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  • 第三十二回 加州での初の新型コロナウイルス集団感染は? ニューサム知事の発言から思うこと  

    2020年05月12日 アメリカ101

    「カリフォルニア州での初の新型コロナウイルス集団感染はネイルサロンだった」「それについてわたしは深刻に懸念している」というギャビン・ニューサム知事の発言(5月7日記者会見)が大きな波紋を広げています。経済活動再開へ向けた4段階(ステージ)のステージ2への移行(8日から)にネイルサロンが含まれていない理由を問われた際の答えですが、その場所や時期には言及しなかったため、さまざまな憶測を呼んでいます。   ネイルサロンといえば、カリフォルニアだけではなく、アメリカ全土のショッピングモールでは欠かせない業種の店舗で、ほとんどがベトナム人が経営し、ベトナム人が働くという零細企業です。ベトナム系アメリカ人にとっては、1975年のベトナム戦争終結が引き金となったベトナム人のアメリカへの大規模な移民に伴う新たな生活基盤を築くうえで、「心のふるさと」的な存在です。それだけに、この発言は事実上、「アメリカでの汚染発生源は(ベトナム人が経営する)ネイルサロンだった」と宣告したに等しいことから、ニューサムに詳細な説明を求める声が業界関係者から相次ぎ、訴訟の動きも出ています。   さらに、一部での「武漢ウイルス」という呼称から、アメリカでのアジア系住民への嫌がらせ、中傷、誹謗といった人種差別的な動きが増えていることもあって、「思慮ある慎重な言動で知られる知事らしからぬ発言だ」という指摘もあります。   ティッピ・ヘドレン(Tippi Hedren)(90)という名前を聞いて、映画愛好家なら、ファッションモデルだったところをアルフレッド・ヒッチコック監督に見い出されて、「鳥」(The Birds、1963年)、「マーニー」(Marnie,1964 年)と連続して主役を演じ、一躍ハリウッドの「Aスター」になった女優を思い出すでしょうし、ひとかどの映画通ならば、メラニー・グリフィスの母親であり、ヒッチコックとの確執から一時「銀幕」から身を引いたり、猛獣を保護する動物愛護家であるなどが“常識”でしょう。だが、アメリカでのネイルサロン業界の「ゴッドマザー」でもあるのです。   それというのも、ベトナム戦争終結直後の混乱で、ベトナムから多数の難民がアメリカに渡り、当初は各地のアメリカ軍基地や、その周辺の施設に収容されたのですが、当時国際食糧救援団体のボランティアだったヘドレンが、サクラメント郊外のキャンプを訪れた際、難民女性たちの間で彼女の綺麗なマニキュアが話題となり、それをきっかけにヘドレンがキャンプ内で20人の女性が参加するマニキュア講習会を組織、その後もさまざまな手助けしたのが、アメリカ人の間での「ネイルサロン=ベトナム人」というイメージが定着する発端です。「働き者」で知られるベトナムの女性ですが、英語は話せず、手に職もなく、元手もない難民として家計の一端を支えるには、ネイリストが手っ取り早い現金収入の方策だったことから、急速にベトナム人の間でネイルサロン・ブームが燎原の火のようにアメリカ全土に拡大。   全米で半分近くのネイリストがベトナム人女性で、カリフォルニア州では80%にも達しています。当時のマニキュアは50㌦という庶民には縁のないラグジュアリーだったものを、現在のような20㌦程度の料金でのサービスで普及するようになったのは、ひとえにヘドレンとベトナム人の“功績”です。   アメリカでのウイルス感染の「グラウンドゼロ」と名指しされたネイルサロンが厳しい試練に直面しています。   著者/佐藤成文(さとう・しげぶみ) 通称:セイブン 1940年東京都出身。早稲田大学政治経済部政治学科卒。時事通信社入社、海外勤務と外信部勤務を繰り返す。サイゴン(現ホーチミン市)、カイロ、ベイルート、ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス各支局長を歴任し、2000年定年退社。現在フリーランスのジャーナリストとしてロサンゼルス在住。    

