見当たりませんでした。    そのバエズが師として仰いだのが、フォークソングの大御所だったピート・シーガーで、公民権運動やベトナム反戦運動でのプロテストソングである「We Shall Overcome」を唄っている映像が⑨です。そして現在、主として中南米諸国を中心に世界中で歌われている代表的なプロテストソングが、サルバドール・アジェンデ大統領の率いるチリの人民連合政府の“応援歌”としてセルヒオ・オルテガが作曲したEl Pueblo Unido(不屈の民)(⑩と⑪)です。前者は大集会での唱和、後者は、ロシア出身の若手ピアニストとして高い評価を得て、昨年は、ピアノ曲の「新約聖書」といわれるベートーベンのピアノ・ソナタ全曲を録音してセンセーションを巻き起こしたイゴール・レビットが、クラッシックの変奏曲集として編曲された長大な楽曲の序奏部を演奏している映像です。アジテーション歌ですが、耳をそばだたせるメロディーとテンポは、鑑賞曲としても優れた出来栄えです。    こう書いてくると、このリストの歌が堅苦しい、お説教的なものばかりと思われるかもしれませんが、メロディーの美しさは共通しており、とりあえず、偏見を持たずに耳を傾けてみてください。「Every song has a story」といわれますが、ここではスペースが限られて触れることができませんが、リスト最後のエリザベス女王のスピーチに「We will meet again」とあるように、感染が収束したあと、皆さんに直接お会いする機会があれば、それぞれの楽曲についてのストーリーをお話しできたらなと思っています。  

  • 連載コラム コロナ軟禁生活の記録 「LAに暮らす母親のひとりごと」 vol.1  

    2020年04月20日 らららトピック

     息苦しい。一人になりたい。休校続行中の子供とリモートワーク中の夫で家の人口密度が急上昇中。ジョンズ・ホプキンス大HPに新型コロナの感染者数と死者数を見にいくことがほぼ日課となっている。米労働省によると新規失業保険申請件数は328万3千件に上り過去最多(26日発表)。健康と経済、両方の不安と私たちは闘っている。中国・武漢から発生したそれが今や世界中を巻き込んで久しい。   三日前のこと。午前中ではなく閉店間際に行ってみようと思い立ち、近所のスーパーへ出かけた。4人並んでいたので最後尾に並ぶ。しかし店から出る人がいるのに誰も入らない。しびれを切らして「中に入れないの?」と店員に尋ねたら、答えはNO。店は20時に閉店で、19時から20時までの1時間で収容できる人数は既に入店済みという理由だった。諦めて列を離れ帰ろうとしたら、突然アジア人の女性に奇妙なことを話しかけられた。「店員の態度は無礼でしたか」と。「いいえ」と答えて終わったのだが、この出来事が心に妙に引っかかった。帰り道なぜだろうと考えながらその正体に行き着く。このスーパーマーケットの店員は白人のアメリカ人男性。私に無礼だったかと聞いたのはアジア人女性。彼女は現在頻発中のアジア人差別に敏感になっているのだろう。白人はアジア人を差別する可能性が高いと疑ってかかっている。もはや、決めつけの域。恐いな。人を疑いながら暮らすことが良い連鎖を生むはずはないのに。   銃を買う人が増えているとニュースで知る。不信感が募れば自己防衛に注力するのが人間のサガなのだろうか。他人を疑うから銃を買うのだ。平和とは人を信じられる世界。その前提には他者への信頼が必要。けれども今それが崩れかかっている。   人を信じられるように、まずは自分が人に信じてもらえるような行動を取らなければ。思い込みや決めつけで行動しないように、肌の色で決めつけないように一層注意を払いたい。差別されるはずだと決めつけない気持ちを今だからこそ持ちたい。難しいけれど。   SNSで、フランスで多くの人を感動させている詠み人しらずの詩があることを知った。作家の辻仁成さんの翻訳に涙腺が緩む。今を嘆くことはもうたくさん。飽きてしまった。悲嘆に暮れることに決別して、今を楽しみ、違う価値に気付くチャンスにしよう。この先にあるはずである再会を心待ちにしよう。この詩があなたの心に一寸の明るさをもたらすことを願って紹介する。  

