連載・コラム マリファナのおはなし

編集: Weekly LALALA - 2019年09月13日

Vol.28   ハイになる食べ物、エディブル その1

 

 

マリファナを燃やして吸う、ベープする他にも人気のマリファナの摂取方法があります。それはTHCやCBDが含まれている食べ物、エディブルです。

ディスペンサリーに足を踏み入れると同時に、エディブルに馴染みのない日本人の度肝を抜かれるのが、エディブルの圧倒的な品揃えです。グミ、チョコレート、クッキー、ミンツ、はちみつ、プレッツェルや飲み物、健康志向なアメリカならではのグルテンフリーやビーガンオプションに至るまでのバラエティの豊富さに驚かれることでしょう。

マリファナがまだ違法とされている国ではなかなか聞き慣れないマリファナの摂取方法ですが、こちらロサンゼルスでは「エディブルしかやらない!」という人もいるくらい、とても重宝されているんです。

©Weekly LALALA

●上写真:一粒THC 5mgを配合したサティバのグミ

 

ではエディブルのメリット、デメリットを見てみましょう!

<メリット>

・食べるだけなので摂取方法が簡単で匂いも出ない。

・煙を吸わないので喉や肺への負担がない

・一度摂取すると効き目が長い

・体の中から効くので鎮痛、睡眠障害、PMSや食欲減退に効果が大きい

 

まず食べるだけでいいという摂取方法の簡単さと、匂いがでないのでどこでも自分のタイミングで摂取しやすく、持ち運びがしやすいというのも人気の理由です。仕事中に上司や同僚に知られずに摂取して集中力を高める人もいれば、少量を摂取して子育てのイライラをコントロールするという方も多いようです。

また、クリスマスなど家族で集まるイベントの多いホリデーシーズンはエディブルがよく売れるのも、摂取方法の簡単さから、席を外さずにマリファナを摂取できるからといえます。

 

<デメリット>

・食べてから効いてくるまでに時間がかかる(平均30分から1時間。効いてくるまでの時間は人による)

・自分にあった摂取量を知らないと過剰摂取によるオーバードーズが起こり可能性がある

・一度摂取すると一定時間ハイから抜けることができない

 

エディブルは摂取してから少し時間が経って効果が出始めますが、これも個人差があります。デメリットと記載しましたが、慣れれば何も問題はないです。

効果を感じるまでにかかる時間は空腹時か、食事をした後なのか、どれくらい摂取したのか、体の大きさや代謝がいいのか悪いのかなど、色々な条件が関わってきます。

成人の一回のエディブル平均THC摂取量は20〜50mgとなっていますが、これも人によります。

私は最初5mgから初めて、今でも一度に20mgほどしか摂取しません。

●上写真:規制がかかるまで普通に売られていたTHCを1000mg配合したとても強いブラウニー

 

そして、エディブルを食べたことのある多くの人が一度は経験するのが、エディブルの過剰摂取によるオーバードーズ。エディブルのオーバードーズはかなりキツく、しかも一度摂取してしまうと後戻りできない大変な状態に陥ります。水をしっかり飲んで心を平穏に保ちながら時間が経つのを待つしかありません。

以前、私が旅行中に間違えて75mgのグミを摂取してしまい、ビルの屋上に登ったことがありました。その時には、心臓がバクバクしてパニックを起こす寸前だったという、恐ろしい経験があります。

現在ではエディブルにも規制がかかり、少しずつ摂取するスロードーシングが基本です。各エディブルの総合THC含有量は100mg以下で1ピースで何mgというように、自分がどれくらい摂取したかわかるようになっています。

2018年以前のエディブルの規制がなかった頃は大きなクッキー1枚で250mgや、大きなブラウニー1つで1000mgと、摂取量がわかりづらいものが多くあり、それによるエディブルの過剰摂取が相次いでいました。エディブルもベープ商品と同様に、各ブランド商品の検査を行い、その検査をパスしてから市場に出回っているので安全管理もされています。

次回はエディブルのハイはどんなハイなのか、さらにどのような商品がマーケットに存在するのかご紹介したいと思います!


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■カンナビスライフスタイルアドバイザー

Blue Dreamz Eiju

茨城県出身、ロサンゼルス在住10年目。2010年に語学留学目的でロサンゼルスに渡米後、メルローズ沿いの洋服屋でマネージャーとして勤務する。独自のセンスを生かし、セレクトシューズブランドADORE Los Angelesを立ち上げ順調に売り上げを伸ばすが、兄の死をきっかけに目的を見失う。人間活動に専念しようと生きていく中で医療大麻というものを知り、LAローカルたちの大麻に対する価値観の違いに衝撃を受ける。自身も医療大麻に助けられたという経験から、LAのマリファナシーンに身を投じるべくLAダウンタウンにあるカンナビスディスペンサリーで働き始め、マネージャーを務めるという経歴を持つ。

「日本人は小さい頃から大麻は人生をダメにするドラッグだと教えられる中、世界各国では医療用、そして嗜好用大麻が続々と解禁になっているのはギャップがありすぎるなと思いませんか?大麻にはメリットがあります。大麻によって精神的にも肉体的にも助けられた人をたくさん見ました。大麻先進国ロサンゼルスの事情をお届けし、大麻に偏見がある人の意識を少しでも変えていけることができればと思います。」

Instagram : @bluedreamz

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