  • クルーズさん、宇宙で映画撮影へ NASAが協力  

    2020年05月06日

    【ロサンゼルス6日時事】人気俳優トム・クルーズさんが、地上から400キロの上空で地球の周回軌道を90分で1周している国際宇宙ステーション(ISS)で、映画の撮影に乗り出すことになった。実現すれば、宇宙から映画に出演する初のハリウッドスターになる。   米航空宇宙局(NASA)のブライデンスタイン長官が5日のツイッターで、ISSでの撮影でクルーズさんと協力することを確認。宇宙開発に向けて「新世代の技術者や科学者」への刺激になると期待を表明した。   映画の詳細は不明だが、宇宙での撮影計画のうわさを最初に伝えたハリウッドのニュースサイト「デッドライン」によると、クルーズさん主演の映画シリーズ「ミッション:インポッシブル」の新作ではないという。  

  • 【第二十八回】 いまだからこそ観たい、「幸福な気分」になる映画  

    2020年04月16日 アメリカ101

    今回のコラムは、新型コロナウイルス感染拡大で自宅待機を余儀なくされている中、不安、ストレス、孤独感、意気消沈といったメンタル面での圧力を、すべて払拭するとはいかないまでも、「幸福な気分」にさせる「憂さ晴らし」となる映画やテレビ番組がトピックの「映像娯楽路線」です。   ここで取り上げるのは小津安二郎、バスター・キートン、ローレル&ハーディ、ジョン・クリーズといった、超有名な、または大半の皆さんにとっては馴染みのないアーティストたちの、筆者がこれまで楽しんできた、そして機会があれば繰り返し視聴したい絶品の数々です。   なによりも素晴らしいのは、これらの作品がすべてYouTube( www.youtube.com)を通じていつでも無料で視聴できることです。いずれも検索語を入力すれば即刻アクセスできるネット時代ならの恩恵を受けられるサービスを利用しない手はありません。   最初は、日本が世界に誇る小津安二郎監督の一連の作品です。「晩春」(Late Spring)(1949)、「東京物語」(Tokyo Story)(1953)といった第二次世界大戦後の傑作だけでなく、無声映画時代の作品に出会うことができます。   たとえば「大人の見る絵本 生まれてはみたけれど」(I  Was Born, But…)(1932)などは、定評のある国際的な映像検索データベース・サイトIMDbで「8・0」という高い視聴者評価の作品です。   バスター・キートンは、チャーリー・チャプリン、ハロルド・ロイドと並ぶ無声映画時代の代表的な喜劇俳優ですが、1世紀近く経った現在でも、その評価は高まる一方です。初めて接するなら、「Seven Chances」(キートンのセブン・チャンス)(1925)、「The General」(キートンの大列車強盗)(1927)がお勧めです。 とくに前者は、歴史に残る大追跡シーンで知られ、“女性の怖さ!!”を映像化した作品でもありますので、必見です。現在でもロケ地を巡る「聖地訪問」に欠かせない場所も出てきますので、ハリウッド映画の歴史の一端に触れることが可能です。   1920年代から1940年代にかけて人気コンビだったスタン・ローレルとオリバー・ハーディの「極楽コンビ」の数々の作品(100本超)も見逃せません。 「自動ピアノ」の配達という単純なシチュエーションをビジュアル効果にあふれたスラップスコメディ(ドタバタ喜劇)の傑作に仕上げた作品で、現在でも「聖地訪問」として欠かせないロサンゼルス市内のロケ地が残っていることでも知られています。   そして最後は、テレビ時代の30分シチュエーション・コメディ番組という新しいジャンルでの最高傑作が、観光地の個人経営ホテルを舞台としたイギリスの「Fawlty Towers」(フォルティ・タワーズ)(1975/1979)です。2シーズンにわたり合計12本が制作され、前述のIMDbで「8・7」という高評価を得ています(ちなみにアメリカで、このジャンルで大ヒットした「Seinfeld」(となりのサインフェルド)(1989-1998)は「8・8」)。 主演・演出は、イギリスの著名なコメディ・グループ「モンティ・パイソン」のメンバーだったジョン・クリーズで、毒味に満ちたドタバタ喜劇として繰り返し視聴に耐える名作です。 もちろんYouTubeで視聴できるのですが、超スピードの含蓄に満ちた会話の連続なので、ハードルが高いというのが難点でしょうか。 Enjoy!!   著者/佐藤成文(さとう・しげぶみ) 通称:セイブン 1940年東京都出身。早稲田大学政治経済部政治学科卒。時事通信社入社、海外勤務と外信部勤務を繰り返す。サイゴン(現ホーチミン市)、カイロ、ベイルート、ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス各支局長を歴任し、2000年定年退社。現在フリーランスのジャーナリストとしてロサンゼルス在住。  

