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  • 第55回 政治資金集め? カリフォルニア州は大統領選挙のATM  

    2020年10月20日 アメリカ101

      さしずめ「手元不如意で、そそくさと近くのATM(現金自動預け払い機)に駆け足で飛び込んだ」ということでしょうか。投票日まで10日ほどしかない大統領選の終盤とあって、共和党ドナルド・トランプ大統領と民主党ジョー・バイデン前副大統領の両候補にとっては文字通り「いくつ身体があっても足りない」という超多忙の遊説の毎日なのですが、先週末18日に激戦州とされるネバダ州を訪れ、ラスベガスで数千人規模の熱烈な支持者を集めた会場で支持を訴えたあと、オレンジ郡のジョン・ウェイン空港に降り立ち、高級邸宅が立ち並ぶロングビーチにあるリド島(Lido Isle)で開かれた選挙資金集めを目的としたイベントに3時間弱にわたり顔を出したあと、ネバダ州に戻りカーソンシティで遊説をこなしたトランプの1日です。     「カリフォルニア州は大統領選挙のATMだ」と言われます。連邦下院議員53人、連邦上院議員2人で構成される同州の選挙人団ですが、1968年から現在までの半世紀では、前半は一貫して共和党候補が勝利、後半は民主党が勝利というパターンです。共和党のリチャード・ニクソン、ロナルド・レーガン両大統領とも州出身で、カリフォルニアは長年保守色が濃い政治風土でした。しかし近年メキシコ系を中心とするラティーノ人口が急増する一方で、ピート・ウィルソン知事(1991-1999)に象徴されるように共和党が非合法移民を含む移民増へ否定的な対応をとったことで支持者を失い、ラティーノが最多人口を占めるという最近の状況下で、カリフォルニア州は民主党の半永久的な“牙城”へと変身しています。     この結果、ビル・クリントン・アーカンソー州知事が現職のジョージ・H・W・ブッシュ(第41代)を破って当選した1992年の大統領選挙以来、前回2016年選挙まで民主党候補が連続7回勝利しています。それ以降「カリフォルニア州は民主党が圧倒的に有利」が当たり前となり、全米最大の人口を抱えながら大統領選挙では「蚊帳の外」に置かれてしまい、「政治面でのカリフォルニア州の魅力」は政治資金の“豊饒な源”、すなわちATMになったということです。党派を問わず大統領候補は票田としてのカリフォルニア州ではなく、カネ(選挙資金)のために訪れるだけとなっているのを象徴するのが、先週末のトランプのロングビーチ訪問でした。     このところトランプ陣営は選挙資金面で民主党に大きく後れをとっています。連邦選挙委員会(FEC)によると、今年9月中にバイデン陣営は3億8300万ドルを集めたのに対しトランプ側は2億4700万ドル、そして10月現在の手元現金は4億3200万ドル対2億5100万ドルです。この違いが最終的な選挙結果に響くのかははっきりしませんが、トランプ陣営にとっては士気にマイナスの影響を与えるのは間違いありません。バーチャル・リアリティ(VR、仮想現実)ヘッドセット商品化を成し遂げ、弱冠21歳で億万長者となった天才的な少壮発明家/実業家パルマ―・ラッキー氏(28)の邸宅での資金集めイベントでは最低2800㌦、最高レベルなら15万ドルというのが“協賛金”のようですが、集まったおカネの総額は明らかではないものの、トランプ陣営には「shot in the arm」(カンフル剤)にはなったのでしょう。オレンジ郡は1889 年に白人優越主義者が主導してロサンゼルス郡から分離して成立した自治体で、1930年代のニューディール時代以降、19回連続で大統領選では共和党候補が勝利してきた「保守派の岩盤」でした。だが2016年大統領選でヒラリー・クリントン国務長官に得票率で8ポイント差で敗れ、また2018年中間選挙では、郡内の7つの連邦下院議員選挙区で全敗を喫しています。選挙戦終盤でのトランプによる個別候補へのテコ入れ遊説があれば、いくつかの選挙区での議席奪回の可能性が高まったかもしれませんが、「カネ集め」だけの訪問にとどまったことでどうなるか、結論は11月3日に出ます。   