  • ガガさんらスターがネット公演 新型コロナ対応の医療従事者に感謝  

    2020年04月18日

    【ニューヨーク19日時事】新型コロナウイルス対応で奮闘する医療従事者らをたたえるため、歌手レディー・ガガさんら多数の人気アーティストがオンラインで出演するコンサートが18日夜、インターネットやテレビを通じて世界に配信された。 世界保健機関(WHO)と貧困撲滅を目指す国際組織「グローバル・シチズン」が共催した。   コンサートでガガさんは「私が今晩やりたいのは、ほんの少しの間、皆さんにただ笑顔を与えること」と語り、ナット・キング・コールの名曲「スマイル」を披露。 テイラー・スウィフトさんのほか、スティービー・ワンダーさん、ポール・マッカートニーさん、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーさんら音楽界の大御所も自宅から演奏を届けた。   歌の合間には、最前線で治療に当たる医療関係者や生活必需品の配達担当者らの働く様子も紹介され、ビヨンセさんが「家族と離れ、私たちを助けてくれている真のヒーロー」と感謝の気持ちを表した。 写真:18日、オンラインで配信されたコンサートで演奏するローリング・ストーンズ  

  • 後世に残したいあのスターはこんな人柄だった!「淡谷のり子」  

    2020年04月03日 テリー伊藤の東京チャンネル

    私も遂に70歳になってしまった。びっくりです。若かったころは70歳なんて遠い先!よその世界の話だと思っていたのに。 そう、まるで浦島太郎が竜宮城から帰って来て、おと姫様からいただいた玉手箱を開けてしまい、一瞬にしてお爺さんになってしまった、そんな感じです。学生時代が昨日のことのように思えるのに。   まあ、爺さんになってしまったのだから、そんなことを言っても仕方ありません。   ふと、芸能界にどのくらいいるのだろう?と考えてみました。24歳でこの世界に来たのだから、46年もいるんです!長いのやら短いのやら。 私は芸能界で何かのお役に立ったのだろうか、なんて考えてしまいます。   今日は、昔のスターとの思い出話をしたいと思います。 題して「後世に残したいあのスターはこんな人柄だった!」 まず第一回は、淡谷のり子さん(92歳没)。日本のシャンソン歌手の先駆者でした。愛称は「ブルースの女王」。   青森市の豪商の長女として1907年に生まれ、1923年青森県の女学校を中退後、母・妹と上京し、現在の東京音楽大学ピアノ科に入学、その後声楽家に編入してオペラ歌手を目指すためクラシック音楽を学んだ。 その頃家が貧しくなったため、絵画のモデルを務めるなどして生活費を稼いだ。努力の甲斐あって、首席で卒業し、新人演奏会で「魔弾の射手」を唄い、十年に一人のソプラノ歌手と呼ばれた。   物凄い実績ではないか。勿論プロ歌手となってからも、日中戦争が勃発した1937年「別れのブルース」が大ヒットしてブルースの女王の地位を不動のものにした。  