  • 【第二十七回】 コロナ疲れを癒す記事「14 FILMS FREE FROM FEAR」    

    2020年04月10日 アメリカ101

    アメリカでの新型コロナウイルス禍が急速に拡大、ニューヨーク州を中心に感染者や死者が飛躍的に増加しています。もはや、「気が滅入る」といった傍観者的な数歩退いた姿勢から、自分がいつでも感染者になる可能性があり、生命の危険に直面いているとの恐怖心が心の奥底に忍び寄っているのを否定できない方が多いのではないでしょうか。 そんな思いを抱えながら、「その日暮らし」を重ねている中で、ささやかな気晴らし、楽しみを見出すのも、「頑張って」のひとつでしょう。   そして今朝(4月3日)のこと、昨今の非常事態にもかかわらず、引き続き一日も欠かさずに毎朝配達されてくるいくつかの新聞のページをめくっていたら、みまごうことのないあの「となりのトトロ」( My Neighbor Totoro)(1988)の大きなスチール写真が目に飛び込んできました。 ページ数が減って、毎日の「テレビ番組表」も廃止となった薄めのロサンゼルス・タイムズ紙の芸能文化欄トップページに、特徴あるはすの葉の傘を手にしたトトロとメイが並んで立っている場面です。 そして、このほか、これも、「あの」というのに相応しい「雨に唄えば」(Singin’ in the Rain)(1952)といった、他の3本の名作映画のスチール写真も添えられた記事の大見出しは「14 FILMS FREE FROM FEAR」でした。   この記事の筆者は同紙映画批評担当のケネス・トゥラン記者。30年近くにわたり毎日のように同紙で映画批評を書き続け、週末に封切り映画が重なれば、同じ日の紙面で2本以上の署名記事を執筆するという仕事ぶりで知られ、また文芸評論も担当するという同紙ではもっとも知名度の高い記者です。 3月末に現役引退を発表しており、この記事は同紙映画評論記者としては最後のもので、ウイルス感染拡大の渦中という時節柄、「Before I step down, here are some spirited movies to lift you up」という意図から、「恐怖を振り払う」(free from fear)のにプラスとなり、活力を鼓舞する効果が期待できる映画14本を紹介するとの趣旨です。   トゥラン記者が選んだ作品は、ミュージカル映画の傑作「雨に唄えば)や「Yankee DoodleDandy」(ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ)(1942)、才気煥発のプレストン・スタージェス監督のコメディ映画「The Lady Eve」(レディ・イヴ)(1941)、アルフレッド・ヒッチコック監督の「North byNorthwest」(北北西に進路を取れ)(1959)など大部分がハリウッド映画ですが、選ばれた外国映画3本のひとつが宮崎駿監督の「トトロ」です。 他の2本は、定評あるフランス映画の名作「Children ofParadise」(英語タイトル、邦題:天井桟敷の人々)(1945)と武侠映画として新境地を開いた「Crouching Tiger, Hidden Dragon」(グリーン・デスティニー)(2000)です。いずれもトゥラン記者お墨付きの「元気をもらう」ことのできる映画でしょう。   14本の作品については、「kenneth Turan totoro 14 los angeles times lady eve」といった単語でグーグル検索すると、該当記事を探し出すことができます。 そして「トトロ」を含めて、これらの作品を鑑賞するには、Amazon、Netflix、YouTubeといった有料/無料の映像サービスや、当コラム(第9回)で紹介したロサンゼルス市立図書館(LAPL)を利用すれば、かなりのものが視聴できるので、トライする価値があります。    著者/佐藤成文(さとう・しげぶみ) 通称:セイブン 1940年東京都出身。早稲田大学政治経済部政治学科卒。時事通信社入社、海外勤務と外信部勤務を繰り返す。サイゴン(現ホーチミン市)、カイロ、ベイルート、ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス各支局長を歴任し、2000年定年退社。現在フリーランスのジャーナリストとしてロサンゼルス在住。  