  • 第54回 2016年の大統領選を的中させた 「ファイブサーティエイト」が予想する 2020年大統領選の行方  

    2020年10月13日 アメリカ101

    今回のアメリカでの“総選挙”の焦点は、11月3日(火)の投票日を3週間後に控えた時点で、「民主党の“完勝”なるか?」となってきました。ここでの“総選挙”とは、最も注目を集めている大統領選挙に加えて、連邦上下両院、さらには州知事、州議会から教育委員会といったアメリカで同時に実施されるさまざまな選挙を便宜的に総称したものですが、連邦政府レベルでの選挙であるホワイトハウスと連邦議会上下両院の3つの選挙で、共和、民主いずれかの政党が、すべてを制覇することを“完勝”と表現しました。そして、今回の選挙では、過去の世論調査で高い評価を得ている世論調査機関「ファイブサーティエイト」が、ドナルド・トランプ大統領が敗退するだけでなく、与党・共和党が上院で議席過半数を割る少数党に転落する一方、下院では野党・民主党が過半数議席をキープして、「民主党完勝」の確立が63%とする予想を発表、独自の統計操作で高い確率でが選挙結果予想を発表して注目されています。前回の“完勝”ケースは、トランプが率いる共和党が上下両院で過半数の議席をキープしただけでなく、ホワイトハウスを奪回した2016年の選挙です。     「ファイブサーティエイト」が数ある世論調査機関の中で一目置かれているのは、独自の統計方法論を採用、一般的な世論調査に加えて、党派別支持率、選挙資金、現職かどうか、人口統計、専門家の予想などの要因を勘案して確率を算定する手法が斬新であり、2008年と2012年の大統領選挙で「大統領選挙人区」について、ほぼパーフェクトな党派別内訳を予測して、一般に知られるようになりました。とくに2012年には、民主党のバラク・オバマ上院議員(当時)と共和党のミット・ロムニー・マサチューセッツ州知事(当時)が争ったのですが、投票日当日の朝に「オバマ当選の確率90.9 %」を打ち出す大胆な予想で驚かせました。「538」という数字を名称を採用したのは、創立者ネイト・シルバー氏(42歳)が、大統領選挙の行方を確率で予想するシステムを考案したのを受けたもので、50州プラス首都ワシントンDCの選挙人数が538人であることを意味しています(そして、その過半数である270人以上の選挙人を獲得した候補が当選となります)。シルバーは名門シカゴ大学を卒業、イギリスのスクール・オブ・エコノミクスで学んだ天才的な統計学者で、米メジャーリーグ(MLB)プレーヤーの成績データを解析、個々の選手の活躍ぶりを統計化して知られるようになり、2009年にはニュース週刊誌「タイム」の「世界で最も影響力の’ある100人」に選ばれています。     2016年の大統領選挙では、大部分の大手世論調査機関が「ヒラリー・クリントン圧勝」を予想して“総ざんげ”する有様で、「538」も例外ではありませんでした。しかし、他社が85%から99%の確率で「クリントン勝利」としたのに対して、「538」は確率71%とし、「トランプ当選の確率は29%」と比較的高い数字を打ち出し、「面目丸つぶれ」を回避した結果となりました。今回は、10月7日に最新の予想として、「大統領選ではバイデンは、圧倒的とは言えないものの、確固とした(solid)リードを保っている」「上院は民主党が過半数確保でいくぶん優位」「下院は92%ないし97%の確率で過半数維持」と予測、連邦政府レベルでの民主党の“完勝”の確率が63%だとして、来年からの“民主党政権”は”医療保険制度改革強化、警察改革、選挙制度改革、さらには首都ワシントンおよびプエルトリコの州昇格などに取り組む糸口をつかむだろうと指摘しました。しかし同時に、世論機関の常套的な「逃げ道」として、共和党が上院で過半数を維持する確率が31%であると強調しており、つまるところは「選挙は水物」という日本での警句を思い出せば、「政治は面白い」ということでしょうか。     著者/佐藤成文(さとう・しげぶみ) 通称:セイブン 1940年東京都出身。早稲田大学政治経済部政治学科卒。時事通信社入社、海外勤務と外信部勤務を繰り返す。サイゴン(現ホーチミン市)、カイロ、ベイルート、ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス各支局長を歴任し、2000年定年退社。現在フリーランスのジャーナリストとしてロサンゼルス在住。      