  • 【第二十五回】 英語でのコロナウィルスに関する情報をタイムリーに理解しよう  

    2020年03月26日 アメリカ101

     カール・マルクスの言を拝借すれば、「恐怖という妖怪が世界を徘徊している」ということでしょうか。本当に、あれよあれよ言う間もない急展開です。   アメリカでの新型コロナウイルス禍は、1週間前には3ケタ台でしたが、3月19日現在では1万台を突破しています。この激増には、感染拡大に加えて、検査体制が整いつつあるという両面があり、単純に感染が加速的に拡大しているとは断言できないでしょうが、増加の勢いが続いているのは間違いないでしょう。   世界的にみても、大規模な流行の局面にあるというのがアメリカの現状ですが、それに並行して恐怖心の高まりから、理不尽な行動が目立っています。   スーパーマーケットでの買いだめに伴う品不足が典型的な例ですが、極端なケースとして、「銃社会アメリカ」ならではの現象として、銃器や弾薬の売り上げ増があります。信頼できる統計がFBI(連邦捜査局)の銃器購入に伴う身元調査件数です。 さまざまな要因で上下するのですが、近年では2016年の大統領選挙で、民主党候補のヒラリー・クリントン元国務長官が銃規制強化を公約のひとつとして強調したことで、売り上げが上昇しています。 しかし今回の新型コロナウイルス流行で、身元調査件数(今年1-2月)は、4年前のペースを35万件上回る550万件に達しています。   しかし、連邦政府や州政府など当局による外出規制が強まる中、一般市民の間では従来にも増してさまざまな場面で他人同士の「一蓮托生」の気分が横溢し、かえって会話が弾むケースが多いように思いますが、いかがでしょう。 他者を敵を見なすのではなく、苦難にあって「人間同士」としての連帯感が高まる状況を期待したいと思います。   そして、さまざまな恐怖への対応として、流言飛語にもてあそばれることなく、正確な情報を手に、全うな判断に基づく行動が求められています。 そんな現在の状況で、これまで以上に必要なのは、信頼できる、公正な視点からの情報に接することでしょう。それには何よりもlegitimate(正統的)なメディアからの情報に入手が必要です。   ネット上ではさまざまな情報が錯綜していますが、初回の当コラム(2019年10月4日号)で触れたように、「公共奉仕」を念頭に、ジャーナリズム/ジャーナリストとしての責任を自覚した媒体からの情報入手が極めて重要です。   Legitimateメディアとは具体的には、一般的な新聞であり、大手テレビネットワークであり雑誌であり、それらが運用するネット上のホームページです。日本語の媒体では大手新聞各社のほか、共同通信と時事通信のホームページへのアクセスが容易です。 またNHKのホームページも充実しており、特設サイトでは詳細な最新情報を得ることができます。さらにNHKが“国営放送”的存在であるため、海外在住邦人絡みの緊急事態が生じた場合には、それに関する情報を迅速に伝達する媒体でもことを覚えておく必要があります。   最後に、外出制限/禁止措置で蟄居を余儀なくされていて、家族との対話や読書、映画/音楽鑑賞だけでなく、常に最新ニュースに接したいという向きには、英語の媒体ながら、24/7ベースでネットを通じて映像生放送を続けているニュース専門TVとしてAl JazeeraとSky Newsがあります。 いずれもlegitimateなニュース報道機関であり、YouTube検索で簡単にアクセス可能ですので、ぜひ試してはいかがでしょう。   著者/佐藤成文(さとう・しげぶみ) 通称:セイブン 1940年東京都出身。早稲田大学政治経済部政治学科卒。時事通信社入社、海外勤務と外信部勤務を繰り返す。サイゴン(現ホーチミン市)、カイロ、ベイルート、ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス各支局長を歴任し、2000年定年退社。現在フリーランスのジャーナリストとしてロサンゼルス在住。    

  • ママになっても 才能を活かしてほしい マリンバ奏者 高田 直子 Naoko Takada    

    2020年03月26日 ロサンゼルスで暮らす人々

    ぽわん、ぽろん、ぽろろん。まるみを帯びた深い音色。スタジオに続く木製扉の前で耳を澄ませて立ち止まった。 マリンバという楽器をご存知の方はどれくらいいらっしゃるだろう。マリンバは、いわゆる木琴の一種。木琴の音は固く乾いた音であるのに対し、マリンバのそれはやわらかい。   マリンバ奏者の高田直子さんのスタジオを訪れた日は、空には雲ひとつなかった。開け放たれたドアの向こうにマリンバが見える。想像よりもずっと大きい。ビブラフォンもドラムもピアノもあった。光が注がれる楽器はどれも本当に神々しい。   マリンバはピアノよりも鍵盤数が多く感じたので尋ねてみると、すぐさまピアノの前に座り「そんなことないです。ほらね」と慣れた手つきで弾いてくれた。 なるほど、マリンバとピアノはまったく違う楽器にみえるが、考えてみれば同じ鍵盤打楽器だ。たたくことで音を出す。   出会いは8歳。母親と一緒に行った雛祭りコンサートだった。「最初は大きな家具だなって(笑)そこで聴いたのは『熊蜂の飛行』でした」 マリンバに出会ってしまった直子さんは「習いたい」と親に頼んだが、最初の頃は一時的なことだろうと相手にされなかった。けれども変わらぬ情熱に母親は「1回だけね」と約束して教室に連れて行ってくれた。   その1回が2回になり3回になった。そのうちに忘れるだろうと思った親の期待とは裏腹に、彼女の熱意は薄まるどころかどんどん増した。 父親は、新聞紙を切って音の出ない即席マリンバを作ってくれ、彼女はそれで練習した。 遂にマリンバを買ってもらったとき、あまりの嬉しさにマリンバの下で寝たほど。   先生についてめきめきと力をつけた彼女は、11歳で初めて舞台に立った。しかし中学の時に一度マリンバを辞めている。「舞台に立って以降は、周りからプロになるの?どうするの?と何度も聞かれ、それがすごく嫌だったんです」   早稲田大学の心理学科に進み、一年間の交換留学でカリフォルニア大学ノースリッジ校(CSUN)を訪れたことがその後の運命を大きく変える。早稲田を中退し、CSUNの音楽学科に編入し、再びマリンバと向き合う日々が始まったのだ。   「一日6時間、5年間集中すればプロになれる」と信じ、昼夜問わず練習に身を捧げた。 当時の自分の言葉をどう思うかと聞いたら「生意気だったと思います」と笑った。   2002年、ニューヨークで開かれたヤング・コンサート・アーティスト国際オーディションで優勝したことを機にプロとして始動。「20代のときは仕事を選べなかったけど今は選ぶことができて幸せ。子供と過ごす時間が何より大事です」   交換留学初日に出会ったご主人との間には2人の可愛い子供がいる。「才能があるのに子育てでやめてしまう人を私はもったいないと思う。 ママになっても自分の才能を活かしてほしい」彼女の演奏に勇気をもらう理由がわかった気がした。  