  • ユニバーサルスタジオやディズニーランド、閉園を延長  

    2020年04月09日

    【ロサンゼルス9日】新型コロナウイルスの感染拡大を受けて3月14日から閉園しているユニバーサル・スタジオ・ハリウッドが、閉園期間を少なくとも5月31日までに延長することを決めた。ユニバーサル・シティウォークも閉鎖される。   同様に、3月14日から閉園しているディズニーランドとディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークも、期限未定で閉園を延長した。年間パスなどは閉園期間を踏まえ有効期限が延長される。 シックス・フラッグス・マジック・マウンテンとハリケーン・ハーバー、ナッツ・ベリー・ファームもまた、5月中旬までの閉園を決めた。  

  • Tenmasa TO GOで提供 ランチキャンペーン実施中!  

    2020年03月25日 お店営業情報

    現在、「TO GO」でサービスを提供している ハリウッドの日本食レストラン「Tenmasa Japanese Restaurant」。同店では、オンラインと電話でのオーダーが可能。   さらに今、ランチサービスをキャンペーン価格の 7.95ドルで提供 (メニュー:寿司・天ぷら・照り焼きチキン・カレーライスなど)。 営業時間は、月~木 11am~4pm・6:30pm~11pm、 金 11am~2:30pm・6:30pm~11pm、 土6:30pm~11pm、日曜定休。   オンラインオーダーはコチラ: www.tenmasajapanese.com 310-275-7808 9016 W. Sunset Bl.  West Hollywood CA 90069

  • UMAMI(うま味)を追求したハンバーガー♥

    2020年03月18日 さとみるくの Happy Life Style

    名前:Umami Burger   地域:ダウンタウン、ハリウッド、ロスフェリス、サンタモニカ、アナハイム、コスタメサ、アーバイン   内容:2009年にロサンゼルスで誕生し、LAベストハンバーガーでもランキング入りを果たした元祖グルメバーガーUmami Burger。 サンフランシスコ、シカゴ、ニューヨーク、アメリカ国内16店舗、2017年にうま味の本元である日本にオープン。第5の味覚UMAMI(うま味)を追求したUmamiハンバーガーの勢いは止まりません♡   おすすめ:カリカリチーズとジューシーなハンバーグに甘目の濃い~ソースが絶妙なUmamiバーガー トロトロチーズとトリュフの香りがたまらないトリュフバーガーとトリュフフライは病みつきです。見た目にも華やかなストロベリーシェイク。   詳細:https://www.umamiburger.com/

  • 【開催中~6/28(日)】 ロック・オブ・エイジ・ハリウッド

    2020年02月26日 Los Angeles

    大ヒットブロードウェイミュージカル「ロック・オブ・エイジ・ハリウッド」が、ハリウッドで上映中。80年代のロックミュージックが堪能できるパワフルなステージは、往年のロックファン必見。開演前からバーやラウンジでキャストと触れ合う時間があるので早めに出かけよう。チケットは$89~。