  • TOKYO KIMONO 七五三の前撮り受付中  

    2020年10月09日

      ロサンゼルスで着物を着て七五三。正絹からプリエステル、アンティーク着物まで数多く取り揃えている同店では、現在スタジオでの七五三前撮りを受付中! 「おうちde七五三」プランでは着物レンタル郵送サービスを開始!他、着物フルセットレンタル、ヘアメイク、撮影プランもあり。   TOKYO KIMONO 1815 W.205th St. #210 Torrance CA 90501 310-634-9897 www.tokyokimono.com      

  • メトロが選挙日の乗車無料化 郵便投票の投函箱を駅前とバス停に設置  

    2020年10月08日

    【ロサンゼルス8日】ロサンゼルス郡都市圏交通局(メトロ)は8日、大統領選挙が行われる11月3日に、電車とバスの乗車代金を無料にし、有権者への投票参加をサポートする方針を決めた。また、新型コロナウイルス対策として今回増えることが予測される郵便投票について、郵便投票用紙を投函できる「ballot drop-off boxes」が、19カ所の駅とバス停前に設置された。   10月24日から11月3日まで、ユニオン駅とエル・モンテ駅は正式な投票所として利用される。また、ロサンゼルス郡の「Registrar-Recorder/County Clerks’ office」は10月24日から11月2日まで、移動式投票センターのバンで、電車とバスの乗客用駐車場を巡回する。    

  • 7000ドル分のフットボール用具盗難で36歳男を逮捕  

    2020年10月07日

    【ロサンゼルス7日】チノのアヤラ公園の倉庫から2日に7000ドル相当のユース用フットボール用具が盗まれ、6日に、ポモナ在住のオマー・グテレス・モンロイ容疑者(36)が逮捕された。   被害にあった公園関係者が5日に、盗まれた用具がオンラインで転売されているのを発見して警察に通報した。これを受けて転売者の自宅を捜索した結果、盗まれたフットボール用具のうちの4800ドル分が見つかり、盗難車や麻薬関係の道具も押収した。警察当局は、フットボール用具の購入者特定に向けた捜査を行なっており、一般からの情報提供も求めている。    

  • 双子の娘を刺殺した後に父親自殺 プレセンティア  

    2020年10月07日

    【ロサンゼルス7日】オレンジ郡プレセンティアの住宅で7日深夜0時過ぎ、父親が9歳の双子の娘を刺殺する事件が起きた。父親のティモシー・タケハラ容疑者(41)は、住宅から道を隔てた草の上で、自らを刺して死亡しているのが見つかった。   警官によると、刺殺された姉妹は住宅のリビングルームで見つかった。別の部屋で姉妹の母親と、タケハラ容疑者の母親が寝ており、事件に気付いた母親が通報した。警察は、昨年9月にも大人同士の口論が原因で通報を受けてこの住宅に駆け付けていた。詳しい事件の背景などを捜査している。    