  • 【3/14(土)】 シャムロックンロール

    2020年03月11日 Los Angeles

    豪華客船クイーンメリー号でアイルランドの伝統的な音楽とダンスを楽しむセントパトリックのイベント。70年代や80年代の懐かしのロックやフォークの演奏もある。入場料は$30、21歳以上限定。

  • 【3/17(火)】 セント・パトリックス・セレブレーション・アット・テン・マイル・ブリューイング

    2020年03月11日 Los Angeles

    ロングビーチにあるブリュワリーでセント・パトリックス・デイを祝うイベントが開催される。アイリッシュ音楽の生演奏もあり、アイリッシュコーヒーやアイリッシュデザートも楽しめる。料金はセント・パトリックス・デイ限定アイリッシュビール1杯を含むマグ代$25。

  • 痩せる、引き締めるなら今!究極のダイエット企画「30日間チャレンジ」5月1日スタート!

    2020年03月11日 生活向上

    「この夏こそビキニ水着やビーチファッションをかっこよく楽しみたい!」という女子・男子は必見! 「Legacy Dance and Fitness」プロデュースによる待望のダイエット企画「30日間チャレンジ」が5月1日にスタートする。   ズンバでとことん脂肪燃焼! この30日間チャレンジは、「ズンバ+トレーニング+コンサルテーション(体重・食事管理など)」をトレーナーの指導のもと、楽しく、無理なく進めていく企画。リズミカルでパワフルなズンバを楽しみながら脂肪燃焼することがベースにある。「音楽に合わせてたっぷりエクササイズし汗だくになることで達成感が味わえるズンバ。700カロリーくらいは燃焼できるはず」とオーナーの陽子さん。   キツくない! 引き締め効果バツグンの筋トレ シックスパックも夢じゃない!ズンバで脂肪を思いっきり燃やしたら、仕上げは筋肉トレーニング。腕、ウエスト、ヒップ、脚をターゲットに無理なく引き締め、美しい筋肉をつけるのが目的。トレーナーのLisaさんいわく「私自身、以前は筋トレとは無縁だったんです。そんな私が音を上げることなく持続できているトレーニング。筋トレって短時間でも『効果的に行うこと』が美しい筋肉を作る秘訣なんです」   体重管理と食事指導。 簡単美味しいレシピサンプルも! まず初めに体重測定、食事の栄養指導を受けながら、ボディ作りを一緒に進めるのがこの企画の最大の強み。「ダイエットは孤独との戦い」ではなく、食事面の疑問や相談もできるので心細くない。さらに「どれも色鮮やかで美味しそう~」なレシピを画像と共に提供してくれる(左写真参照)。料理が面倒という人でも、楽しく美味しく作れるはず。 聞いているだけでワクワクしてくる「30日間チャレンジ」。楽しみながら無理なくキレイになれるはず。4月1日、いよいよ申込みスタート!人数制限があるのでお早めに。

  • 【3/7(土)~3/8(日)】 フェスティバル・オブ・カラーズ  

    2020年03月04日 Los Angeles

    春の到来を祝うインドのお祭りが、LAでも楽しめる。様々な色のカラフルなパウダーを掛け合うお祭り。全身色粉まみれ覚悟で出かけましょう。音楽やダンス、ヨガ教室などもある。入場料は$6.50~、12歳以下は無料。

  • 民謡を通して、日本の美しさや日本の心を歌い継ぐ 民謡歌手 小杉 真リサ Marisa Kosugi  

    2020年03月04日 ロサンゼルスで暮らす人々

    今年で創設55周年を迎える日本民謡「松豊会」の民謡歌手、小杉真リサさん。 photo by Albert Lien