  • Vol.51         大麻を吸ったあとのおすすめアクティビティ  

    2020年02月21日 マリファナのおはなし

    ロサンゼルスで大麻が嗜好品として浸透していくにつれて、街の人々の大麻への寛容・認知度もかなり高くなっているのが目に見えている今日この頃です。街中を歩いていると大麻の匂いがすることも増えましたが、大麻の匂いを嗅いで顔をしかめる人さえもいない、そんな街ロサンゼルスから大麻使用後に楽しめるアクティビティを紹介します!   食べる、マンチー 食べることはアクティビティに入らないかもしれませんが、これは一番最初に書かなければいけないことだと思いました。それくらい劇的な変化が現れるのです! 大麻を摂取してハイの状態で食べると、口に入るものがいつもの数倍美味しく感じます。風味、味、歯触りや舌触りもかなり敏感に感じ、「こんな美味しいもの今まで食べたことがない!」と感動します。 お腹がいっぱいなのに箸が止まらず、永遠に食べ続けることができる自分に何度びっくりしたことがあるでしょう。癌患者さんや体が弱り食欲のない人が、大麻を使用して食欲を増進させて楽しく食事ができるというのも納得です。 何を食べたくなるかは人によりますが、甘いものを食べだすと止まらないという人が多いです。初心者にはコントロールしづらいマンチーも、大麻に慣れれば落ち着きますよ!   人と話す ハイな状態でのおしゃべりはとても楽しい!どうでもいいことがおかしくて、ケラケラ笑えて幸せな気持ちになります。うつ病の人に気分を高揚させるサティバが処方されるのはハッピーにする効果があるからなんですね。 大麻を使用して人に自分の悩みや日頃起きたことを考えていると、自分の正直な気持ちに気付けることが多々あります。普段は理性が働き制限している部分を大麻が解放してくれて、素直な自分を引き出してくれるという感覚です。私の周りでも、大麻を使用すると自分に素直になれるという人は多いのですが、これは大麻歴が長い人に多いようです。不思議ですね。   映画、ミュージカルや舞台を見る、音楽を聴く 映画やミュージカルを観たり、音楽を聴くのは誰がなんといおうと最高です!音が立体的に感じ、体感もあり、感覚が研ぎ澄まされ世界感に引き込まれます。ダンスをするのも音と一体になる感覚が分かり、たまりません。 個人的にはエディブルがおすすめですが、大麻やリキッドも◎。 作品に入り込みたいならインディカ、活発でいたいならサティバ、美味しいところどりのハイブリッドは初心者におすすめ。ハイブリッドにもインディカ寄り、サティバ寄りがあるので注意してみてくださいね!   エクササイズ エクササイズにはアクティブになれるサティバが断然おすすめです。普段よりも集中することができ、エクササイズ自体が楽しくなります。エクササイズの後はCBDを摂取したりCBDバームを塗流ことにより筋肉の炎症を沈め、修復を助けます。   ⒸWeekly LALALA

  • エキゾチックアニマルのパーティー使用を禁止 LA市  

    2020年02月14日

     【ロサンゼルス18日】ロサンゼルス市議会は18日、パーティーなどで、伴侶動物として飼育されている特殊な動物「エキゾチックアニマル」を娯楽に使うことを禁じる条例を可決した。     起草者のデービッド・リュー市議は、ハリウッドヒルズのハウスパーティーで4年前、絶滅危惧種であるキリンとゾウの赤ちゃんが見世物などとして使われていた事件に言及。カリフォルニアで、野生動物をサーカスで使うことを禁じる州法が施行されたことを受け、市条例ではこの禁止範囲をハウスパーティーやプラーベートの催しにも広げるかたちだ。今後、市長の署名を得て施行される。  