  • 第53回 カリフォルニア州知事 ギャビン・ニューサムは独裁者なのか? 加州とトランプ政権の反目  

    2020年10月06日 アメリカ101

     「ここ数年、ドナルド・トランプ大統領が独裁者みたいに振舞っているとの批判があるが、カリフォルニア州知事ギャビン・ニューサムは独裁者そのものだ」「「環境に優しい電気自動車(EV)、電気自動車というけど、クルマのバッテリーが電力を生み出すわけではない!」「猛暑が続いて各地で間欠的な停電が続いたが、このままでは寒い日にも停電になってしまう」「何百万台というEVが一斉に充電したら停電が日常的なものになりかねない」「知事行政命令といった非常措置をとるなら、カリフォルニア州での新型ウイルス禁止令を出すほうがましだ!」などなど。ニューサム知事が9月23日に発表した「15年後の2035年にガソリン駆動乗用車・SUVなどの小型トラックの新規販売を禁止」という行政命令に対する新聞各紙投書欄での懐疑派の言い分あらすじです。州政府レベルでの環境問題への取り組みで先端的な役割を演じるカリフォルニア州の最高指導者らしい、思い切った措置で、環境保護推進派からは高く評価する声があるものの、投書欄にみられる反対論や、自動車業界、石油精製業界など、直接大きな影響を受ける業界では「性急すぎる」という声が強く、「気候変動対策を加速させるために、州政府として採用できる最も影響力のあるステップ」と自賛する同知事に試練が続きます。     知事行政命令という、州議会承認が必要がない思い切った施策ですが、2035年の目標年次までに思い通り進むのか、紆余曲折があるとみられています。当面は、「州内で販売される乗用車・小型トラックは、EVなど排ガスを出さないゼロエミッション車とする」との知事命令に基づいて、州全体の環境行政を担当する「カリフォルニア大気資源局(CARB)」が、どのような規制を設けて実現するための道筋を画定することになります。    しかし現時点では、一般トライバーにとっては、知事命令が出たからといっても、別に影響はありません。たとえば、現在保有しているクルマを、そのまま大事に長年運転するつもりにしていて、期限の2035年になっても廃棄処分にする必要はなく、運転を続けることができるほか、その後も自由に中古車として売買が可能です。     アメリカでの環境保護関連施策は、他の行政分野と同様に、各州の自治権を大幅に認めた連邦国家であるため、各州まちまちとなっており、カリフォルニア州のように最も厳しい規制を採用している州から、連邦政府の最小限の環境基準にとどめる州まで、さまざまです。だが2017年に、環境保護問題に消極的で、経済振興を最優先させるトランプ政権が発足したのに伴い、カリフォルニア州のような“環境先進州”との軋轢が生じています。その典型的なケースは、自動車の排ガス規制をめぐる対立です。「カー・カルチャー」でも知られるカリフォルニア州は、4千万人の人口を抱え、クルマの販売台数や保有数が最も多い「クルマ王国」ですが、自動車の排ガスによる大気汚染が大きな社会問題となってきた経緯から、近年歴代の知事が党派を問わず環境問題に積極的に取り組んできました。そして連邦基準を上回る厳しい独自の燃費・排ガス基準を設定しようとしたのですが、2018年8月にトランプ政権は州による独自の基準を廃止するなどを含む新規案を作成したことで問題がこじれ、訴訟に発展するなど、カリフォルニア州とトランプ政権の反目は強まる一方です。      トランプ政権のウィーラー環境保護局(EPA)長官は、2025年からのゼロエミッション計画について、「合法性や実現性で深刻な疑問生じる」(ロイター時事)とし、EV普及で電力需要増加が予想される中、今年8月の猛暑などの要因による「計画停電は前代未聞の規模だった」と指摘、ニューサム知事のEV加速施策に疑問を呈していますが・・・。        著者/佐藤成文(さとう・しげぶみ) 通称:セイブン 1940年東京都出身。早稲田大学政治経済部政治学科卒。時事通信社入社、海外勤務と外信部勤務を繰り返す。サイゴン(現ホーチミン市)、カイロ、ベイルート、ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス各支局長を歴任し、2000年定年退社。現在フリーランスのジャーナリストとしてロサンゼルス在住。  