  • 【第十九回】 スター逝く 103歳、カーク・ダグラス

    2020年02月13日 アメリカ101

     カーク・ダグラスが2月5日にビバリーヒルズの自宅で亡くなりました。凡百なスター(星)が珍しくもない映画の都ハリウッドですが、俳優であるだけでなく、映画プロデューサー、映画業界での「赤狩り」タブーへの挑戦者、著作家、慈善事業家、宗教活動家、大スター(長男マイケル・ダグラス)の父親、文民最高の勲章(大統領自由勲章)受賞者といった数々の“肩書き”の持ち主として103歳での大往生でした。文字通り「巨星墜つ」という表現が相応しい存在だったといえます。      アメリカの主要紙での訃報は、当然ながら、主としてその人物の知名度に応じて記事の大きさは違うわけですが、日常の紙面スペースの違いもあって、一般的に日本の新聞に比べてはるかに大きな扱いが特徴です。一定のルールがあり、前週のコラムではコービー・ブライアントの墜落事故死に伴う各紙の異常なまでの報道ぶりに触れましたが、カーク・ダグラスの場合も、各紙とも一面扱いで、このあと数日はその業績を称える記事が続報として掲載されるという超大物待遇となるでしょう。      筆者にとって、物心が付いてから現在まで続く映画への思い入れ、映画ファン、クラシック愛好家として、そしてジャーナリストとして、カーク・ダグラスは欠かせない存在でした。 横浜で中学生だった時に、初めて「壮麗な封切り劇場」の大画面で見た、ジュール・ベルヌ原作のディズニー映画化の作品「海底二万哩」(1954)は、顎に割れ目のある精悍な顔つきの俳優を意識した映画です。 そして潜水艦ノーチラス号のネモ艦長を演じるジェームズ・メイソンが、艦内の壮大なパイプオルガンで演奏したオルガン曲(あとでJ.S.バッハの「トッカータとフーガ ニ短調」であることを知りました)はクラシック音楽への入門経験でした。      ジャーナリストとしても必見の「地獄の英雄」(Ace in the Hole 別名Big Carnival 1951)は大学生時代に池袋の名画座で初めて対面したように記憶しています。 アル中で大都市の大手新聞社を追われた、あくの強い記者が、ニューメキシコの田舎町で起死回生を図るために、地元の落盤事故で生き埋めになった男の救出作業を故意に遅らせ、特ダネとしてアメリカ全土での大ニュースに仕上げるものの、最後は破滅するという筋書きです。 監督は旧オーストリア・ハンガリー帝国で生まれ育ち、アメリカに亡命するまでベルリンで記者としての仕事もしていたビリー・ワイルダーが脚本も担当しただけに、シニカルな記者像を演じたダグラスの代表作のひとつです。 ニュース報道と人生模様をからませてて、厳しい切り口で描いた作品は、何回見直しても得るところがあります。      プロデューサーとしては、歴史大作「スパルタカス」(1960年)が知られますが、反戦映画の傑作「突撃」(Path of Glory1957)も忘れられません。 地味な題材で興行成績が期待できずにいたスタンリー・キューブリック監督を助けて資金調達を実現させた功績者で、カーク・ダグラスがいなければ実現しなかったかもしれません。 第1次世界大戦でのフランス国内での戦場が舞台ですが、フランス軍部隊内の官僚的で非人間的な司令官を指弾する内容で、フランス政府は「好ましくない」として上映を禁止したといういわく付きの作品です。   著者/ 佐藤成文(さとう・しげぶみ) 通称:セイブン 1940年東京都出身。早稲田大学政治経済部政治学科卒。時事通信社入社、海外勤務と外信部勤務を繰り返す。サイゴン(現ホーチミン市)、カイロ、ベイルート、ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス各支局長を歴任し、2000年定年退社。現在フリーランスのジャーナリストとしてロサンゼルス在住。  

  • カラフルラテで気分UP♪

    2020年02月12日 さとみるくの Happy Life Style

    名前:BBCM   地域:エルセグンド   内容:ハリウッドで大人気のカフェがエルセグンドのオフィスビルにひっそり登場。 モダンカリフォルニアにヨーロピアンがプラスされたキュートな空間は、疲れた頭をクリアにしてくれそう。   おすすめ:このお店のシグネチャーでもある カラフルなラテBBCM Signature Colorburst Latte   ポイント:目の前にフリーパーキングがあるのもカフェとしてのポイントが高い!   詳細:BBCM (The Butcher, The Baker, The Cappuccino Maker) 2041 Rosecrans Ave, Unit 140, El Segundo, CA 90245 (310) 593-9749 https://bbcmcafe.com/

  • ゴミの墓場に、アートの力で希望に輝く星を サステイナブルアーティスト 長坂 真護 Mago Nagasaka  

    2020年02月12日 ロサンゼルスで暮らす人々

    世界中の電子廃棄物が集まるガーナのスラム街、アグボグブロシーで貧困や環境問題をアートの力で変えようと様々な挑戦を続けるアーティスト、長坂真護さん。街に積み上げられている電子ゴミを使って制作される長坂さんのアートは、日本国内外で高い評価を受け1000万円以上の値が付く。

  • 【開催中~3/21(土)】 アート・オブ・モーション・ピクチャー・コスチューム・デザイン展示

    2020年02月12日 Los Angeles

    ハリウッド映画のコスチューム展が今年も開催される。作年公開された20本以上の映画に登場したコスチューム約100点が展示され、アカデミー賞受賞の衣装を間近で見られるチャンス。入場は無料。

  • Vol.48  大麻の裏マーケット  

    2020年02月07日 マリファナのおはなし

    ©Weekly LALALA   大麻の裏マーケットをブラックマーケットと呼ぶことがあります。初めに余談ですが、アメリカではブラックマーケットを「オフマーケット」と呼ぶようにしている動きが見られます。これはアメリカの歴史の中でアフリカ系アメリカ人(黒人)を「ブラック」と人種差別目的で使う傾向があったところから、ブラックという言葉を悪いイメージと繋げないためにも、「オフマーケット」と呼ぶようにしています。私も文中ではオフマーケットという言葉を使わせて頂きます。   大麻が合法である州には必ずオフマーケットと呼ばれる違法の裏マーケットが存在します。昨年アメリカ中を騒がせた、8人の死者が出た大麻のベープペンも、全てオフマーケットで購入された商品だったことにより、オフマーケットの存在が浮き彫りになりました。  