  • 吉田栄作さん コロナ禍の日本よりロサンゼルスへメッセージ 今秋も精力的に俳優・ミュージシャンとして活動    

    2020年10月06日 らららトピック

    写真:「One Fine Day」のジャケ写真。吉田栄作公式YouTubeチャンネルでも配信ライヴ映像がみられる。   カリフォルニアの太陽と海を求めて、毎年必ず夏になるとロサンゼルスに帰ってくる、俳優の吉田栄作さん。95年から3年間暮らしたLAは彼にとって第二のホームタウン。ひとたびLAに戻ると、サーフィンを楽しんだり、旧知の音楽仲間であるJeremy Buck & The Bangとのビーチタウンライヴセッションや、かけがえのない仲間との語らいなど完全オフを楽しむ。そのLAでの滞在で、毎年必ず行われるのが、ミュージシャン吉田栄作さんによる一夜だけの「LAライヴ」。ギタリストのトシ・ヤナギさんとのコラボで昨年もトーランスで屋外ライヴを行い大勢のファンが詰めかけた。 毎年繰り広げられるLAでの夏の1ページも、今年はコロナ禍の影響により延期となったが、日本より吉田栄作さんから近況を伝えるメッセージが届いた。コロナ禍の今秋もかわらず、俳優として、ミュージシャンとして、精力的に新しい作品を作り続ける情熱がメッセージにしたためられている。  

  • FWY405沿いの丘に「TRUMP」のサイン出現  

    2020年10月06日

    【ロサンゼルス6日】ロサンゼルスのフリーウェイ(FWY)405号に沿った丘陵地に6日朝、ハリウッドサインと同様の白文字で「TRUMP」とつづられた高さ10フィートのサインが現れ、ドライバーの通報を受けたカリフォルニア州運輸当局が同日午前9時までにサインを撤去した。   サインが建てられたのは、セプルベダ・パス近くのFWY405号を見下ろす丘で、サインの写真を撮ろうとするドライバーでフリーウェイはさらに混雑した。警察当局が、サインを設置した人物の特定に向け捜査を行っている。    

  • アジア系差別の女に47日の禁固刑 ウィルソンパークでの事件では起訴されず  

    2020年10月06日

    【ロサンゼルス6日】トーランス市のウィルソンパークで今年6月に、運動をしていたアジア系女性に人種差別用語を浴びせたロングビーチ在住のレナ・ヘルナンデス被告(54)に6日、デルアモ・ファッションセンターでアジア系女性を押し倒した昨年10月の容疑で47日間の禁固刑と、3年の保護観察、1年間のアンガーマネジメント・クラス受講が言い渡された。同被告は、容疑に対して不抗争を申し立てた。   これに対して被害者は、刑罰が軽すぎるとし、禁固6カ月間の最高刑が科されるべきだと訴えた。ウィルソンパークでの事件について検察側は、刑事責任を問うための証拠が不十分として不起訴とした。容疑者にはまた、保護観察期間中、デルアモ・ファッションセンターへ行くことが禁じられた。    

  • LA郡図書館で無料のインフルエンザ予防接種を提供  

    2020年10月05日

    【ロサンゼルス5日】ロサンゼルス郡内の公立図書館で11月まで、無料のインフルエンザ予防接種が受けられる。このサービスは今年で7年目。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)とロサンゼルス郡公衆衛生局は、新型コロナとインフルエンザの二重感染を避けるためにも、インフルエンザの予防接種を受けるよう呼び掛けている。   図書館での予防接種は無料で、予約や健康保険証は必要ない。場所によってはドライブスルーでの接種を実施する。詳細は郡のウェブサイトlacountylibrary.org/flushotまたは、電話211へ。    

  • LA郡でカジノ営業再開 屋外テント、飲食は禁止  

    2020年10月05日

    【ロサンゼルス5日】ロサンゼルス郡で5日から、新型コロナの影響で閉鎖されていたカジノの営業がおよそ7カ月ぶりに再開される。   ガーデナ市の「Lucky Lady Casino」は、昨年7月から工事のために閉鎖し、その後のコロナパンデミックで引き続き営業できずにいたが、5日の午後5時から営業を再開させる。州当局が出したカードルーム・ガイドラインに沿い、屋外に張られたテントで、飲食禁止で営業。「Lucky Lady Casino」は約40テーブルを設置するという。   ロサンゼルス郡内では9月30日から、屋内ショッピング・モールやネイル・サロンの営業が、収容人数を25%に制限して許可された。   新型コロナウイルスの一日の新規感染者数や検査陽性率に基づき各郡の感染・経済状況を4段階で色分けするシステムでは、ロサンゼルス郡は現在、最も深刻な「広範囲でのまん延(widespread)」を示す紫色。新規感染者数が10万人中7.3人、陽性率は2.9%で、一段階緩和の「かなりまん延(substantial)」の赤色に移行するには、10万人中7人以下の新規感染者数と、8%以下の陽性率を14日間連続で維持しなければならない。    

  • 27人が西ナイル熱感染 ロサンゼルス郡  

    2020年09月30日

    【ロサンゼルス30日】ロサンゼルス郡公衆衛生局は30日、蚊によって媒介され、重症化すると脳炎を起こすウイルス感染症「西ナイル熱」の感染者が郡内で27人報告されたと発表した。カリフォルニア州全体では91人の感染が報告されており、3月から11月初めの蚊のシーズン中、虫除けスプレーの使用や、蚊がいそうな場所での長袖長ズボンの着用などを呼び掛けている。   米疾病予防管理センター(CDC)によると、西ナイル熱に感染しても、発熱などの症状が出るのは5人のうち1人の割合で、重症化するのは感染者150人につき1人の割合だという。西ナイル熱のウイルスを持った蚊のサンプルテストでは、サンファナンドバレーでの発生率が最も高く、蚊が繁殖しやすい水たまりを取り除くなどの防止策が呼び掛けられている。    

  • 屋内のネイル・サロンとショッピング・モール、収容制限25%で再開OK ロサンゼルス郡  

    2020年09月30日

    【ロサンゼルス30日】ロサンゼルス郡公衆衛生局は30日、新型コロナウイルス対策で営業を停止していた屋内のネイル・サロンとショッピング・モールに対し、収容人数を25%に制限した上での再開を許可した。ネイル・サロンに対しては、可能な限り屋外でのサービス提供を続けるよう要求。ショッピング・モール内のレストラン等は引き続き閉鎖される。   また、トランジショナル・キンダーガーテンから2年生の登園・登校再開に向けた学校側のウェイバー申込を5日から受け付ける。   カードルームは、テーブル上での飲食を禁じた上で、屋外のみでの営業が許可される。屋外のプレイグラウンドは、マスク着用やソーシャル・ディスタンスを含む各市・郡当局のガイドラインに従い解禁される。   州内の他の郡に比べ新型コロナの感染者数が依然多いロサンゼルス郡だが、心配されていたレイバーデイ後の感染者急増の気配は見られず、30日の新規感染者数は1,063人。同日の死者数は30人で、郡内の死者総数は6,576人に達している。    

  • 保安官発砲事件の容疑者を起訴 事件3日後にカージャックで逮捕  

    2020年09月30日

    【ロサンゼルス30日】コンプトンで9月12日に、駐車していたパトロールカーに乗っていた保安官2人が拳銃で撃たれた事件で、シェリフ局長は30日、デオンテ・リー・マリー容疑者(36)を起訴したと発表した。   マリー容疑者は、事件3日後の15日に、1日に起きたカージャックと発砲事件の犯人として逮捕されており、使用された拳銃が保安官銃撃事件のものと一致。逃走後に使われた車もカージャックされたものと一致した。   マリー容疑者はギャングのメンバーで、麻薬販売や違法な銃器類所持、強盗、テロ脅迫などの前科がある。有罪となれば、無期懲役刑が科される。発砲を受けた保安官2人は退院している。    