  • 【第十八回】 コービー・ブライアント

    2020年02月06日 アメリカ101

     コービー・ブライアントの突然の死は、歴史に残るバスケットボールの名選手だっただけに、文字通り世界を駆け巡った大ニュースですが、なによりもロサンゼルスにとっては、コービーが単なるスポーツヒーローではなく、ロサンゼルスという「街」を象徴するような存在であったため、その衝撃のほどは、devastation(惨害)という最大限の打撃を表現する単語を見出しに使った、代表的地元紙ロサンゼルス・タイムズ紙の報道ぶりに如実に表れていました。 1月26日朝のヘリコプター事故翌日27日の紙面では、一面トップの「ヘリ事故で死亡、次女ら7人も」という大見出しに始まって、スポーツ面や芸能・文化面で20本近い関連記事を掲載しただけでなく、別刷り12ページにわたる特別編集記事を広告なしに添付するという破格の扱いでした。 この異常なまでのカバーぶりは、コービーが、ニューヨークのタイムズスクエアといった核となる都心がなく、野放図に拡大を続けてきた広域都市圏ロサンゼルスにとって、過去4半世紀にわたり、ひとつの具体的な求心的存在となっていたことが背景にあるからです。    バスケットボールというスポーツ分野では、これまでにカリーム・アブドゥルジャバー、ウィルト・チェンバレン、ラリー・バード、マイケル・ジョーダン、マジック・ジョンソンといった伝説的な名選手がいたわけで、それにひけをとらない名選手ではあるものの、引退後に文化人・著作家として活躍したアブドゥルジャバーを除けば、「偉大な選手のひとりだった」という評価にとどまったかもしれません。 しかしコービーについては、優れた選手であるだけでなく、生まれから育ち、そして、四半世紀にわたる「アンジェリーノ」としての生き方が、20世紀後半以来の「世界の首都」としてのロサンゼルスの変容とシンクロナイズ(同時化)してきたという存在感が、このような桁外れの「コービー賛歌」の大合唱となっているのでしょう。   ハリウッドという薄っぺらの金ピカの街Tinseltownのイメージの強いロサンゼルスにとって、コービーが単なるセレブではなく、この都市がどのような意味を持つところなのかを体現してきたといっていいでしょう。 生まれはフィラデルフィア、NBAプレーヤーだった父親ジョー・ブライアントのイタリア・プロリーグ移籍で一家移住、少年時代の7年間過ごし、イタリア語を日常的に話せるようになります。 高校時代に才能のほどを披瀝、大学進学後にNBA入りという通常のコースをたどらず、ケビン・ガーネットに続き2人目の高校生からのプロ入りを果たします。その後は、多くの選手が移籍を繰り返す中で、1996年から20年間にわたるレーカーズ一筋の選手生活をすごします。 そして23歳で、高校を卒業したばかりのメキシコ移民の子女ビビアンと結婚。 そのためスペイン語も堪能となったことをきっかけに、メキシコ料理好きとなり、レーカーズのラティーノ・ファン層を飛躍的に拡大させるなど、多様性社会ロサンゼルスに相応しい存在となったわけです。 2003年夏には婦女暴行容疑で逮捕され、最終的には賠償金を払って和解合意というスキャンダルを引き起こすという騒動で名声に瑕疵となったものの、女性バスケットボールの普及活動、映画製作でのアカデミー賞受賞、児童書執筆、投資会社設立といった多方面で活躍していただけに、惜しまれる死です。   著者/ 佐藤成文(さとう・しげぶみ) 通称:セイブン 1940年東京都出身。早稲田大学政治経済部政治学科卒。時事通信社入社、海外勤務と外信部勤務を繰り返す。サイゴン(現ホーチミン市)、カイロ、ベイルート、ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス各支局長を歴任し、2000年定年退社。現在フリーランスのジャーナリストとしてロサンゼルス在住。  

  • 「Walk of Fame」周辺の開発計画発表  

    2020年01月30日

    【ロサンゼルス30日】ロサンゼルスのミッチ・オーファレル市議は30日、管轄するハリウッドの「Walk of Fame」周辺の開発計画を発表した。   「HEART of Hollywood」として紹介されたマスター・プランは、Gower StreetとLa Brea Ave間のハリウッド通りに焦点を当て、歩道を広げ、屋外のダイニング・エリアを増設し、樹木や街灯を増やすなどの内容。サイト「heartofhollywood.la」で一般からのフィードバックを求めている。  

  • 【開催中~2/2(日)】 アナと雪の女王 ミュージカル

    2020年01月29日 Los Angeles

    2013年に公開されたディズニーのアニメ「アナと雪の女王」を原作にしたミュージカルが、ハリウッドで上映されている。現在、映画の続編も公開中なので、併せてこのホリデーに鑑賞してみるのもおすすめです。入場料は大人$39~。

  • 【2/4(火)~3/21(土)】 アート・オブ・モーション・ピクチャー・コスチューム・デザイン展示

    2020年01月29日 Los Angeles

    ハリウッド映画のコスチューム展が今年も開催される。作年公開された20本以上の映画に登場したコスチューム約100点が展示され、アカデミー賞受賞の衣装を間近で見られるチャンス。入場は無料。  

  • 【1/26(日)】 ルナー・ニューイヤー・セレブレーション

    2020年01月22日 Los Angeles

    ハリウッドの観光地としても知られるファーマーズマーケットで中国の旧正月を祝うイベントが行われる。伝統的な中国の踊りや獅子舞、武道などで子年の到来を祝う催しがいっぱい。