  • 第52回 トランプの歴史的大英断 保守派として最適任の女性法律家を指名  

    2020年09月29日 アメリカ101

    「1カ月早いオクトーバー・サプライズだ」とされた、連邦最高裁判所(SCOTUS)で最もリベラル派のルース・ベーダ―・ギンズバーグ判事の死去(9月18日)が昔話のように感じられるほどの、ここ数週間の大統領選挙をめぐる目まぐるし動きが続いていますが、これから1カ月の「本当の驚愕の10月」、そして、その後の新たなサプライズがどんなものとなるのか恐ろしいほどです。     共和党と民主党の間では、大統領選挙の渦中に最高裁判事ポストに欠員が生じた場合、民意を反映するため、再選あるいは新たに選ばれた大統領と新しい構成の上院による指名/審理・承認のプロセスを進めるとの緩いコンセンサスが2016年に生まれました。それというのも、翌年1月に任期切れとなるバラク・オバマ大統領の後任を選ぶ大統領選挙中の同年2月13日に、最高裁で長年保守派の重鎮として影響力を発揮していたアントニン・スカリア判事が死去するという、今回と同様な状況が生じたのですが、結果的には、大統領による後任判事の指名および上院による審議/承認は、11月の総選挙(大統領・上下両院議員選挙)のあとに実施することになった“前例”ができたからです。    当時も現在同様に上院では共和党議員が過半数を占め、オバマ政権と対峙していたのですが、その指導者ミッチ・マコネル上院内総務はスカリア死去と同じ日に、オバマが誰を後任判事に指名しようとも、上院での審議/承認プロセスには一切応じないとボイコット声明を発表、すべては新大統領と新しい構成の上院に委ねるべきだとの態度を明らかにしました。しかしオバマは合衆国憲法の規定に基づくものとして、後任判事に中道・穏健派をされるメリク・ガーランド連邦高裁判事を指名したものの、共和党側はマコネルの意向で、承認に向けた公聴会/審議を一切拒否した結果、指名人事は293日間棚ざらしとなったあと無効になりました。年が明けて、共和党のドナルド・トランプ新大統領が2017年1月末に、保守派として定評のあるニール・ゴーサッチ連邦高裁判事を指名、上院多数派共和党の承認を経てスカリアの後任に就任、さらには2018年6月には中間派とされてきたアンソニー・ケネディ判事が引退したのを受けて、トランプは後任に保守派として知られるフレッド・カバナー連邦高裁判事を指名、議会の承認を取り付け、最高裁のイデオロギー色を鮮明に保守寄りに固めたわけです。     トランプにとって3人目となる最高裁判事指名人事は、2016年の大統領選挙での最重要公約の仕上げとなるものです。公約としては「メキシコ国境での壁構築」「医療制度改革法(オバマケア)の改廃」「大幅減税」などがありましたが、ギンズバーグの後任に「保守派として最適任の女性法律家(lawyer)」エイミー・バレット連邦高裁判事(48歳)を指名(10月24日)することで、今後の上院での承認を経て、「最高裁の脱リベラル化/保守化」への道筋を確実にしたわけです。共和党の中核的保守派は、これが数十年にわたるアメリカの国家としての方向性を左右する決め手となるとして、「合法であればなんでもあり」との判断で、後任指名がトランプの歴史的大英断としてもろ手を挙げての大賛成になりました。     2016年の前例を反故にされ、「マコネルにしてやられた」とみる民主党側は、「あらゆる手段を尽くして反対する」(チャック・シューマー上院院内総務)として全面抗戦の構えを強めており、今後の上院でのバレット指名人事審理(10月12日から)、大統領選を含む総選挙投開票(11月3日)、大統領選挙人による投票(12月14日)、連邦議会での選挙人投票の開票/当選者確定(1月6日)、就任式(1月20日)といった節目を中心とした「サプライズ」はまだまだ続く見通しです。      著者/佐藤成文(さとう・しげぶみ) 通称:セイブン 1940年東京都出身。早稲田大学政治経済部政治学科卒。時事通信社入社、海外勤務と外信部勤務を繰り返す。サイゴン(現ホーチミン市)、カイロ、ベイルート、ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス各支局長を歴任し、2000年定年退社。現在フリーランスのジャーナリストとしてロサンゼルス在住。      

  • CDCが感謝祭のガイドライン発表 近親者のみでの食事会、ネットでの買い物を奨励  

    2020年09月29日

    【ロサンゼルス29日】アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は29日、11月26日の感謝祭に向けた新型コロナ対策を発表、感謝祭の食事会は近親者のみで自宅で行い、ブラックフライデーの買い物は店に出向かずにネット・ショッピングで密を避けるよう奨励した。   CDCはまた、手作り料理を家族や近所へ配る際には、新型コロナ感染を防止するために人同士が接触しない配達方法をとるように呼び掛けた。CDCは、パンプキンパッチやリンゴ狩りなど、マスク着用かつソーシャル・ディスタンスを保って参加できる屋外イベントは「危険性が中程度」であるとして推奨した。    

  • BLMデモとトランプ支持者のデモが衝突、車で突っ込んだ女性が起訴される オレンジ郡ヨーバ・リンダ  

    2020年09月29日

    【ロサンゼルス29日】オレンジ郡ヨーバ・リンダで26日に行われた「Black Lives Matter(BLM)」の抗議デモが、トランプ大統領の支持を訴えるデモ隊と衝突し、警察が集まっていた約250人に対してデモの中止を命じる事態に発展した。   BLMのデモに参加していたロングビーチ在住のタティアナ・リタ・ターナー容疑者(40)が、トランプ支持の群衆に車で突っ込み逮捕され、2人に骨折などのケガを負わせた殺人未遂容疑で29日に起訴された。ターナー容疑者は、同日の罪状認否で無罪を主張し、予備審問が10月28日に設定された。   26日のデモでは、駐車場から出ようとしたターナー容疑者の車を暴徒化したデモ参加者が取り囲み車窓を割るなどしており、同容疑者が命の危機を感じた可能性が高いと、BLMデモ主催者は話す。デモ3日前には、サンクレメンテでホームレスの黒人男性が保安官に射殺される事件が起きた。    

  • 屋外プレイグラウンド解禁で新ガイドライン 手洗いとマスク義務化、飲食禁止など  

    2020年09月29日

    【ロサンゼルス29日】カリフォルニア州公衆衛生局は28日、コロナ・パンデミックで3月以降使用禁止になっていた屋外のプレイグラウンドを解禁するにあたり、新たなガイドラインを発表した。   対象となるのは、政府が運営する無料のパブリック・パークで、3月以降、滑り台やブランコなどに黄色のテープが張られ使用が禁じられていた。新ガイドラインは、屋内プレイグラウンドとファミリー・エンターテインメントセンターには適用されない。   新ガイドラインによると、2歳以上の全員に口と鼻を覆うマスク着用、プレイグラウンドの使用前後に手洗いか手の消毒が義務付けられ、マスクの常時着用を徹底するため、プレイグラウンド使用中の飲食は推奨されない。家族以外の人とは6フィート以上離れ、混雑時は一日の利用時間を30分に制限。高齢者や基礎疾患のある人には、混雑時の訪問を避けるよう勧めている。    

  • コロナ陽性者発生で対面授業を2週間中断 300人が寮内で隔離 CSULB  

    2020年09月26日

    【ロサンゼルス26日】カリフォルニア州立大学ロングビーチ校(CSULB)は26日、一部の学生が9月初め、新型コロナ対策のガイドラインを守らずにパーティーで集いコロナ陽性者が出たために、現行の対面授業を2週間中断すると発表した。   CSULBによると、キャンパス外で開催されたこのパーティーに参加した学生のうち、5人が新型コロナに感染。そのうち4人がキャンパス内の寮に住んでいたため、この寮に住む学生約300人に対し、部屋に缶詰状態の隔離措置が取られた。29日にはさらに、キャンパス内の寮に住む学生17人の陽性が判明した。   学校側は、校内で働く職員らへもコロナ検査を実施する計画。同校では今秋、寮の居住者や対面授業の数を減らす新型コロナ対策が取られていた。